2011年1月25日火曜日

7N7 NOS球

実は・・・NOS球を買っていた。

先日は修行が出来るまで現行球にしておくなどと言っておきながら、先週ebay見てたらびっくりするくらい安いSylvania 6SN7 GT Badboyを見つけた。ペアで送料込み4,800円。これなら失敗しても後悔しなだろうと思って買っていた。

それが昨日届いて開けてみてびっくり!


 そうです。足が違ってるのである。どうしたら良いのかわからずebayで売ってた時の説明をよくよく見てみたら・・・7N7 to 6SN7 Adaptorというのを使って試してみたと書いてあった。それで7N7 to 6SN7 Adaptorというのを調べたら・・・あった。台湾から送ってくるそうだ。

急速にいろんな目にあってる気がする。

2011年1月23日日曜日

曙光 2A3C Part.2

先日交換した時はこの2A3の評価はあんまりぱっとしなかった。念のためある程度鳴らしてから点けっぱなしにしておいてから評価したのだが・・・実は真空管のエージングには電源を入れっぱなしだけではダメだそうでがっくり、実際に音を奏でないとエージングニならないそうだ。


で、仕切り直し。この2~3日鳴らしてみているのだが印象はだいぶ良くなった。ケーブルも常時使っているカナレ4S8Gからベルデン8470にするとさらに良くなる。今まではSOVTEKの2A3がメリハリ・ハイ上がり系だったためカナレの方が欠点を補ったのだが、曙光の球に替えて高音が抑えられたため元気が減った。ベルデン8470にしたほうが音がフラットになり低音もタイトになり全体が整理るようだ。

これなら曙光2A3Cの方が良いと思える。やはりシングルアンプの良さはたっぷりあるので、V40SEとは違った良さが出てる。朝令暮改、しょっちゅうあるのだ(笑)

2011年1月16日日曜日

曙光の2A3C

私のSV-2A3はエレハモの6SN7とSOVTEKの2A3が付いている。オリジナルのアニバーサルモデルのままなのだが、いまのところ一番良い感じだと思うものの、もう少し音が細くならないほうがいい。MELZ 1578が使えなかったのでTUNG-SOLの6SN7を狙っているがまだ購入していない。MELZもアンプの調整次第で鳴るかもしれないが、幾らか支払ったのに使えなかったわけで、まだまだ自分がNOS管で遊べるには修行が要るんだろう。リスクを避けて現行球のなかで選ぶとするか。



調べた結果、現行球で一番よさそうなのは曙光の2A3Cみたいだ。300Bとかわらない物量の投下がなされていると書いてあった。これを中国から直接輸入してみた。これだけだと送料がもったいなのでついでに曙光の300B(ナス球)も買った。これはTU-8300の300B-98と交換してみたらどうかと思った。

SV-2A3に曙光の2A3Cをつけ一晩いろいろ聞いてみた感想は、馴らしが終わって無いのだが、いわゆる「まっとうな音」。SOVTEKのヤンチャな音と比べて大人の振る舞いで堅実な音になった。SOVTEKで聴けたたっぷりの低音やハイ上がり傾向は消え、女性ボーカルはずいぶんおとなしい感じ。艶とか色気がないやん・・・・

そういう経緯でまたオリジナルの恰好に戻されてるかもしれない。

2011年1月15日土曜日

悩ましきMELZ 1578

今日の夕方頃、頼んであったMELZ1578がウクライナから到着した。
喜び勇んでSV-2A3に付けてみるとちゃんと音は出た。ややレンジが狭いがエージングが解決するだろうと思いしばらく聴いていると・・・パンパンとスピーカーから音がします。どうやらMELZ1578が原因みたいで、電源入れ直して聴いても同じ現象だ。

私には原因を突き止められない。残念だ。

2011年1月11日火曜日

SV-2A3で Kit LS3 VS. すぴ研 HDB-CHP70 試聴

箱はHDB-CHR70だがユニットはペーパーコーンのCHP70なので名前をHDB-CHP70に訂正した。このSPは低音がよく出て全体に音が明るいハッピーなサウンドである。高音も細やかで良く出るがSV-2A3との組み合わせではやや荒れた感じに聞こえる。




エレハモのプリ球がこれを抑えるキャラへ振れるのだが、SOVTEKの2A3がハッキリ音なので、全体には高音が強い。曙光の2A3を発注してあるので到着したら試聴してみたい。

SV-2A3で聴くCHP70は朗々と鳴る。低音の量感はKit LS3よりもあるが、どうしてもバスレフ特有の「もあっ」とした傾向になる。CHP-70はSV-2A3の量感のある低音を「どんどこどんどこ」と鳴らす。音が柔らかく心地いいのでこのまま「どんどこ」聴いていたい気にもなる。CHP70はフルレンジの良いところ、音が全体に素直で澱みがない。昨日LE-8Tを聴きに行ったのもフルレンジには大変興味があるからだ。

Kit LS3で聴いた場合、HDBよりも高音が抑えられるので音が落ち着くものの、ハオ上がり傾向自体は残っている。ネットワークで調整された音なので低音もでるし高音も出る、音も濃いしバランスも悪くないがフルレンジに感じた澱みなさは後退してしまった。

SV-2A3アンプの高音がきつく感じるので、注文してあるプリ球と2a3が届いたらもう一回この評価はやりたいと思っている。今日はあまりうまくいかなかった。

2011年1月10日月曜日

SP-LE8Tを聴きに行ってきました

昨日は前から気になっていた山水のSP-LE8Tを聴いてきた。時にいっそビンテージにしてしまえばもうSP選びに迷うこともないかなと思ったりもしていた。 LE-8Tは聴いたことが無かったので興味津々、ヤフオクでも人気のいわゆる「銘器」なので期待感も高くショップで聴かせてもらった。

ほんとに高音が出ない。おまけに低音ボン付くし。女性ボーカルが「カーカー」とカラスが鳴く様な音で鳴る。しばらく聴いていて耳がだいぶ慣れたが、「なんでこれが良いの?」

ところがサランネットを外したら音は激変。案外鳴るじゃないか。高音は足らないけどかなり出るようになって、併せて低音が改善され全体にまとまってきた。自分の好みの音とは違うという認識の確認にはなったが、これはこれで「あり」だなと思った。

帰ってきてもちろんAnthorny Galloのネットを外したのは言うまでもない。こちらも激変、音が一皮むけrて夜遅くまで聴き入ってしまった。スピーカーにはネットは害だな。

2011年1月7日金曜日

SV-2A3で Kit LS3 VS. すぴ研 HDB-CHR70

すぴ研はダブルバスレフ方式の箱が売りのSP BOXのガレージメーカーである。最近はMark Audioのユニットと組み合わせてずいぶん活躍しているようだ。

Mark Audioについて、世間的にはJordan WattsのJordan氏とMark AudioのMark氏が師弟関係であったことから、Mark Audio製品はJordan Wattsの製品と同系列でかつ安価だ考えられてるようですが、個人的には音は違うと思っている。


HDB-CHR70は良いバランスで鳴る。メタル振動板が故の高音の華やかさが嫌だったので、あえてMar紙振動板のユニットが付いてるHDB-CHR70 ペーパーユニットの方を持っている。(日本限定発売品とは知らなかった)

SV-2A3でHDB-CHR70とKit LS3と比較することにした。

2011年1月5日水曜日

SV-2A3 20TH アニバーサリー VS. ノーマルモデル

今日は楽しいことをしていた。


奥に見えるのがSV-2A3 20TH アニバーサリーモデル、手前のがノーマル版だ。球を交換しながらえ聴き比べて見た。好みのほうを残して一台はヤフオクへ出そうと考えていたが、どちらも一味あってこれがなかなか決められない。

アニバーサリーモデルのほうは高音の伸びが印象的だが音が細い。ノーマル版のほうは明らかに帯域が狭いが、その分音の骨格がしっかりしている。

プリ球のほうで音の傾向が決まるので、アニバーサリーモデルについていたelectro harmonics製の6SN7と、ノーマルモデルについていたRCA製6SN7を交換してみたものの優劣が決められない。

electro harmonicsの6SN7はぱっと聴くと音が眠い。ネットで「ボケボケ」と書かれていたが、じっくり聞くと眠いんじゃなくて柔らかいだけだ。ずいぶんと雰囲気のある音で、温まってくるとちゃんと出るべき音は出てくる。優しい音なので、流しっぱなしにするには良いかもしれない。

RCAの6SN7はずいぶん張りが有ってはっきりした音だ。こっちのほうが好みだろうと昨晩までは思っていたが、昼間にボリュームを上げて聴いてみると奥行き感があまり出ない。それに音に荒さが出る。

Kit LS3だけだと細かいことが分かりにくいので、メインのAnthony Gallo Reference IIIで聴いてみた。このスピーカー、見た目は変だが音は野太くてまとも。10cmのカーボンファイバー製のミッドレンジにスーパーツイータとスーパーウーファーが付く構造で、音が科学的なので比較視聴には適してると思っている。

結局プリ球どちらも不満足。別なのをネットで捜したところMELZ 1578というソビエトの軍用管が最高だと書かれているのを見つけ、ヤフオクで調べたら2本で25,000円! 中古でアンプを買う身にとってはありえない数字だったので、ebayを捜して買ってみた。2本で1万円でした。ウクライナから送ってくるそうですがホントに届くのだろうか・・・

2011年1月4日火曜日

サン・オーディオ SV-2A3 真空管アンプ

ネットで評判のいいサン・オーディオのSV-2A3は以前から欲しかったので、ヤフオクでノーマルのSV-2A3とアニバーサルモデルの両方を買った。

ノーマルとアニバーサリの違いは、
1.ハイグレードコンデンサの使用
2.ハイグレードボリュームの使用
3.ハイグレードSP端子の使用
4.ハイグレード真空管ソケットの使用

だそうで、ノーマルのSV-2A3にこれら部品を換装すれば同等品にすることが出来るらしい。

このアンプの出力インピーダンスは1個固定なので8オームになっている。Kit LS3をつなげて、電源を入れたまま放置。しばらくしてから音出しをしてみた。

「しなやかで優しい音」 「微細な表現」 「量感の豊富な低音」

オリジナルで付いていたプリ球はELECTRO HARMONICSの6SN7。ややボーカルが引っ込む感じがするので、RCA管に交換してみると元気になった。音が前に出るようになったが奥行き感は減退。それでもずいぶん柔らかい表現なので、1日中流して聴いてるには適した感じ。レンジ感も広く細かい音も質感も良く出る。

やや線が細いが、なるほど良いアンプだ。