2011年6月28日火曜日

AH! に EHの6922

AH!のNjoe Tjoeb 4000にEHの6922を付けてみた。 全然ダメ、音がこもってしまった。 

僕はやっぱりEHとは相性が悪いようだ。 

ebayでSiemensのCCaを買った。まだ到着しないが6DJ8系最高と言われる音に期待したい。

2011年6月27日月曜日

MYRYAD MC-100 CD Player

今使ってるAudio AnalogueのROSSINI CDPにやや不満が有って、高音は良いのだが低音が出にくいこと、左右のバランスがややおかしくなってきたことだ。 ここは真空管式なので球を変えればいいのかもしれないが、あのPC用のCD-ROMドライブをそのまま使った筐体にもやや疑問もあって、評判の良いMYRYAD MC-100を入手してみた。



音だし最初に思ったこと。

「音が厚いな」

しかし解像感は大したことない感じだ。 しばらく鳴らすとだんだん本気モードに。 かなり寝起きが悪いCDみたい。 最終的にはメインCDの座をROSSINIと交代させてた。 なるほどなかなか良い音だ。

一方のROSSINIの方も球をかえてやることにした。 EHの6922(6DJ8互換)が付いていたので、AH!に付いていたPhilipsの6922に交換したら、すごく良くなった。 甘さが無くなって透明感が増し、高音が硬くなってちょうどよい感じ。 やっぱりEHは音が甘めの様だ。 球の交換は面白い。  ではTESLA使用中のAH!にEHを付けてみたらどうなるかな?

2011年6月19日日曜日

放射能 防護服、おいおい

もし4号炉がおかしくなったら・・・ と考えていたら放射線の防護服って幾らくらいで買えるのか興味がわいたので、またまた楽天を見てみた。

たくさんの防護服が売られているけど、おいおいタイペック(デュポンの生地)じゃあガンマ線は防護できないよ。買う側の心境から考えると霊感商法みたいだ。

ガンマ線防護には効果「ゼロ」だと思うけど。

なら空気漏れの少ない雨合羽を買っておくことをお勧めしたい。 タイペックのと被爆への効果が期待出来ないのは同じ、どちらも「核物質を含んだ塵や埃」が付着するのを防ぐ効果しか無いからね。

本質的には被爆を防ぐには爆心地から距離を置くこと以外は方法が無い。 つまりパスポートを整備して海外への渡航券を買っておくか、関西より西に賃貸物件を確保しておくことが最大の防護だろう。 そのためにはどの程度のガンマ線が届いているかを常に知っておく必要があると思う。 

汚染水に含まれる放射性ヨウ素は活性炭式フィルターで弱めることが出来るらしいので活性炭フィルター式の浄水器は悪くないかもしれないが、過信は禁物だ。

GM-10 ガイガーカウンタの数値

しばらく放置してグラフが出来上がるのを待ってみた。 観測データはSW83とあまり差異は無い様だ。ともに0.12~0.16マイクロシーベルト/時間。 東京~名古屋まで大差ない模様。 

しかし福島4号機がおかしな感じがする。 きっとまた政府は何か隠してるのではなかろうか。 しばらく観測を続けてみたい。 食品の方も方策を考えておかないと。 

産地偽装が慢性化する気配があるからね。

2011年6月17日金曜日

USB接続型ガイガーカウンタ

以前買った中華ガイガーカウンタでは見ていないときに急に上がった数値などが見えないので、USB記録型のものを買ってみた。 



割合有名なBlackcat SystemsのGM-10である。 なかなかいい感じだ。 使いかってなどは後ほど・・・。

2011年6月15日水曜日

放射能汚染食品の流通が始まる頃

福島の影響を受けた農作物や牛乳の出荷が始まる(始まったのか?)。それらを摂取すると内部被ばくが起こって子供は特に影響が出る。 甲状腺に溜まりやすいのでのどがはれ、がん化する。 脊髄に影響を及ぼして白血病になる。 

食品の放射線量を測定するのは今持ってるガイガイミュラー管タイプの測定装置では測れないらしい。シンチレータというセンサーが要るそうだ。 測定の方法も面倒くさい。 牛乳(もともと飲まないが)の場合2リットルの検体が要るそうだ。 野菜はみじん切りにしてタッパーに入れて測る。

楽天で食品も測れますと売ってる30万円くらいの装置を見たが、きっと測れないだろう。 食品の測定は段取りと方法が難しいのだ。 食品測定には間違っても買わないことを提言する。

さあ、どうするか思案中。 PC接続型のシンチレータプローブでも買ってソフトでも書きますかね。

実は DP2X

DP2Xを買った。 DP2持ってるけどmaroさんのブログに書いてあった「オートフォーカスが速くなった」の一言で買ったようなものだ。 DP2はヤフオク行きにする予定だが、このDP2はたいして使っていないのでお買い得だろう。 

以前もDP1 -> DP1s -> DP1Xと買い替えた経緯があるので、シグマさんからみたら良いカモになってるようだ。 あまり技術を小出しにしないで欲しい。

その代わりと言っては何だが、SD1は買わない。僕にとってはシグマはDPシリーズそのものだ。 一眼については別に持ってるので満足している。

(前のENERGYの写真はDP2Xで撮影した)

AH!Njoe Tjoeb 4000

ヒノの300BやENERGYを繋げているCDプレーヤはAH!のNjoe Tjoeb 4000というものだ。マランツの安いCDプレーヤーを改造して真空管式に替えてある製品だ。 凝ったことがやってあるのだが音は大したことない。 ただ真空管を変えれば音が変わるので遊べるプレーヤーだし、思想は結構好きだ。



今付けてる真空管はTESLAのECC88 金メッキ品なのだが、もうひとつ高音に伸びが欲しいのでMullardのECC88に交換したら良くなるかもしれないと思ってやってみた。

しかし結果はもうちょっとすっきり系の球の方が良いみたいだ。 やはりTelefunkenか・・・

V40SE と TRIGON ENERGY

Googleで V40SEや ENERGY で検索すると出てくるブログ記事でTRIGONのENERGYの評価があまり良く書かれていないのを目にする。 最近は個人のブログも購入の参考にされることがあるので、ここは両方持ってる僕が訂正しておきたい。(今はV40SEは黒銀の2台ある)





じっくり時間をかけて鳴らした結果を言えば、実は両方とも良いアンプなのだ。 ともにドイツ製、V40SEは真空管らしからぬワイドレンジ、一音一音を輪郭を描きながらなぞっていく感情的で熱いタイプ、ENERGYはトランジスタらしからぬ柔らかさでやや抑え気味に音をたくさん鳴らす知的で冷静なタイプのアンプだ。

僕の場合はナローレンジの409 Specialと、スワンの完成形の様なAntorny Gallo Refernce IIIが中心なので、その範囲での判断になる。 クローゼットにしまってあるLINNのNINKAで聴くと印象が変わることをお断りして続けさせていただく。

そろそろ暑くなってきたので真空管アンプはきつい。ENERGYは仕舞ってあったので久しぶりの登場なのだが、これはこれで実にイイ感じで鳴る。 SV-2A3に音が似てる。 華やかで柔らか、ややきらびやかな高音の美音系のアンプだ。 SV-2A3よりワイドレンジでもうちょっと骨格めいた音がするのは硬めの低音だからだろう。 女性ボーカルは声だけが浮かぶのではなく、楽器といっしょに聴こえてくるので、こういう点で声だけ前にでるV40SEとは異なる。 しかしボーカル無しの場合は楽器が割合前に出てくるのが不思議だ。 

解像感はENERYの方が高いと思えるのは、鳴る音が実に多いからだ。高音もよく伸びるが音が柔らか目なので耳に刺さるようなことは無い。

僕はV40SEの輪郭をなぞらえた様な音も好きなので、しばらくはV40SE+Gallo, ENERGY+409 の両方鳴らすことにしてみる。 これを逆の組み合わせにすると良くない。 

どちらが良いとかではなく、どの組み合わせで良く鳴るかであって、組み合わせを変えてみないと評価は出来ないと思う。 真空管の交換とも似ている。

この2台のアンプが表現する世界観が違うのが楽しめそうだ。

2011年6月13日月曜日

対マイクロフォニック 真空管クーラーダンパー

ヒノの300Bアンプの構成は初段が12AU7で次段が6J5GTで、そのあとに300Bにつながる。 他に持ってるシングルアンプは初段に真空管1つだけ(12AT7とか12AX7とか)なので、わざわざ2段にしてる理由が判らなかった。

ネットでいろいろ見てたら、初段の12AU7で軽く増幅して重心を下げたうえで6J5GTに渡す、みたいなことをやってるかららしい。 なるほどそれで音が良いのだな(と納得)。

最初から付いていた6J5GTはKEN-RADのガラス管NOS球だったが、これがマイクロフォニックノイズ拾いまくって歩くだけでSPからポンポン音がする。 苦になったのでSylvaniaのJAN 6J5GT/Gというのを2本用意して交換した。 マイクロフォニックは止まったのだが音が冴えない。 高音が伸びないし艶やかさが無い。 

しばらくの間これで聴いていたのだが我慢できずにKEN-RADに戻してSPからパンパン言わせていたのだが、画期的なグッズを見つけた。

「PEARL OCF-8 TUBE COOLER DUMPER」で、2本で送料込3,000円程度のものだ。


薄いアルミでできたジャバラ放熱板で真空管をくるんで、その外からシリコン輪ゴムで押さえるだけだ。 冷却と振動対策を同時にできるすぐれものだ。 確かに床を飛んでみてもマイクロフォニックノイズはたまにしか聞こえない。 これはおススメだ。

V40SE / KT88 試聴

買った黒のV40SEを先日のあまり音が大きく出せないところから、大きな音も出せるいつもの場所へ移動させた。 これでEATのKT88の音がちゃんと聴ける、はずだった・・・ (手前シルバー、奥ブラック V40SE) 




音を出し始めて左の音が小さいような気がした。それもかすれたような何だか初めて味わう変な感じがした。 黒V40SEの真空管カバーをはずしてよく見てみたら2個目の球のヒータがー点いていない。 調整かもと思いバイアス電流を上げるにも、全く上がらない。 もしヒーター回路の故障なら厄介だ。 

以前V40SEに付けようと思って買ってあった Golden Lion KT88 Premium Matched Quad に差し替えてみたら問題無く音が出た。 ヒーターは問題ない。 残念なことだが目当ての EATは1つ切れているようだ。 

今回買ったヤフオクの出品者から商品説明を読み返してみてもそんなことは書いていない。 たぶん書いてあっても落札したであろうから別に気にしないが、知ってたならちゃんと申告しておいてほしいものだ。 そういえば落札後だが、取引ナビに何故にV40SEのような素晴らしいアンプを手放したのかを尋ねたが返事は無かったなぁ。 

結局V40SE / Golden Dragon KT88 Premiumになったのだが、これがなかなか素晴らしい音だ。 EL34の美しいハーモニーとはことなり、KT88の場合は音が強くて低音がさらに沈んで聴こえる。 全体に迫力が出るのだ。 

気を良くして今回の黒V40SEに付いてきたもう1組のKT88(スベトラーナ)を銀V40SEに付けてみた。同じアンプに違う球を載せて並べて鳴らせば、球の音色の違いはよくわかると思う。 しばらく楽しみだ。

2011年6月10日金曜日

V40SE BLACK

OCTAVE V40SEは悔しいくらいすばらしいアンプだ。音場感、押し出し感、帯域どれをとってもかなりの満足度で全体のバランスが良い。 やや楽器を個々にならしつつ、きつくならない程度に高音が伸びていて、やや量感を伴った低音がある。 きっと何でも上手に鳴らすだろう。

今はシルバーのV40SEと強化電源Black Boxを使っているのだが、たまたま黒のV40SEの美品中古品を見つけたので買った。 理由はこの個体が新しいこととEATのKT88を積んでいたから。 この球は4本で10万円くらいするのでこれを併せて考えれば安いと思ったからだ。


とりあえずLS3/5Aに繋げて音だししてみた。KT88の音色はEL34オリジナルに比べ元気だ。高音がきつめな感じがするが悪くは無い。 SV-501SEと比べて破綻の無いフラットな音、面白みにかけるとも言えるが僕にとってのリファレンス的な存在としてはちょうどいい。

このすばらしいアンプが少しでも広まってくれるといいのに、と思った。
(SV-501SEも10万円近辺の定番商品だ)

2011年6月6日月曜日

sm1.0と SV-2A3

SV-2A3は全体に柔らか目ではあるが華やいだ音がする。 明るくしなやかな中高音、量感ある低音がなかなかの美音を奏でる。 しかし低音域はあまりしまっていないので、クラッシック再生に分がありそうだ。

sm1.0は低音があまり出ないので、SV-2A3と組み合わせてみた。 予想通り華やいだ音になって低音の量感がアップしたのだが、ややボンつくようにも聴こえる。 DIGの時は感じなかったわけだから、SP BOXの容積の問題かもしれないが、SV-2A3であまり少容積のSPは鳴らさないほうがよさそうだ。

sm1.0には300Bアンプの方が相性が良い。

2011年6月5日日曜日

SOULNOTE sm1.0

前から聴いてみたかったSOULNOTEのスピーカー。 元NECの技術者でA10アンプを設計した 鈴木さんという方が興した会社だと記憶している。 アンプも特徴あるがスピーカーも評判が良いのだが、未だに聴いたことは無かった。

ヤフオクでsm2.0あたりが激安になってきたので買おうか迷ったが、ネットの書き込みなどを調べていくうちにロック向けの激しめ音がすることが判ったのでやめておいた。 ならばフルレンジ一発のsm1.0ならばそんなことはあるまいと想像していた。 どんな音が良いかを決めるのは自分自身だから、sm2.0だって類似のマランツProだって好きな人はいるだろうし、 sm1.0の音を高音がビシバシ来ないという理由で手放す人もいるだろう。そういうタイミングを待っていた。

こっちは409 Specialで満足するような状況だから高域の周波数特性はあまり関係ないわけで、どちらかというとフルレンジ一発が好きだから、やっぱりsm1.0の方だろう。

ここ半年くらい値ごろ感のあるものを探していて、やっと巡り合うことができた。


セッティングもそこそこにして、SV-501SEに繋げてみた。 今のSVはプリ球がBUGLE BOYで300Bは曙光のナス球で409的にベストの状態にある。 

最初の印象は「音が速め」「高音は思ったより伸びてる」「低音は軽い」で、音色そのものは良い。 CDをいろいろ取り換えて聴いてるうちに紙臭さが気になったので、アンプをヒノの300Bに替えてみたところ、紙臭さが消えて透明感が上がって、尚良い感じになった。 ヒノのアンプは初段をtelefunkenにしてあるから音は硬めだが悪くない。

鈴木さん、良い仕事するね。 音の筋が大変良いです。 低音出ないのはセッティングである程度出るようには出来るだろうからあまり気にしないで良い。 ドラムのスネアの音とピアノが特によろしい。 この価格でこの音なら大満足だ。  

2011年6月2日木曜日

放射線測定値

いろいろ持って歩いたが、0,08~0.16マイクロシーベルトくらいだった。中部大学の武田先生というちょっと変わった先生がブログでいろいろ書いてい たのを見たら、0.6マイクロシーベルトを超えなければ安全だと言って良いらしい。

東京と名古屋で測ってみたが、東京はおおよそ名古屋の40%アップだ。福島からの距離を考えればあたりまえか。

SW-83の電源をずっと入れっぱなしにしていて、気が付いたときに目で見てるので、実は時たま高い値が出ていても気づくことが出来ない。 USB接続型のガイガーカウンタを買ってグラフにしてみないと落ち着かない気がする。

SW83 ガイガーカウンタ買った

放射線が気になってガイガーカウンタを探していた。 すでに国内は異常な値段になっていたので ebayをいろいろ探してみたがそれなりに高くなっているのは日本からのオファーが多いのだろう。 

いろいろ調べるとドイツのガンマスカウトが一番らしい。 本来は10万円くらいなのだが在庫はどこにもないし国内では26万円ってすごい値段が付いている。 実はγ線だけを測らないと正確な数値にならないそうなのでこの機器は最適だが、自分用途なら普通に参考値が見られるものでいいので予算は5万円を超えないということで探すことにした。 

YOUTUBEなどでの機器比較を参考に、AMAZONで売ってるPDA工房さんのREN-200という機器が価格的にも数値の正確性でも中庸だと思った。しかしこのモデルは中国産のSW83のラベルを貼替えたOEM品なので、元のSW83を探したほうが安そうだ。

そこで ebayで中国人が売ってるSW83を見つけた。価格は35,000円だ。



注文して1週間もしないうちに届いたのは立派だ。 早速電源入れてみたら10秒くらい動いてエラーになる。 何度か試したのだがエラーで何も測る事が出来ない。 どうしようか・・・。

こういう場合海外から買うとめんどくさい。メールして中国へ返送して新品交換してもらう訳だが規制商品に該当したりすると、いろいろ書類が厄介かもしれない。 

「自分で修理しようかな」 たぶんこんな感じのエラーの場合は測定管が外れてるだけとか、そんな程度だろうと思って、ねじを4個とってふたを開けてみたら案の定だった。 測定管の半田付けがイモで取れてたので、ハンダを付け直してみた。 電源を入れてみたらどうやら動いているようだ。 ラッキー。