2014年10月21日火曜日

その名も"JB-320LM"を注目している件

キット屋の大橋さんが長い沈黙?から復活した模様だ。個人的には大橋さんの仕事の仕方は嫌いじゃない。 一貫して「いつも一生懸命」な気がするからで、いろいろ言う輩が多いみたいだけど、さてその人たちは自分は何かしてますの?って思うことがある。やるのは難しいけど批判は簡単だ。

ところでまだ価格も決まってないけど新製品のJB-320LMという商品が大変気になっている。

 (写真は勝手に掲載。問題あるならクレームお願いします)

ここ最近シングルアンプ付いていて、唯一のMACTON EL34 PPも出番が減っている。TU-8200Rを注文したのだが、そのままでは音がまとまりは良いのだが大したことないことは知っている。コンデンサとトランスの換装が必要なことも覚悟しているのだが、このJB-320LMは音決めを大橋さんがやってるので、のっけから期待している。加えて重量が21kgとは!これまた重いのでどうしても期待せざるを得ない。

ただ過去を振り返ると、本当に気に入って手元に残しておきたいと思う確率は半分くらいで、例えばSV-501SEは残したがSV-722マッキンは残さなかったので、過度な期待は禁物かもしれない。

価格は球なしで13万円という予想をしてみた。300BをEL34がドライブする音はどんなのか楽しみだ。初段が310Aでなく6C6である点も見逃せない、310Aが高騰しているご時世、なんて親切なんでしょうか。発売は来年ということなので気長に待つことにしている。

2014年10月18日土曜日

M2Tech HifaceがWin7でOkだった件

先日HifaceがWin8でNGだったので、HifaceEvoに換えたことを書いたのだが、Win7 Pro(64bit)では問題なく動くようなので、HifaceはこちらのWin7Pro環境で使うことにした。

音はもちろん満足できる水準だ。WASAPIではEvent modeは使えないと聞いているのでその分でマイナスはあるが、EventであろうがPushであろうが出てくる音に大差ない。

難点は使い勝手が悪いこと(出っ張るので)と、外部電源を供給できないためこれ以上の音質アップはケーブルに頼るしかないことくらいだ。 Evoは外部電源で、おまけに外部クロックも供給できるので、そちらは今後の拡張を考えてみたい。

主観になるがEvoの音よりHifaceのほうが音が明るい気がする。Hifaceはかつて一斉を風靡したDDCだったが、細かいことを言わなければ今でも十分使えることがわかった。 

TU-8200はなかなか良いと再認識した件

ElekitのTU-8200はそこそこ良い音だと思ってはいたのだが、ダック電子堂のM162と鳴らし比べてみて、改めて良い音だと思う。




僕の好みの構成は、前段12AU7に東芝の8514AまたはGDのE82CC、パワー管はエレハモのEL34(KT88でもいい)で、カップリングコンデンサが交換してあるもの(今はAudioCap)なのでオリジナルのままでは無いが、これもプリアンプを使わずDACダイレクトのほうが音がピュアだ。

M162のほうが音場表現が優れているが、逆にTU-8200では1個1個の音を鳴らすのが得意だ。はっきりくっきりしていないのは両社ともだが、音の純度が高いのはTU-8200のほうだ。値段差は3倍くらいあるので、その割にTU-8200の善戦が目立つ。 

DACとの接続線だが通常はゴッサムのGAC-4/1だが、今回は単線ものにして音をよりシャープにしたほうが良かった。

夜にフルレンジスピーカーを小音量で楽しむには十分な音質だと思った。

ダック電子堂 M162アンプがただ物でなかった件

ダック電子堂が提案する音は好きな音だ。 

ManreSaシリーズとElcheの両方のスピーカーを持っているのだがこれがなかなかのものだ。 どちらもフルレンジを使った何の変哲もないスピーカーなのだが、鳴らしてみると如何にも音楽を楽しむためのものだとわかる。

良く見てみるとバスレフレックスの方法に工夫がしてあったり、小さいのにバックロード構造になっていたり、スピーカーユニットがAltec 409Dのツイーターを取ったものが使ってあったり(あえて403Aでないところが面白い)、かなり時間をかけてヒアリングして追い込んだと思われ、構造も独創的だ。

このダック電子堂が製作・販売してた小さなアンプM162をオークションで手に入れたのだが、これがまたなかなかのモノだった。


6V6シングルなのだが、見ての通り初段の6SL7が1個しかない。こんな小さなトランスでどんな音が出るんだろうと思いきや、これが楽しそうに鳴ってくれる。 プリアンプを通さずにDAC直結でもイケる。 高音はやや尖がってて低音もたいして出ないのだが、このままずっと聴いていたい音だ。

気になって裏蓋を開けたらさりげなくブラックビューティーが使ってあった。なかなかやるジャン。

2014年10月10日金曜日

TU-8300R sv を注文した件

さっき注文した。 20時になってもHPに商品が見当たらなくて焦ったのだが、「特選アイテム」の中に隠れてましたよ。 で、取り急ぎ1台だけ注文。 到着予定は11月中旬なのでまだ先だが、実は前回買ったTU-8300をちょっとでも改善してあるといいなと思ってる。逆に価格の高騰とかでトランスのレベルが落ちてたりして・・


2014年10月9日木曜日

TU-8300R が発売になった件

僕が最初に作ったキットアンプはTU-8300だった。音質面はそこそこだったが、当時持っていたOCTAVEのV-40SEとの落差が大きくて、コストパフォーマンスは認めつつも結局手放してしまった。

しかし球やコンデンサ絡みのテストをするたびに、手元にあったら便利だったとずっと思っていた。



そこへ再発売のニュース、これは朗報だ。キット屋さんでは球無し版をTU-8300R SVとして58,320円で売るそうなので、今の自分には集め続けた球が手元にたくさんあってちょうどいい。何なら2台買っちゃおうかなんて、また妄想が始まった様だ。

あれから何年も経ったので、今なら不満な音質面の改善をどうすればいいかがある程度分かる。不足している低音の重みはトランスの交換で対処できそうだし、ラッパの泣きはコンデンサの交換で改善できる。各々のNOS球の音色も頭に入っているので、個人的には大好きなKEN-RADとGDで攻めてみようか。 これは楽しみだ。

2014年10月8日水曜日

「ヤフオク」で妄想がふくらみすぎる件

昨晩はLowther PM6A アコースタの入札で大変だった。結局落札できなかったのだが入札中に夢が膨らむ膨らむ、それありえないでしょ?的な広がり方をするので始末が悪い。


このアコースタは今は亡きヒノオーディオさんが作られたコピー箱だと思えるのだが、このPM6Aの状態は見ての通りで、エッジが無い。 エッジ張替えと調整とかで2本で5万円くらいはかかると思う(自分で張替えたものに音質的自身が無いから)ので、10万円未満で買えるなら御の字かと思って、入札してみていた。

東京手渡し限定とのことだが僕にはこれは問題にならない。問題は寸法なのだ。すでにいくつか持っているSPを手放さないと置けないのはわかってるのだが、Lowtherは聞いてみたい。それもアコースタを聞いてみたいので、少々都合の悪いことを勝手に変えて考えてる。

しかし。。。。買ったら後悔も同時にすることもわかっているので、大いなる葛藤であった。

結局、引き取りに行くタイミングのことやら、買った後のめんどくささなどを加味して、昨晩は途中リアタイヤだった。 落札価格はやはりの10万円弱だったのだが、出品が消費税のいる店舗さんであったので11万円くらいの出費になる。 これに5万円程度かけてユニット修理してなんだかんだで18万円くらいを覚悟せねばならず、去年あたりから見ていたアコースタの動作品の価格が20万円弱であったことから考えれば、結局は同じような価格になってしまうあまり得したわけではない、という結論に至る。

夢をみさせてもらって、ありがとう。今晩からはAltec 612Aが相手になりそうだ(笑)