2015年1月12日月曜日

はやく来い来いJB-320LM

TU-8300Rをいろいろいじって音質改善するのはそろそろこのくらいにしておこうかと考えている。さて次はどうしようかと思ってオクを見てるとあれこれ欲しくなる。 たしかSPでこの「沼」にはまったな、と思うと狙ってるJB-320LMが早く出てきてくれれば余計な出費をしなくて済みそうな気がする。

「はやく来い来いJB-320LM」。 期待して待っております。

TU-8300R 入力経路をダイレクトにしてみた

TU-8300RはRCA入力端子からアンプ内部回路への接続経路が変わっていて、

 RCA端子台 == プリント基板の渡り廊下 == Rch側基板 == Rch側基板 == VR == Lch側基板

という格好になっている。プリント基板の渡り廊下とは両端に日圧製と思われるコネクタが付いた基板で全体のあまり部分を有効利用して作られた造作物、他では見たことない。本来はハーネス組にするべきところをコストダウンのために作ったものと想像できる。

何が問題かというと、本来は

 RCA端子 == VR --> Lch基板
                        --> Rch基板

となるべきであるのに経路を通り過ぎて、信号が劣化しているに違いないという疑念を持ちながらアンプを使わざるを得ないことであろう。

それで今回はRCA端子台をRCA端子に交換し、シールドケーブルで直接VRまで配線し、渡り廊下なる変なものを撤去することにした。

配線のケーブルはいろいろ考えたのだが、モガミの2520(2.3mm, 100pf/m)を使うことにした。他にもっと高音質らしいものはあったのだが、引き回しの問題と長さが短いこと、線自体がOFCなので細目の線の影響が出にくいと考えた。 逆に線が細くて柔らかいので仕上がりがきれいに出来ることも予測できたのでこれで実施することにした。


配線はRCA端子からVR台へ直結してみた。これで機能的には何ら問題なく信号経路を短縮できたので早速試聴してみた。

あまり大きく変わらな感じが意外だったが、よく聴くと音がなめらかになった。高音の上のほうにちょときらびやかな部分が付いたが、しばらく鳴らすと消えるのではないかと思う。

精神的にはずいぶん良い感じになった。