2017年4月3日月曜日

Luxman SQ-N100 パワー管交換

先日SovtekのEL84を4本手に入れたのでこれに交換してみた。

SQ-N100とロシア管とは相性がよさそうだったが、Sovtelでは低音が案外出るのでオリジナルの球の時よりも音が重くなった、そしてSQ-N100の持ち分の「軽快さ」が減退したので、これがベストというわけでは無いだろう。

それで注文してあったTung-Sol EL84に交換してみた。


新生のTung-Solなのでオリジナルとは違ってライセンスを買った会社がオリジナル同様な作り方で作っていると聞いている。新生Mallardと同じ理屈で、以前EL34で試したときは、同じロシア製のエレハモとの3者比較で、

 エレハモ=全域に華やか、低音もよく出て高音も光る、全体に甘さがあって魅力
 Mullard=全体に抑制気味、やや暗めの音だが真面目な音、厚みはある
 Tung-Sol=全体に中庸、透明感があって嫌味の少ない音、低音はまあまあ出る

のような評価だったが、今回SQ-N100につけたTung-Solはどうだったか? 全体に透明感があって中庸な音、低音はおそらくエレハモよりは出ないが清潔な感じが良かった。
それで初段、中段の球を東芝に交換して全体にいいバランスになったと思う。

もうちょっと低音が出るといいので本当はエレハモなんだろうな、と思っている。