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2017年6月11日日曜日

MoOde 3.7不調のため一時的にVolumioにしたが

音の良いのは間違いなくMoOdeの方だがいろいろ安定しない。特にNASのマウントがうまくない。再起動後などは間違いなく繋がらなくって、音楽DBのアップデートでもコケル。

仕方ないのでマウントポイントを消して、再度設定、DB再生成で待つ、という具合なので電源オフが出来なくて困っている。NFSでもCIFSでも同様に悪い。

MoOdeのLinux KernelでもAdvanced-RTにしてスケジュールをRRなのかFIFOなのかといろいろやっていると二度と起動してこなくなる。たぶん起動中のカーネルパニックではなかろか、いやしかし30分くらい放置すると立ち上がってくることもある。そんな場合は決まって一挙一動で時間待ちが長くなって、しまいに動かなくなってしまう。

DACのドライバの問題かもしれないと思ったので、MoOde純正と言ってもいいIQaudiOのPi-DAC Proを使ってみることにした。 これが一番テストされている環境だと思ったからだ。



SDカードにMoOde 3.7を書き込んで、ラスパイをブートさせる。

最初にやるのはTeraTermでsshログインしてから、$ sudo rpi-update である。
ラズパイのファームを最新に上げてやるのだ。 たまにupdate後に立ち上がってこないことがあるのでその場合はやり直しだ。

いつもならOSもアップデートさせるのだが最初はやめておいた。MoOde 3.7が出来上がった時のままで使ってみている。今はNASのデータから音源DBの構築中だ。

音出ししてみたが、やはりここしばらく聞いていたVolumioとは雲泥の差、音が濃くて速くて深い、DACの音の差以上のカーネルの音の差を実感する。

2016年12月3日土曜日

MoOde 3.0のこと

MoOde Playerが3.0になったので、さっそく試す。

今回のバージョンアップの目玉は低遅延カーネルが選べることだ。いままでは普通のRasbianだったが音楽再生に適している「低遅延」なLinuxカーネルが使えるようになった。

究極はリアルタイムカーネルであるが、音質が遅延の少なさに従って高音質になるというわけではない。 そのあたりを試してみることにした。


低遅延カーネルの切り替えは簡単で、図中の矢印の項目を変えて再起動するだけだ。思っていたよりも再起動に時間がかかるので気長に待つ必要がある。

音質面についてはRaspberry Pi3 + NabeさんmsBerryDACとRaspberry Pi3+ IQaudIO Pi-DAC PROの2台で評価した。 Raspberry Pi2の方が3より音が良いのだが、pi2は1個しかないので比較には使えなかった。

今回の試聴環境はプリAGI 511(メンテ版) + DAC電子堂6V6シングルアンプで、LOWTHER PM6A小型バックロードという構成で、夜用で常用にしているものだ。 LOWTHERを好むのはコーンのマスが小さいので音の反応速度が速いから。とAltec 755系よりは明らかにレンジも広い。もちろん755Aも使ってはいるが、VRを上げられない状況での音楽再生にはLOWTHERに分があると思っている。

比較の結果だが、もう少し時間をかけてやりたい。VRも上げてやってみないとわからないが夜になってしまったので明日の朝以降にやってみたいと思う。

実はジッターが原因なのか何かわからない「ジュルジュル」した音が聞こえた。以前PCでUSB経由のDACを使っていた時にたまに聞こえた音なのだが、たまたま音源が悪くてそうなるのだと思っていた。 はたしてそうなのかどうか、何か設定やネットワークの問題なのかどうかも含めて確認を要すると思う。

ちなみにMoOde 3.0ではI-Sabreのドライバが標準でサポートされていた。LCDの表示がうまくいくならばMoOdeに換えてみたい。