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2012年9月2日日曜日

DP2 Merrillを買わない理由

しばらく前にDP2 Merrillが出たのだが実は買っていない。 どちらかというとシグマ贔屓なのだが買ってないのだ。 もうすぐDP1 Merrillが出るけど、たぶん買わない。


理由は至極合理的、つまりはDP1XとDP2Xの過去の出番が極端に少なかったのだ。

写りの素晴らしさは誰もが認める超ど級である。 十分に明るいところでISO100でとった画像は文句なしにすごいし、惹かれる。 しかし明るくないところではまったく役に立たないカメラで、ISO400でも出てくる絵は不満足になってしまうのだ。

それでも他のカメラと使い分けて・・・などと考えて1年経ったが、出動回数は数える限りだった。 それでMerrillの登場で触手が動くはずはなく、まったく役に立たないカメラをこれ以上増やす気になれない。

代わりに買わないと言ってたFujiのX100を買って持って歩いてる。 悔しいから中古で6万5千円で買った。 多少重いが暗くても明るくてもかなり綺麗な絵が撮れる。  それでDP1XとDP2Xは惜しいのだがまったく使っていないのでヤフオクへ出すつもりだ。 僕の中古を買う人は本当にラッキーだと思う。 使用回数か極端に少なくてお買い得なのに、おまけに防湿庫で管理されてるからだ。

で、X100はどうかというと画角35換算35mmってのがちょっと微妙で、28mm相当の方が好きだし絵がダイナミックに感じる。 しかし日常を普通の感じで普通に撮るのなら35mmの方に分があると思う。 やさしい描画と相まってX100はスナップシューターとして一級品だと思った。

もともと色再現に長けてる富士なのだが、コントラストも高めの良いレンズ、全体に柔らかめの超画に富士の自信を見た気がした。 これはこれでいいのだろう。


 

2011年4月8日金曜日

RICOH GXRとFuji X100

このブログではRICOHのGR Digital IIIで撮った写真を貼っている。デジタル一眼はブログ写真に使うには大げさで重いのでなるべく使わない。 最近APS-Cサイズのセンサーを載せた小型一眼が流行っていて、そろそろ欲しいと考えている。

ネットを見てたらGXR vs. X100 みたいな書き込みが見られたが論点がずれてるのではなかろうか。 機器の選定は何をどう撮りたいかで決まるのだ、と思う。 つまり用途で決まるわけでどっちかが良いわけではない。

X100に付いてる万能35mm固定でやや広角の部類に入る。人物撮りの場合は寄ると顔が広がってしまうので自分の場合はどうしても50mmは欲しいだろう。 一方風景撮りの場合は24mmもしくは28mmが欲しくなることが結構ある。

先日来品薄だったFujiのX100だがそろそろ供給されるようになってきた。スペックも良さそうだったので購入の検討も兼ねてビックカメラで触ってきた。

持った瞬間軽いなと思った。昔S5Proを持っていたのでFujiの操作性に違和感は憶えないだろうと思ったが、それよりもファインダーを覗きシャッターを切ったときに憶える奇妙な違和感は何だろう? ネットで見かけた他人が撮った写真は思ったよりハイキーで表現も甘い。絞れば大丈夫らしいが開けて使いたいほうなので困った。光学ファインダーは好きなのだがレンズが35mm固定なことも用途的には今一歩だ。



一方GXRの方には光学ファインダが無くて電子ビューワーをオプションで付ける仕様になっている。たぶんGXRなら液晶画面を見ながら撮影するのだろうと思う。レンズは切れのあるA12シリーズ、28mmと50mmが用意されている。人物中心なら迷わず50mm。これなら大丈夫そうだ。

唯一は高感度耐性。X100の方がかなり優れているらしい。結構悩ましい選択になっている。