結局オリジナルに戻した。悔しいけどこれが一番良かった。
実はEROにもしてみたけど、低音が増えすぎてうまくいかなかった。このアンプはもともと高音も低音も出るので、EROみたいなドンシャリ系コンデンサは合わない。ASCなら行けるかもしれないがたぶん高音が勝ってしまうだろうから試さなかった。
で、今はオリジナルのコンデンサが付いていて無改造状態でいい感じで鳴っている。
いままでのまとめを書くと、
DEL RITMO ・・・ 高音が尖る、低音が出すぎて音が重くなる
ASC ・・・ TU-8200/8300に付けた感じから高音過多になるだろう。音質は好み。
AudioCap ・・・ DEL RITMO類似。 高音の尖りがやや少ない程度。解像度高い。
ERO ・・・ 高音も低音も出る。癖は無いので小型のアンプの高低音増強に最適。
オリジナルはASCを少し低音よりにバランスしたような音で、最もバランスが良い。
この状態でも個人的には低音がかぶり気味なくらい出るので、プリの球をいろいろ変えて低音を軽めにして対処するために、V-85の初段の12AU7をMullardからRCAのクリアトップに交換した。
さて、JB-320LMの音質評価だが、低域から高域まできっちり音が出るため我が家では「現代の音がするアンプ」とされている。以前AIR TIGHTのアンプを持っていたのだが、それに似ている。 同じように色気は少ない方だ。
重めの低音が出る。高音も伸びる。やや煌びやかな音でAltecの8inchフルレンジともよく合う。
調整済のV-85との組み合わせはやや低音過多のため、AGI 511と組み合わせて大変満足のいくものでありました。
2015年5月28日木曜日
2015年5月18日月曜日
ERO MKT-1813 聴いてみた(改訂版)
(この記事は書き直しました。理由はプリアンプの電源電解コンデンサを交換してから再評価してみたらかなり印象が変わったからです。つまり不正確だったのを正しました)
JB-320LMに載せ替えるカップリングコンデンサを探していて、ERO MKT-1813に行き当たった。いきなりJBへ載せるのをやめて、音色が良く分かってるTU-8200に載せて試してみた。
取り替えた直後はたいへんひずみっぽい音で、先が思いやられると思ったが1時間くらいでやや落ち着いてきた。結局1週間は取り付けたままでいろいろ聴いたのでそろそろ感想を書いてみたい。
伸びる高音、量感のある低音は評判通りだが、音色には取り立てての特徴は無く素直でやや高音は強いが嫌な音ではない。 AudioCapに似ているが、あそこまで広帯域ではないが、聴きやすさはある。
ASCの載ったTU-8300との比較してみるとJazz再生でASCにやや分があるようだ。EROのほうがドンシャリ系でハイファイ系、ASCはキャンキャンする部分があるが独特の中高音に押しの強い音色。低音の量感はEROだがASCのほうには独特の軽やかさがある。
JBについては高音強めのコンデンサを搭載するのは抵抗があるのでEROは採用しないつもりだ。
TU-8200用として考えるならば弱点の低音が補強され、高音も伸びるため総合的にASCよりEROが好都合、TU-8200用のベストコンデンサとして採用することにした。
TU-8300もTU-8200同様に放置したままでは大人しい音、高音も伸び悩み、低音も出ない、総じて聴きやすい音にまとまってしまうので、EROの採用で低音補強、高音を伸ばして全体に元気のある音に変えることができる。
EROとTUシリーズの相性は大変良く、コストも安いので誰にお勧めできる。
途中プリアンプV-85の電源ブロックコンデンサを総取り替えした。もともとニチコンだったが25mm系のものがあまりなくて中国製のAudio用に交換したのだが音が一変したため、今までのアンプの評価結果にも影響があった。電源の電解コンデンサでここまで変換するとは思わなかった。
V-85は低音が豊かになり高音のピークが収まってフラット感が強くなった。そのため今までキンキンしていた高音もそうでもなくなった。 再度バランスを取りために球を交換したので、ガラッと音が変わってしまったのだ。
この状態でTU-8300(ASC)を聴いてみるとハイあがりになった。 ASCなので嫌な音はしないのだがカンカンしていて、TU-8300もEROに交換する必要がありそうだ。
ERO MKT-1813(NOS)は大変いい音で気に入りましたよ。
JB-320LMに載せ替えるカップリングコンデンサを探していて、ERO MKT-1813に行き当たった。いきなりJBへ載せるのをやめて、音色が良く分かってるTU-8200に載せて試してみた。
取り替えた直後はたいへんひずみっぽい音で、先が思いやられると思ったが1時間くらいでやや落ち着いてきた。結局1週間は取り付けたままでいろいろ聴いたのでそろそろ感想を書いてみたい。
伸びる高音、量感のある低音は評判通りだが、音色には取り立てての特徴は無く素直でやや高音は強いが嫌な音ではない。 AudioCapに似ているが、あそこまで広帯域ではないが、聴きやすさはある。
ASCの載ったTU-8300との比較してみるとJazz再生でASCにやや分があるようだ。EROのほうがドンシャリ系でハイファイ系、ASCはキャンキャンする部分があるが独特の中高音に押しの強い音色。低音の量感はEROだがASCのほうには独特の軽やかさがある。
JBについては高音強めのコンデンサを搭載するのは抵抗があるのでEROは採用しないつもりだ。
TU-8200用として考えるならば弱点の低音が補強され、高音も伸びるため総合的にASCよりEROが好都合、TU-8200用のベストコンデンサとして採用することにした。
TU-8300もTU-8200同様に放置したままでは大人しい音、高音も伸び悩み、低音も出ない、総じて聴きやすい音にまとまってしまうので、EROの採用で低音補強、高音を伸ばして全体に元気のある音に変えることができる。
EROとTUシリーズの相性は大変良く、コストも安いので誰にお勧めできる。
途中プリアンプV-85の電源ブロックコンデンサを総取り替えした。もともとニチコンだったが25mm系のものがあまりなくて中国製のAudio用に交換したのだが音が一変したため、今までのアンプの評価結果にも影響があった。電源の電解コンデンサでここまで変換するとは思わなかった。
V-85は低音が豊かになり高音のピークが収まってフラット感が強くなった。そのため今までキンキンしていた高音もそうでもなくなった。 再度バランスを取りために球を交換したので、ガラッと音が変わってしまったのだ。
この状態でTU-8300(ASC)を聴いてみるとハイあがりになった。 ASCなので嫌な音はしないのだがカンカンしていて、TU-8300もEROに交換する必要がありそうだ。
ERO MKT-1813(NOS)は大変いい音で気に入りましたよ。
2015年5月7日木曜日
カップリングコンデンサ雑感
AudioCapが載ったJB-320LMは好みの音になっていないことは前回書いた。ちなみにAudioCapを由としているメーカーとしてSunAudioさんがあって、製品のLIMITED版にはAudioCapが載っているようだ。
SV-2A3という超ロングセラーの製品を持ち、以前に僕も所有していてその素直で実直な製品を作り続けているこの会社が間違うはずもないので、気になって300Bから2A3に交換してみた。
AudioCapと2A3の相性はなかなか良かった。AudioCapの嫌な部分が減って、解像度が高いことが相まって高い透明感となった音が出てきた。 しばらく聞いているとやはり僕のきらいな刺激的な部分も出てきたが、これは600Bとの関係もあると思う。 しかし他のSPで聴いても仕方ないのでここは変えて再評価はしない。 AudioCapは300Bよりも2A3に合う。
ASCコンデンサを載せたTU-8200とTU-8300は調子が良い。特にハモンドトランスに換装したTU-8300についてはもっとよくなった。 ASCコンデンサの音は「なりっぷりが良い」「音が太い」「ややザラザラ感があってJazzに向く」といったものだ。 高音にやや癖があるが音が細くならないのでAudioCapのような鋭さが無く聴きやすいが、解像感はAudioCapに劣る。
明らかにaudioCapのほうが音数が多い、というか気にしてなかった楽器が聞こえるようになる感じがあって、悪くはないがやや神経質でもあって、僕はおおらかな音のほうが好みだ。
TU-8200もTU-8300もフルレンジSP向きのアンプだと感じている。 友人宅のJBL 3Wayで鳴らしてみたときはまあまあのレベルであったが、友人のSV-2300SEに完全にノックアウトされたことがあった。
そうだ、フルレンジ向きのアンプと2Way/3Way向きのアンプは確かにあって、前者はシングルアンプで、後者はプッシュプルだと最近は思うようになった。
ではSV-320LMはどうなのか? 今のところはシングルアンプなのにフルレンジ向きとも言えない折衷な感想を持っているが、PPのMACTONEよりは間違いなくフルレンジ向きだ。ではSV-510SEと比べるとどうか? 高音の伸びや全体の音の押し出しでJBがSV-510に優るのだが、SPのコーンをなぞるようなあの音は出てこないので、SVに軍配が上がる。
JB-320LMは良くも悪くも現代アンプの音なので、ビンテージの600Bを鳴らしてSV-510に勝てないのは仕方のないことでもあろうが、現代スピーカーを持っていないのでカップリングコンデンサの到着を待っている次第だ、 ebayで注文したEROもTRWもNOS品で、これからJB-320LMの音を600Bに合うように仕向けていくつもりだ。
実はSPRAGUEやWEST-CAPのNOSコンデンサをストックしてはいるのだが、以前のテストで相当高音域が落ち込んだ経験があって、今回は使わないでいる。もしかするとJBには合うのかもしれないが、JB自体何度もコンデンサを交換できるような構造になっておらず、はんだづけを付けたりとったりしているため、ケーブルの先端の被膜は溶けてしまって、これ以上は一旦先端部を切って被膜を剥いて再度はんだ付けする必要が出てくる。 しかし線長に余裕がなく、もしかすると配線をし直さないといけなくなるのが嫌なのだ。
ではEROやTRWなら高音が落ち込まないのか? それは今の段階ではわからないのだが、予想としては落ち込まないと思っていて、実はNOSのオイルコンの経験はあってもフィルムコンの経験が無くて真偽のほどはわからない。到着してからのお楽しみだ。
SV-2A3という超ロングセラーの製品を持ち、以前に僕も所有していてその素直で実直な製品を作り続けているこの会社が間違うはずもないので、気になって300Bから2A3に交換してみた。
AudioCapと2A3の相性はなかなか良かった。AudioCapの嫌な部分が減って、解像度が高いことが相まって高い透明感となった音が出てきた。 しばらく聞いているとやはり僕のきらいな刺激的な部分も出てきたが、これは600Bとの関係もあると思う。 しかし他のSPで聴いても仕方ないのでここは変えて再評価はしない。 AudioCapは300Bよりも2A3に合う。
ASCコンデンサを載せたTU-8200とTU-8300は調子が良い。特にハモンドトランスに換装したTU-8300についてはもっとよくなった。 ASCコンデンサの音は「なりっぷりが良い」「音が太い」「ややザラザラ感があってJazzに向く」といったものだ。 高音にやや癖があるが音が細くならないのでAudioCapのような鋭さが無く聴きやすいが、解像感はAudioCapに劣る。
明らかにaudioCapのほうが音数が多い、というか気にしてなかった楽器が聞こえるようになる感じがあって、悪くはないがやや神経質でもあって、僕はおおらかな音のほうが好みだ。
TU-8200もTU-8300もフルレンジSP向きのアンプだと感じている。 友人宅のJBL 3Wayで鳴らしてみたときはまあまあのレベルであったが、友人のSV-2300SEに完全にノックアウトされたことがあった。
そうだ、フルレンジ向きのアンプと2Way/3Way向きのアンプは確かにあって、前者はシングルアンプで、後者はプッシュプルだと最近は思うようになった。
ではSV-320LMはどうなのか? 今のところはシングルアンプなのにフルレンジ向きとも言えない折衷な感想を持っているが、PPのMACTONEよりは間違いなくフルレンジ向きだ。ではSV-510SEと比べるとどうか? 高音の伸びや全体の音の押し出しでJBがSV-510に優るのだが、SPのコーンをなぞるようなあの音は出てこないので、SVに軍配が上がる。
JB-320LMは良くも悪くも現代アンプの音なので、ビンテージの600Bを鳴らしてSV-510に勝てないのは仕方のないことでもあろうが、現代スピーカーを持っていないのでカップリングコンデンサの到着を待っている次第だ、 ebayで注文したEROもTRWもNOS品で、これからJB-320LMの音を600Bに合うように仕向けていくつもりだ。
実はSPRAGUEやWEST-CAPのNOSコンデンサをストックしてはいるのだが、以前のテストで相当高音域が落ち込んだ経験があって、今回は使わないでいる。もしかするとJBには合うのかもしれないが、JB自体何度もコンデンサを交換できるような構造になっておらず、はんだづけを付けたりとったりしているため、ケーブルの先端の被膜は溶けてしまって、これ以上は一旦先端部を切って被膜を剥いて再度はんだ付けする必要が出てくる。 しかし線長に余裕がなく、もしかすると配線をし直さないといけなくなるのが嫌なのだ。
ではEROやTRWなら高音が落ち込まないのか? それは今の段階ではわからないのだが、予想としては落ち込まないと思っていて、実はNOSのオイルコンの経験はあってもフィルムコンの経験が無くて真偽のほどはわからない。到着してからのお楽しみだ。
2015年4月28日火曜日
キット屋 JB-320LM カップリングコンデンサ交換再挑戦
オリジナルのカップリグコンデンサでのJB-320LMの音は大変良い。 最初にDEL RITMOという最悪の組み合わせで始めてしまったためアンプそのものの音に疑問だったが、今は完全に払しょくされていて、コストパフォーマンス抜群のアンプだと思えるようになった。
注文してあったJanzenのコンデンサが届いてしまったので換えようか換えまいか迷ったのだが、そこは換えないと済まない性分、コンデンサ交換に臨むべき、再度アンプの裏蓋を開けて基板を外してから気が付いた。
Jantzenは大きすぎだ。
取り付けられないことは無いが、不細工になるだろう。迷った挙句、せっかく買ったJantzenはあきらめて、何かビンテージ品でもと思ったのだが、手元に0.2μが無い。仕方ないのビンテージでないが手持ちのAudio Capを付けてみた。
好みの音としてはオリジナルコンデンサの方だ。 オリジナルのもの音が野太く、豪快感があってJazz向き、少しざらつくのは好みの音なので良い方向に評価される要素だ。
AudioCapは以前のテストで好評価ではあるのだが、やや高音が出すぎる。豪快感は後退、ひずみ感は激減したため上品になったが、これは好みの方向ではない。 粗野で豪快な方が好きだ。
TU-8200にAudioCapを載せていて、先日ASCに交換して思ったのだが、ASC比でだいぶ高音が出ることはわかっていた。 面白いことにJB-320LMにAudioCapを載せるとTU-8200に音に似てきたような気がする。
ただAudioCapも難なところがあって、やや作られた音がすること、高音が刺さりはしないが旧いJazzを聴くには出すぎ感があること、音色的に豪快さはあるがドンシャリ的な部分から来ている感があること、などがある。 解像感は結構高いが、旧いJazzでは裏目になることがある。
今のところオリジナルのコンデンサの音色のほうが合ってるいるかな、せっかく再度交換したにも関わらず、また交換の余地が残ってしまったようだ。
Janzenならどうだっただろうという思いはよぎったが、このように大きすぎたのでやはり取り付けなくて正解だったと思う。
やっぱり僕にはASCしかないのだろうか? ASCの音は中音最重視、音色は好み、高音は自然で誇張したところがないのだが、ラッパはちゃんと泣いてくれる。 アンプによっては高音が足らないのだがまとまりが良く、軽快な音がする。 JBのオリジナルコンデンサの持つ豪快感が戻り、ザラザラ感が戻り、軽快感が高まる、交換した場合そんな予感がするが、もう少し慣らしてみてから考えたい。
注文してあったJanzenのコンデンサが届いてしまったので換えようか換えまいか迷ったのだが、そこは換えないと済まない性分、コンデンサ交換に臨むべき、再度アンプの裏蓋を開けて基板を外してから気が付いた。
Jantzenは大きすぎだ。
取り付けられないことは無いが、不細工になるだろう。迷った挙句、せっかく買ったJantzenはあきらめて、何かビンテージ品でもと思ったのだが、手元に0.2μが無い。仕方ないのビンテージでないが手持ちのAudio Capを付けてみた。
好みの音としてはオリジナルコンデンサの方だ。 オリジナルのもの音が野太く、豪快感があってJazz向き、少しざらつくのは好みの音なので良い方向に評価される要素だ。
AudioCapは以前のテストで好評価ではあるのだが、やや高音が出すぎる。豪快感は後退、ひずみ感は激減したため上品になったが、これは好みの方向ではない。 粗野で豪快な方が好きだ。
TU-8200にAudioCapを載せていて、先日ASCに交換して思ったのだが、ASC比でだいぶ高音が出ることはわかっていた。 面白いことにJB-320LMにAudioCapを載せるとTU-8200に音に似てきたような気がする。
ただAudioCapも難なところがあって、やや作られた音がすること、高音が刺さりはしないが旧いJazzを聴くには出すぎ感があること、音色的に豪快さはあるがドンシャリ的な部分から来ている感があること、などがある。 解像感は結構高いが、旧いJazzでは裏目になることがある。
今のところオリジナルのコンデンサの音色のほうが合ってるいるかな、せっかく再度交換したにも関わらず、また交換の余地が残ってしまったようだ。
Janzenならどうだっただろうという思いはよぎったが、このように大きすぎたのでやはり取り付けなくて正解だったと思う。
やっぱり僕にはASCしかないのだろうか? ASCの音は中音最重視、音色は好み、高音は自然で誇張したところがないのだが、ラッパはちゃんと泣いてくれる。 アンプによっては高音が足らないのだがまとまりが良く、軽快な音がする。 JBのオリジナルコンデンサの持つ豪快感が戻り、ザラザラ感が戻り、軽快感が高まる、交換した場合そんな予感がするが、もう少し慣らしてみてから考えたい。
2015年4月20日月曜日
キット屋 JB-320LM ドライバを6V6に交換してみた
オリジナルのカップリングコンデンサに変えたJB-320LMはエージングも進んでかなりいい調子で鳴っている。
しいて言えばあの桂光300Bを付けていても高音がそれなりに出ているのはやはり高音は強い傾向がある。オリジナルのコンデンサは高音がやや丸いのでそのあたりを上手に処理していて、DEL RITMOは逆にそこを受けて金属音にしてしまって不快な音を出していたのではないかと、今は想像している。
ならば最初からBLACK BEAUTYなどのビンテージコンデンサのほうが合っていたのかもしれないが、今ははんだを外して何度もコンデンサを交換する気が無い。
キット屋さんのHPではドライバ管は6V6なのでそちらで試してみようと考えた。高音がキンキンしがちな6V6(VT-25もそうだが)をこのアンプに取り付けるともとに戻ってしまうのではないかと危惧していたが、つけてみるとそんなでもなかった。スケール感はEL34比で落ちるが、細かな描写はよくなった気がする。
東芝の6V6を付けたらちゃんと東芝の音がした。東芝の球は周波数帯域が狭く、高音域は伸びてはいないがメリハリがあり、低音は太い、剛の音である。 高音域のメリハリがアンプの高音と重なってややもすると嫌な音になりそうな境界線であったので、VISSEAUXの6V6に変えてみた、
VISSEAUXの6V6はネットで音が良いと書かれていたビンテージ球だ。ロシア製の球をイギリスの商社が選別して売っていたものらしいが、それならGolden Dragonと同じ商方である。
VISSEAUXの6V6もよく唄う音だが高音がやはり強めなので、ここは個人的大好き管KEN RADに登場を願った。
KEN-RADの6V6は意外に元気が良かったがじきに音がお落ち着いてきた。KEN RADは大変穏やかで独自の雰囲気がある管で、いろいろ音がとんがった時に登場させてまとめ役になってもらっているが、今回もその役割を果たしてくれたようだ。
この段階で課題がなくなったわけではなく、高音の出ない桂光300Bを無理やり高音を出させている感じが否めなく、トーンコントロールでトレブルを上げてる感じが嫌なので、300Bを標準Golden Dragonに換えて再度調整をしてみたい。
ただいまの評価ではSV-501SE比で、音のニュアンスで△、帯域の広さで○、明瞭感で○、高音域の質で△、高音の伸びで○、低音は○である。 総合点ではSV-501SEを超えているが、SV-501SEのノスタルジックな音と、JB-320LMの現代的アンプの音ではどちらも趣があって面白い。
たとえばビックバンドはJB-320LMのほうが合っていて、トライオードのアンプの音に近いのではないだろうか。
SV-501SEについてはしなやかでやさしい反面、聴かせるところは聴かせますという音で、もともとはアドバンスの故米田社長の設計ときいているのだが、その人となりを伺わせる技ありな音である。
僕はJBに技ありの部分を持たせられるように改造していきたいと考えている。もしかするとルール違反の高いコンデンサが解決してくれる問題なのかもしれないが、もしそうだったらちょっと気持ちが困るかもしれない。
しいて言えばあの桂光300Bを付けていても高音がそれなりに出ているのはやはり高音は強い傾向がある。オリジナルのコンデンサは高音がやや丸いのでそのあたりを上手に処理していて、DEL RITMOは逆にそこを受けて金属音にしてしまって不快な音を出していたのではないかと、今は想像している。
ならば最初からBLACK BEAUTYなどのビンテージコンデンサのほうが合っていたのかもしれないが、今ははんだを外して何度もコンデンサを交換する気が無い。
キット屋さんのHPではドライバ管は6V6なのでそちらで試してみようと考えた。高音がキンキンしがちな6V6(VT-25もそうだが)をこのアンプに取り付けるともとに戻ってしまうのではないかと危惧していたが、つけてみるとそんなでもなかった。スケール感はEL34比で落ちるが、細かな描写はよくなった気がする。
東芝の6V6を付けたらちゃんと東芝の音がした。東芝の球は周波数帯域が狭く、高音域は伸びてはいないがメリハリがあり、低音は太い、剛の音である。 高音域のメリハリがアンプの高音と重なってややもすると嫌な音になりそうな境界線であったので、VISSEAUXの6V6に変えてみた、
VISSEAUXの6V6はネットで音が良いと書かれていたビンテージ球だ。ロシア製の球をイギリスの商社が選別して売っていたものらしいが、それならGolden Dragonと同じ商方である。
VISSEAUXの6V6もよく唄う音だが高音がやはり強めなので、ここは個人的大好き管KEN RADに登場を願った。
KEN-RADの6V6は意外に元気が良かったがじきに音がお落ち着いてきた。KEN RADは大変穏やかで独自の雰囲気がある管で、いろいろ音がとんがった時に登場させてまとめ役になってもらっているが、今回もその役割を果たしてくれたようだ。
この段階で課題がなくなったわけではなく、高音の出ない桂光300Bを無理やり高音を出させている感じが否めなく、トーンコントロールでトレブルを上げてる感じが嫌なので、300Bを標準Golden Dragonに換えて再度調整をしてみたい。
ただいまの評価ではSV-501SE比で、音のニュアンスで△、帯域の広さで○、明瞭感で○、高音域の質で△、高音の伸びで○、低音は○である。 総合点ではSV-501SEを超えているが、SV-501SEのノスタルジックな音と、JB-320LMの現代的アンプの音ではどちらも趣があって面白い。
たとえばビックバンドはJB-320LMのほうが合っていて、トライオードのアンプの音に近いのではないだろうか。
SV-501SEについてはしなやかでやさしい反面、聴かせるところは聴かせますという音で、もともとはアドバンスの故米田社長の設計ときいているのだが、その人となりを伺わせる技ありな音である。
僕はJBに技ありの部分を持たせられるように改造していきたいと考えている。もしかするとルール違反の高いコンデンサが解決してくれる問題なのかもしれないが、もしそうだったらちょっと気持ちが困るかもしれない。
2015年4月18日土曜日
キット屋 JB-320LM 大改善しました!
さんざいろいろやってカップリングコンデンサをいまついていているDEL RITMOからJatzenに変えるべき発注中なのだがノルウェーから送ってくるようでいまだ手に入っていない。 せっかちな性分なので何かやってないと落ち着かず、昨晩からプリンアンプを交換、今は彼の長谷川工房のVT-85になっている。
このVT-85だが音場が広く音が美しい。迫力があるかというとそうでもない、中庸な表現だ。低音は若干軽いが球次第ということで、先日買ったBeagle Boy 6CG7の搭載をしたいところだが、今はシルバニアなので中央重視の状態になっている。
プリの交換ではJBから出てくる音に改善は少なく、結果アンプそのものの問題だと帰結した。さあどうするかを思案したのだが、オリジナルの音を聴いていないことが気になっていたので、最初からついてきた怪しげなフィルムコンデンサを取り付けて、あくまでも念のための確認をしようと考えた。
音を出した瞬間、今までのことが全部徒労だったことを確信させられた。いへん立派な音であった。実は6C6に戻しての試聴だったのだが高音域の癖もなく他の問題もなくなった。
原因はDEL RITMO、これがダメダメの原因だったわけだ。少なくともJB-320LMとは死んでも組み合わせてはいけないコンデンサである。 高音がしゃくれ上がり金属的になり、低音も強調されてだぶつく、まったくいいところがない。声の表情が変わり何を聴いてもロボットが唄っていた。
オリジナルのコンデンサに変えたJB-320LMは大変な素直な音で、音楽的であった。今は曙光の300Bなので高域が丸いのだが、他の球に換えればもっと高音は伸びるだろう。
さっきからラッパが唄い、鳴っている。やっと平和と幸せが戻ったような気がする。Jantzenに交換することはやめておこうと思う。
ここでTU-8300のほうはどうするかと思った。少なくとも大罪人DEL RITMOが付いたままを許せるほど心が広くないのだ。 JBのオリジナルコンデンサは見た目はASCに似ているのだがさあ何に変えるか。 TUの場合高音域の伸びがほしいのと低音の量感がほしいのでその点ではDEL RITMOなのだが音の表情が変わってしまったのを見てしまったので、やっぱり別なのに交換したい。
付属コンデンサの見た目がASC似ということで、ASCのX363というコンデンサの0.1μと0.047μを各4個ずつ手配することにした。以前どこかでASCに交換すると「誰が聴いてもいい音」に変化するとあった。 一連のコンデンサ交換の件でいろんな高級コンデンサを羽陽曲折して最適解を探すのに疲れたので、その「誰が聴いてもいい音」的なところで手を打ちたいと思った。
だいぶ疲れました。
このVT-85だが音場が広く音が美しい。迫力があるかというとそうでもない、中庸な表現だ。低音は若干軽いが球次第ということで、先日買ったBeagle Boy 6CG7の搭載をしたいところだが、今はシルバニアなので中央重視の状態になっている。
プリの交換ではJBから出てくる音に改善は少なく、結果アンプそのものの問題だと帰結した。さあどうするかを思案したのだが、オリジナルの音を聴いていないことが気になっていたので、最初からついてきた怪しげなフィルムコンデンサを取り付けて、あくまでも念のための確認をしようと考えた。
音を出した瞬間、今までのことが全部徒労だったことを確信させられた。いへん立派な音であった。実は6C6に戻しての試聴だったのだが高音域の癖もなく他の問題もなくなった。
原因はDEL RITMO、これがダメダメの原因だったわけだ。少なくともJB-320LMとは死んでも組み合わせてはいけないコンデンサである。 高音がしゃくれ上がり金属的になり、低音も強調されてだぶつく、まったくいいところがない。声の表情が変わり何を聴いてもロボットが唄っていた。
オリジナルのコンデンサに変えたJB-320LMは大変な素直な音で、音楽的であった。今は曙光の300Bなので高域が丸いのだが、他の球に換えればもっと高音は伸びるだろう。
さっきからラッパが唄い、鳴っている。やっと平和と幸せが戻ったような気がする。Jantzenに交換することはやめておこうと思う。
ここでTU-8300のほうはどうするかと思った。少なくとも大罪人DEL RITMOが付いたままを許せるほど心が広くないのだ。 JBのオリジナルコンデンサは見た目はASCに似ているのだがさあ何に変えるか。 TUの場合高音域の伸びがほしいのと低音の量感がほしいのでその点ではDEL RITMOなのだが音の表情が変わってしまったのを見てしまったので、やっぱり別なのに交換したい。
付属コンデンサの見た目がASC似ということで、ASCのX363というコンデンサの0.1μと0.047μを各4個ずつ手配することにした。以前どこかでASCに交換すると「誰が聴いてもいい音」に変化するとあった。 一連のコンデンサ交換の件でいろんな高級コンデンサを羽陽曲折して最適解を探すのに疲れたので、その「誰が聴いてもいい音」的なところで手を打ちたいと思った。
だいぶ疲れました。
2015年4月16日木曜日
キット屋 JB-320LM 310A一夜明けて
初段をロシアの310Aにしてから一夜明けたのでボリュームを上げて音を確認してみた。
JBは高音域に付帯していた気になる金属音は影をひそめ、全体に穏やかな音調に変化していた。穏やかな音調は桂光の300Bそのままの音なのでこれでやっと正解を得たような気がした。
つまりJBでは6C6初段に置いている以上、高音域の気になる金属音はついて回るのだろうか。 6C6は3種しか試していないので断定は出来ないと言われるかもしれないがマルコーニのような変則球以外のどの6C6がこの予測に反してくれるのだろうか?
それだけロシア310Aを載せたJB-310LMがまともな音に変化していたということで、フラットで嫌な音域が無く、ある意味先日買ったJanzenコンデンサが無駄になりそうな気配がしている。
この状態なら300Bの交換は各々が予想通りの音がしそうな気がしてきが、6C6の謎についてはプリアンプを交換してさらに調べてみることにする。
JBは高音域に付帯していた気になる金属音は影をひそめ、全体に穏やかな音調に変化していた。穏やかな音調は桂光の300Bそのままの音なのでこれでやっと正解を得たような気がした。
つまりJBでは6C6初段に置いている以上、高音域の気になる金属音はついて回るのだろうか。 6C6は3種しか試していないので断定は出来ないと言われるかもしれないがマルコーニのような変則球以外のどの6C6がこの予測に反してくれるのだろうか?
それだけロシア310Aを載せたJB-310LMがまともな音に変化していたということで、フラットで嫌な音域が無く、ある意味先日買ったJanzenコンデンサが無駄になりそうな気配がしている。
この状態なら300Bの交換は各々が予想通りの音がしそうな気がしてきが、6C6の謎についてはプリアンプを交換してさらに調べてみることにする。
キット屋 JB-320LM 初段を310Aに変えてみた
先日発注したJanzenのコンデンサが到着するまでの間、いろいろ音の調整をしている。
初段の6C6はマツダの音が硬くてニュアンスが不足しがちだったのでもともと付いていたRCAに戻した。低音の量感が減ってすっきり感がでたのでこちらの方がいい感じだ。
次段はEL34にしているのだが全体のリッチ感を増させるために旧TESLAのEL34に変えてみた。TESLAのは単品で使った感想では音が濃くて響きが良い、大変リッチな音だ。松下の清楚感、エレハモの元気感、Svetrana Winged-Cの誠実感、それぞれいろんな音の特徴を持つのだが、単体ではTESLAが一番良い。
JB-320LMにTESLAを載せた感じは予想通りのリッチ感倍増だったが低音がだいぶ重くなってつらい。300Bの組み合わせで逃げられるかやってみたが、エレハモは黒金ともに音が中抜けでかつ高音に金属音が付いてしまいかなり悪い。特に金のものは低音がかぶってきて最悪だった。
Golden Dragonはなかなかだったが高音の金属音はかなり残るので、桂光の300Bにして高音を下げ気味にしてみたらだいぶ改善したが音が団子になった。
仕方ないので300B桂光のままEL34を松下にしてすっきり系に振ることでバランスを取ったのだが、高音の金属音だけは解消しない。
手持ちの球が尽きてきてここでJJのEL34あたりを試したいところだが持っていないため、この線をあきらめて初段を310Aに変えることで変化を試してみることにした。
実はWE310Aを持っていないため、ロシア製の互換球で試すことにした。この球は310Aの中でも元気が良い傾向があって、これがどう出るかがわからななかったのだが、つけてみたら案外まとまりが良くて、今のところRCAの6C6よりも音がフラットになって全体に悪いところが減り改善が見られた。 高音の金属音は6C6が原因だったようだ。あとはコンデンサに期待したいところだ。
JB-310LMは元々初段310Aで音を決めていて、6C6も使えるようにしたのかと思うに至った。
初段の6C6はマツダの音が硬くてニュアンスが不足しがちだったのでもともと付いていたRCAに戻した。低音の量感が減ってすっきり感がでたのでこちらの方がいい感じだ。
次段はEL34にしているのだが全体のリッチ感を増させるために旧TESLAのEL34に変えてみた。TESLAのは単品で使った感想では音が濃くて響きが良い、大変リッチな音だ。松下の清楚感、エレハモの元気感、Svetrana Winged-Cの誠実感、それぞれいろんな音の特徴を持つのだが、単体ではTESLAが一番良い。
JB-320LMにTESLAを載せた感じは予想通りのリッチ感倍増だったが低音がだいぶ重くなってつらい。300Bの組み合わせで逃げられるかやってみたが、エレハモは黒金ともに音が中抜けでかつ高音に金属音が付いてしまいかなり悪い。特に金のものは低音がかぶってきて最悪だった。
Golden Dragonはなかなかだったが高音の金属音はかなり残るので、桂光の300Bにして高音を下げ気味にしてみたらだいぶ改善したが音が団子になった。
仕方ないので300B桂光のままEL34を松下にしてすっきり系に振ることでバランスを取ったのだが、高音の金属音だけは解消しない。
手持ちの球が尽きてきてここでJJのEL34あたりを試したいところだが持っていないため、この線をあきらめて初段を310Aに変えることで変化を試してみることにした。
実はWE310Aを持っていないため、ロシア製の互換球で試すことにした。この球は310Aの中でも元気が良い傾向があって、これがどう出るかがわからななかったのだが、つけてみたら案外まとまりが良くて、今のところRCAの6C6よりも音がフラットになって全体に悪いところが減り改善が見られた。 高音の金属音は6C6が原因だったようだ。あとはコンデンサに期待したいところだ。
JB-310LMは元々初段310Aで音を決めていて、6C6も使えるようにしたのかと思うに至った。
2015年4月12日日曜日
キット屋 JB-320LM のカップリングコンデンサ考
キット屋さんのJB-320LMを組み立ててから1週間ほど経ったので音が落ち着いてきて、いったいこのアンプの音はどんなものなのかが分かってきた。
球は交換してあって、6C6(RCA -> マツダ)、 El34(松下)、300B(曙光300B-98)の状態での評価であるので、球交換で印象に変化はあるとは思う。 マツダの6C6については低音の増強のためにRCAより泥臭いマツダ(東芝)系に変えてある。
とりあえず不満を中心に書いているのだが、僕が使い続けるには以下の問題をクリアにしたいと思うという意味で、決してひどいアンプという訳ではない。
一番の特徴は高音域にあると思われる。気を許すと音が刺さるくらい周波数的な伸びはあると思うが、ニュアンスが足らない。要は色気不足ということで、この点では銘記SV-501SEの足元に全然及ばない。
スケール感はSV-501のそれより大きいのはトランス寸法と重量の関係から当然か。
低音はSVがやや意図的に量感を伴うのに対し、JB-320LMの場合はトランスの余裕で量感をだすためより自然ではあるのだが、音色がいまいちよくない。 低音域の切れも今一歩で団子になる。
音のイメージに閉塞感があり、広がりが乏しく根暗だ。個々に音を鳴らすのは得意だが雰囲気が出ない。
今のところ改善出来そうな部分はコンデンサと球くらいなので、再度コンデンサ交換を考えている。
DEL RITMOのオイルコンは音がおとなしいとかかれているサイトもあるのだが、僕の経験ではそうでもない。 どちらかというと高音も低音も出て元気になるが一本調子な音だ。 SV-501SEに載せてあるJantzenオイルのような色気は出ないが、Jansenのようにどこにも特徴がない音とも違っていて、やや高音域にくせがあって元気になる方向にあると思う。 それで音が丸めのTUシリーズにはDEL RITMOが正解だと思うし、逆にJB-320のように最初から音がきつめのアンプには合わないのだと思えてならない。
JB-320LMに今求めたい音は、もっとしなやかで、もっと色気があって、高音域に硬さを伴わないようにして、出来たら音が左右いっぱいに広がってもらいたい。
左右に広がってほしいという点ではSV-501SEも及第点でなく、今まで所有していたアンプで唯一ダック電子堂の6V6シングルアンプが最も優秀であったので、ここは設計上で決まってしまっている要素かもしれない。
JBの場合、アンプの価格が10万円~20万円のレンジにあるために1個5,000円もするコンデンサはルール違反のような気がするので、いろいろ調べた結果でJantzen Z-Capを選んだ。 彼の有名なマロニエオーディオさんのHPではこれよりもムンドルフのSilver Goldをお勧めするとかかれていたが、ムンドルフのは1組5,000円オーバーで、JBには使えない。 m-cap Supremeあたりがライバルになるのだが、今回は高音域の抑制という意味でJantzenにした。
球は交換してあって、6C6(RCA -> マツダ)、 El34(松下)、300B(曙光300B-98)の状態での評価であるので、球交換で印象に変化はあるとは思う。 マツダの6C6については低音の増強のためにRCAより泥臭いマツダ(東芝)系に変えてある。
とりあえず不満を中心に書いているのだが、僕が使い続けるには以下の問題をクリアにしたいと思うという意味で、決してひどいアンプという訳ではない。
一番の特徴は高音域にあると思われる。気を許すと音が刺さるくらい周波数的な伸びはあると思うが、ニュアンスが足らない。要は色気不足ということで、この点では銘記SV-501SEの足元に全然及ばない。
スケール感はSV-501のそれより大きいのはトランス寸法と重量の関係から当然か。
低音はSVがやや意図的に量感を伴うのに対し、JB-320LMの場合はトランスの余裕で量感をだすためより自然ではあるのだが、音色がいまいちよくない。 低音域の切れも今一歩で団子になる。
音のイメージに閉塞感があり、広がりが乏しく根暗だ。個々に音を鳴らすのは得意だが雰囲気が出ない。
今のところ改善出来そうな部分はコンデンサと球くらいなので、再度コンデンサ交換を考えている。
DEL RITMOのオイルコンは音がおとなしいとかかれているサイトもあるのだが、僕の経験ではそうでもない。 どちらかというと高音も低音も出て元気になるが一本調子な音だ。 SV-501SEに載せてあるJantzenオイルのような色気は出ないが、Jansenのようにどこにも特徴がない音とも違っていて、やや高音域にくせがあって元気になる方向にあると思う。 それで音が丸めのTUシリーズにはDEL RITMOが正解だと思うし、逆にJB-320のように最初から音がきつめのアンプには合わないのだと思えてならない。
JB-320LMに今求めたい音は、もっとしなやかで、もっと色気があって、高音域に硬さを伴わないようにして、出来たら音が左右いっぱいに広がってもらいたい。
左右に広がってほしいという点ではSV-501SEも及第点でなく、今まで所有していたアンプで唯一ダック電子堂の6V6シングルアンプが最も優秀であったので、ここは設計上で決まってしまっている要素かもしれない。
JBの場合、アンプの価格が10万円~20万円のレンジにあるために1個5,000円もするコンデンサはルール違反のような気がするので、いろいろ調べた結果でJantzen Z-Capを選んだ。 彼の有名なマロニエオーディオさんのHPではこれよりもムンドルフのSilver Goldをお勧めするとかかれていたが、ムンドルフのは1組5,000円オーバーで、JBには使えない。 m-cap Supremeあたりがライバルになるのだが、今回は高音域の抑制という意味でJantzenにした。
手に入ったらこの続きを載せたいのだが、前述の理由からTU-8300についてはDEL RITMOのままでいいと思う。 TU-8200についても今はAudioCapなのだが、後日DEL RITMOに交換したい。
2015年4月9日木曜日
キット屋 JB-320LM 球の選定
まだエージング不足ではあるものの、傾向というものはこの段階でもわかるもので、適合する球の選別をしている。 持ち球の種類に限りがあるため、ベストの組み合わせになるかどうかはわからないが、とりあえずは手持ちの球でのベストを探してみた。
JB-320LMのいいところはドライバ管が300Bを鳴らすというところで(2A3の場合もあるが)、実験の結果では音質的にはドライバ管と300Bは絵具を溶かすような音の合わさり方をすることが分かった。
つまりは単一の300Bの改善したい傾向を、補う傾向をもつドライバ管を合わせることで解消ができるということで、これは12AU7や6SN7のような前段球では成し得なかった効果であって、より自分の好みの音に近づけることが可能である。
いろいろやってみた結果、初段6C6(RCA)、ドライバは松下6CA7、300Bは曙300B-98というのがいまのところ一番よかった。
これまでに試した経過は以下の通り。
まずGolden Dragon EL34+300B Superでの組み合わせでは全体にまとめりは良いものの音が硬いこと、低音の量感がいま一歩なことが気になった。
それで低音の量感があるエレハモ300B(黒)にしてみたらなかなか良いのだが高音が刺さる。低音の量感は欲しいのでそれならと思いエレハモ300B(金)に換えてみたら、低音も出るが高音ももっと刺さってしまった。まだ黒のほうが良いかな。 それにおとが甘くなってしまったのも気になった。
EL34を松下の6CA7に変えてみたのは、この球が中音重視な球だからだ。エレハモは高音も低音も出るがそのため中音が出ない。それを補うには松下のこのたまが適任と思った。
松下の6CA7のおかげでだいぶ穏やかにはなった。中音も充実している多どうしてもエレハモの甘さが気になって、最終的に素朴な音、300B-98と組み合わせてみた。
この2種類の球はお互いの悪いところを補うようで、最終的には低音も出るしだぶつかず、高音も出るが刺さらず、中音も美しくなった。
しいて言えばもう少し低音が速いと良いのだが、それは次回に何とかしてみよう。JJとかが要るかもしれない。
JB-320LMのいいところはドライバ管が300Bを鳴らすというところで(2A3の場合もあるが)、実験の結果では音質的にはドライバ管と300Bは絵具を溶かすような音の合わさり方をすることが分かった。
つまりは単一の300Bの改善したい傾向を、補う傾向をもつドライバ管を合わせることで解消ができるということで、これは12AU7や6SN7のような前段球では成し得なかった効果であって、より自分の好みの音に近づけることが可能である。
いろいろやってみた結果、初段6C6(RCA)、ドライバは松下6CA7、300Bは曙300B-98というのがいまのところ一番よかった。
これまでに試した経過は以下の通り。
まずGolden Dragon EL34+300B Superでの組み合わせでは全体にまとめりは良いものの音が硬いこと、低音の量感がいま一歩なことが気になった。
それで低音の量感があるエレハモ300B(黒)にしてみたらなかなか良いのだが高音が刺さる。低音の量感は欲しいのでそれならと思いエレハモ300B(金)に換えてみたら、低音も出るが高音ももっと刺さってしまった。まだ黒のほうが良いかな。 それにおとが甘くなってしまったのも気になった。
EL34を松下の6CA7に変えてみたのは、この球が中音重視な球だからだ。エレハモは高音も低音も出るがそのため中音が出ない。それを補うには松下のこのたまが適任と思った。
松下の6CA7のおかげでだいぶ穏やかにはなった。中音も充実している多どうしてもエレハモの甘さが気になって、最終的に素朴な音、300B-98と組み合わせてみた。
この2種類の球はお互いの悪いところを補うようで、最終的には低音も出るしだぶつかず、高音も出るが刺さらず、中音も美しくなった。
しいて言えばもう少し低音が速いと良いのだが、それは次回に何とかしてみよう。JJとかが要るかもしれない。
2015年4月8日水曜日
キット屋 JB-320LM 1日目経過
JB-320LMは聴きはじめてから1日経ったけど、いまだ試聴中。
最初載せてた桂光の300Bをやめて、我が家の標準器Golden Dragon 300B Superへ載せ替えた。
しばらくドライバ管を元気印のEH EL34にしていたが高音の輝きと中音の薄さが気になって、Mullardの6V6に変えて聴いていた。
6V6はMullardとロシア製のと聴いてみたがEL34に比べて音のスケールが小さくなる。 6V6自身はその輝ける高音に特徴があるのだが球の寸法が小さいことがスケールダウンに影響してる?
それでこれまた標準器Golden Dragon EL34 Premiumに変えた。
Golden Dragonの2段構成はいまのところうまくいっていて一番まとまりのいい音になっているが、これも時間とともに気になる点が出るであろうから、しばらくは球遊びをするつもりだ。
JB-320LMそのものの音について、1日経過しただけでまだエージング不足ではあるが、大変素直な音で、濃いめザラザラ目粘り目が好きな僕にとっては物足らない点もある。ただし球とケーブルの調整である程度近づけることはできそうだ。
課題は中域の音。張り出してこないし唄わない。上から下まである程度フラットな感じが現代の真空管アンプだなぁと思わせる点で、この部分ではSV-501SEの方が優っている。
この印象はSV-722マッキンの時に近くて、いい音なんだけど特徴がないのである。そういえば今使ってるプリはAGI 511なのだが、これを濃いめのCounter Pointとかに交換すると全体に改善する可能性があるかと思った。
最初載せてた桂光の300Bをやめて、我が家の標準器Golden Dragon 300B Superへ載せ替えた。
しばらくドライバ管を元気印のEH EL34にしていたが高音の輝きと中音の薄さが気になって、Mullardの6V6に変えて聴いていた。
6V6はMullardとロシア製のと聴いてみたがEL34に比べて音のスケールが小さくなる。 6V6自身はその輝ける高音に特徴があるのだが球の寸法が小さいことがスケールダウンに影響してる?
それでこれまた標準器Golden Dragon EL34 Premiumに変えた。
Golden Dragonの2段構成はいまのところうまくいっていて一番まとまりのいい音になっているが、これも時間とともに気になる点が出るであろうから、しばらくは球遊びをするつもりだ。
JB-320LMそのものの音について、1日経過しただけでまだエージング不足ではあるが、大変素直な音で、濃いめザラザラ目粘り目が好きな僕にとっては物足らない点もある。ただし球とケーブルの調整である程度近づけることはできそうだ。
課題は中域の音。張り出してこないし唄わない。上から下まである程度フラットな感じが現代の真空管アンプだなぁと思わせる点で、この部分ではSV-501SEの方が優っている。
この印象はSV-722マッキンの時に近くて、いい音なんだけど特徴がないのである。そういえば今使ってるプリはAGI 511なのだが、これを濃いめのCounter Pointとかに交換すると全体に改善する可能性があるかと思った。
2015年4月7日火曜日
キット屋 JB-320LM がやってきた(その1)
かねてから欲しいと言っていたキット屋さんのJB-320LMがとうとうやってくる日を迎えることができた。このところずっとTU-8300の改良に終始していて、実はそれなりに満足だったが、やはり買ってしいましたね。
買ったのはJB-320LMキットという商品で6C6のみ付属、6V6/EL34と300B/2A3は自前で用意しないといけないのだが、手元に球がたくさんある我が身には返ってありがたい。
キットといってもハガキ大の基板に部品をつけるだけ、あとは配線を数本半田でつけると出来上がってしまうイージーキットになっている。 聞けばうまく組み立てられずにトラブルが多いそうで、半田付けが得意でない年齢層向けにキットアンプを用意した格好なんだろう。
まずはここから始まる。抵抗器とコンデンサを半田付けする。今回は最初からカップリングコンデンサを付属の得体のしれないフィルムコンデンサからDEL LITMOのオイルコンに変えることにした。後から交換もできるが、配線の半田を外さないとできそうもないのが分かったので最初から変えておいた。DEL LITMOはTU-8300の時に実験して、いろんなコンデンサを試して最後に選んだコンデンサで音色もある程度分かっている。高音が伸びて泥臭いとことが無いコストパフォーマンスが高いコンデンサだ。
組みあがったのがこの写真だ。DEL LITMOは縦に置いてみたがこのほうが格好がいい。
買ったのはJB-320LMキットという商品で6C6のみ付属、6V6/EL34と300B/2A3は自前で用意しないといけないのだが、手元に球がたくさんある我が身には返ってありがたい。
キットといってもハガキ大の基板に部品をつけるだけ、あとは配線を数本半田でつけると出来上がってしまうイージーキットになっている。 聞けばうまく組み立てられずにトラブルが多いそうで、半田付けが得意でない年齢層向けにキットアンプを用意した格好なんだろう。
まずはここから始まる。抵抗器とコンデンサを半田付けする。今回は最初からカップリングコンデンサを付属の得体のしれないフィルムコンデンサからDEL LITMOのオイルコンに変えることにした。後から交換もできるが、配線の半田を外さないとできそうもないのが分かったので最初から変えておいた。DEL LITMOはTU-8300の時に実験して、いろんなコンデンサを試して最後に選んだコンデンサで音色もある程度分かっている。高音が伸びて泥臭いとことが無いコストパフォーマンスが高いコンデンサだ。
組みあがったのがこの写真だ。DEL LITMOは縦に置いてみたがこのほうが格好がいい。
2015年1月12日月曜日
はやく来い来いJB-320LM
TU-8300Rをいろいろいじって音質改善するのはそろそろこのくらいにしておこうかと考えている。さて次はどうしようかと思ってオクを見てるとあれこれ欲しくなる。 たしかSPでこの「沼」にはまったな、と思うと狙ってるJB-320LMが早く出てきてくれれば余計な出費をしなくて済みそうな気がする。
「はやく来い来いJB-320LM」。 期待して待っております。
「はやく来い来いJB-320LM」。 期待して待っております。
2014年12月20日土曜日
JB-320LM が発売になる件
キット屋さんからJB-320LMが出るのが待ち遠しいと10月に書いたが、価格が発表された。
予想通り13万円。期待を込めて書いた数字がドンピシャだったのが嬉しい。大橋さんのブログでは円安で厳しかったので価格を下げるために発注量を倍にしたと書いてあった。昔から輸入商材の場合は1ロット100台、次は1コンテナという単位になることが多いのだが、今回の発注量は300台くらいであろうか。
早速その300分の1を買わせてもらおうと考えてるが、発売記念とかも併せてやってほしいものである。その方が購入に躊躇が無くなる。
実は初段球6C6という球を僕は知らない。以前91型を持っていたので310Aはわかるのだが高額なのであまり楽しめず、ロシアの互換球しか選択肢がなかったので、6C6は楽しみだ。ただし結線で310Aにもできるので、310Aをお持ちの方はそっちで楽しむことも良いかもしれない。
ここまで書いて思わずヤフオクで6C6を探してみたら松下とRCAのものが出ていた。松下は2本で2,000円、これは安いと思ってアンプもまだないのに落札してみた。実は同じ思いで310Aを探していたことがあったのだが、あまり出ないのと、出てもWE-310Aの場合2本で3~4万円もするので僕には合わなかった。結局はロシアの互換球しか無くて、初段球を選べない不便さが嫌だった。
ついでにebayも見てみたのだが、おおよそペアで5,000円~1万円の幅にあるようなので問題なさそう。KEN RADが好きなのであったら買ってみたい。
(勝手に転載しました、問題あれば連絡お願いします)
予想通り13万円。期待を込めて書いた数字がドンピシャだったのが嬉しい。大橋さんのブログでは円安で厳しかったので価格を下げるために発注量を倍にしたと書いてあった。昔から輸入商材の場合は1ロット100台、次は1コンテナという単位になることが多いのだが、今回の発注量は300台くらいであろうか。
早速その300分の1を買わせてもらおうと考えてるが、発売記念とかも併せてやってほしいものである。その方が購入に躊躇が無くなる。
実は初段球6C6という球を僕は知らない。以前91型を持っていたので310Aはわかるのだが高額なのであまり楽しめず、ロシアの互換球しか選択肢がなかったので、6C6は楽しみだ。ただし結線で310Aにもできるので、310Aをお持ちの方はそっちで楽しむことも良いかもしれない。
ここまで書いて思わずヤフオクで6C6を探してみたら松下とRCAのものが出ていた。松下は2本で2,000円、これは安いと思ってアンプもまだないのに落札してみた。実は同じ思いで310Aを探していたことがあったのだが、あまり出ないのと、出てもWE-310Aの場合2本で3~4万円もするので僕には合わなかった。結局はロシアの互換球しか無くて、初段球を選べない不便さが嫌だった。
ついでにebayも見てみたのだが、おおよそペアで5,000円~1万円の幅にあるようなので問題なさそう。KEN RADが好きなのであったら買ってみたい。
2014年10月21日火曜日
その名も"JB-320LM"を注目している件
キット屋の大橋さんが長い沈黙?から復活した模様だ。個人的には大橋さんの仕事の仕方は嫌いじゃない。 一貫して「いつも一生懸命」な気がするからで、いろいろ言う輩が多いみたいだけど、さてその人たちは自分は何かしてますの?って思うことがある。やるのは難しいけど批判は簡単だ。
ところでまだ価格も決まってないけど新製品のJB-320LMという商品が大変気になっている。
(写真は勝手に掲載。問題あるならクレームお願いします)
ここ最近シングルアンプ付いていて、唯一のMACTON EL34 PPも出番が減っている。TU-8200Rを注文したのだが、そのままでは音がまとまりは良いのだが大したことないことは知っている。コンデンサとトランスの換装が必要なことも覚悟しているのだが、このJB-320LMは音決めを大橋さんがやってるので、のっけから期待している。加えて重量が21kgとは!これまた重いのでどうしても期待せざるを得ない。
ただ過去を振り返ると、本当に気に入って手元に残しておきたいと思う確率は半分くらいで、例えばSV-501SEは残したがSV-722マッキンは残さなかったので、過度な期待は禁物かもしれない。
価格は球なしで13万円という予想をしてみた。300BをEL34がドライブする音はどんなのか楽しみだ。初段が310Aでなく6C6である点も見逃せない、310Aが高騰しているご時世、なんて親切なんでしょうか。発売は来年ということなので気長に待つことにしている。
ところでまだ価格も決まってないけど新製品のJB-320LMという商品が大変気になっている。
ここ最近シングルアンプ付いていて、唯一のMACTON EL34 PPも出番が減っている。TU-8200Rを注文したのだが、そのままでは音がまとまりは良いのだが大したことないことは知っている。コンデンサとトランスの換装が必要なことも覚悟しているのだが、このJB-320LMは音決めを大橋さんがやってるので、のっけから期待している。加えて重量が21kgとは!これまた重いのでどうしても期待せざるを得ない。
ただ過去を振り返ると、本当に気に入って手元に残しておきたいと思う確率は半分くらいで、例えばSV-501SEは残したがSV-722マッキンは残さなかったので、過度な期待は禁物かもしれない。
価格は球なしで13万円という予想をしてみた。300BをEL34がドライブする音はどんなのか楽しみだ。初段が310Aでなく6C6である点も見逃せない、310Aが高騰しているご時世、なんて親切なんでしょうか。発売は来年ということなので気長に待つことにしている。
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