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2015年11月13日金曜日

TU-8300の今~完成形になってきた

TU-8300の話題から遠のいていたのだが常に使用している。
実は以前の改造からまたまた変化があって、今はやっと完成形に近くなった。


トランスはハモンドからノグチPMF-15WSに代わった。ハモンドにした時もそれなりの改善はあったのだが、しばらく聴いていると高音が物足らない。 TU-8300はどちらかというと穏やかな音質の傾向、ハモンドは中低音が良くなったのだが、個人的に高音好きなので別なものに換えたいと思っていた。

生産は終わったしまったTANGOのU-808が定番のようだが中古しかなく、ノグチなら新品がいつでも買える。 カップリングコンはDEL LITMOにしてある。

球は何とエレハモの6CA7だ。ノグチのトランスで音の勢いが良くなる、高音が強くなったのを上手にまとめ上げることができる。

初段球はとりあえずのMullardだが、いろいろ試してみたい。

ノグチトランス+DEL RITMO+エレハモ6CA7、これがMyベストだ。

2015年5月11日月曜日

長谷川工房 V-85プリアンプのソケット交換

古のV-85というプリアンプを使っている。カウンターポイントやAGIもいいが、このアンプは音場が広く音が素直なので結構好きだ。

半年くらい前に右CHからザ~というノイズが出て対処ができずに修理に出したことがある。有名なアンプ修理工房だったが結果としてははっきりとした原因は不明、真空管ソケットを1個交換したら改善したとのこと、特性を測った結果が付いてきて修理費が35,000円もかかったので、ならば自分で交換しようと思い立った。

ソケットは以前買った金メッキの中国製、半田付けはうまい方なのでやってもらったものよりもかっこよく半田付けも完成した。使用ハンダは今回は和光テクニカルの銀入りにしたがいつもはアルメットのKS-9を使っている。


ついでに基板上の電解コンデンサも交換した。音出ししてみてノイズはきれいに消え去って以前よりクリアな音が出てきたので気を良くして47μx2のブロックコンデンサ4個についても交換することにして発注した。

この手のアンプは自分でいろいろ交換できて楽しい。旧いアンプを直して使うというより、手におえる範囲でいろいろ改善できるのが楽しいわけだ。

電解コンデンサ系は経年変化が大きいところなので無条件に交換すればいいのだが、真ん中あたりの橙色のカップリングコンデンサ~松下のものの交換については換えることで音色が変わるのでやや注意が要る。 改悪というケースもあるので、EROが届いてからTU-8300でいろいろ試してから何に載せ替えるかを決めたいと思っている。

ネットで見た時のこの松下のコンデンサの評価はまずまずなのでかなり交換で改善するためのハードルは高いと思うが、まさかの場合のASCがあるので少なくともそれ以上になるに違いない。

2015年5月7日木曜日

カップリングコンデンサ雑感

AudioCapが載ったJB-320LMは好みの音になっていないことは前回書いた。ちなみにAudioCapを由としているメーカーとしてSunAudioさんがあって、製品のLIMITED版にはAudioCapが載っているようだ。



SV-2A3という超ロングセラーの製品を持ち、以前に僕も所有していてその素直で実直な製品を作り続けているこの会社が間違うはずもないので、気になって300Bから2A3に交換してみた。

AudioCapと2A3の相性はなかなか良かった。AudioCapの嫌な部分が減って、解像度が高いことが相まって高い透明感となった音が出てきた。 しばらく聞いているとやはり僕のきらいな刺激的な部分も出てきたが、これは600Bとの関係もあると思う。 しかし他のSPで聴いても仕方ないのでここは変えて再評価はしない。 AudioCapは300Bよりも2A3に合う。

ASCコンデンサを載せたTU-8200とTU-8300は調子が良い。特にハモンドトランスに換装したTU-8300についてはもっとよくなった。 ASCコンデンサの音は「なりっぷりが良い」「音が太い」「ややザラザラ感があってJazzに向く」といったものだ。 高音にやや癖があるが音が細くならないのでAudioCapのような鋭さが無く聴きやすいが、解像感はAudioCapに劣る。

明らかにaudioCapのほうが音数が多い、というか気にしてなかった楽器が聞こえるようになる感じがあって、悪くはないがやや神経質でもあって、僕はおおらかな音のほうが好みだ。
 
TU-8200もTU-8300もフルレンジSP向きのアンプだと感じている。 友人宅のJBL 3Wayで鳴らしてみたときはまあまあのレベルであったが、友人のSV-2300SEに完全にノックアウトされたことがあった。

そうだ、フルレンジ向きのアンプと2Way/3Way向きのアンプは確かにあって、前者はシングルアンプで、後者はプッシュプルだと最近は思うようになった。

ではSV-320LMはどうなのか? 今のところはシングルアンプなのにフルレンジ向きとも言えない折衷な感想を持っているが、PPのMACTONEよりは間違いなくフルレンジ向きだ。ではSV-510SEと比べるとどうか? 高音の伸びや全体の音の押し出しでJBがSV-510に優るのだが、SPのコーンをなぞるようなあの音は出てこないので、SVに軍配が上がる。

JB-320LMは良くも悪くも現代アンプの音なので、ビンテージの600Bを鳴らしてSV-510に勝てないのは仕方のないことでもあろうが、現代スピーカーを持っていないのでカップリングコンデンサの到着を待っている次第だ、 ebayで注文したEROもTRWもNOS品で、これからJB-320LMの音を600Bに合うように仕向けていくつもりだ。



実はSPRAGUEやWEST-CAPのNOSコンデンサをストックしてはいるのだが、以前のテストで相当高音域が落ち込んだ経験があって、今回は使わないでいる。もしかするとJBには合うのかもしれないが、JB自体何度もコンデンサを交換できるような構造になっておらず、はんだづけを付けたりとったりしているため、ケーブルの先端の被膜は溶けてしまって、これ以上は一旦先端部を切って被膜を剥いて再度はんだ付けする必要が出てくる。 しかし線長に余裕がなく、もしかすると配線をし直さないといけなくなるのが嫌なのだ。

ではEROやTRWなら高音が落ち込まないのか? それは今の段階ではわからないのだが、予想としては落ち込まないと思っていて、実はNOSのオイルコンの経験はあってもフィルムコンの経験が無くて真偽のほどはわからない。到着してからのお楽しみだ。

2015年4月26日日曜日

TU-8200とTU-8300にASC X363を載せた件

「誰もがいい音だねと思う」と言われているASC(米国SHIZUKI)のX363コンデンサをTU-8200とTU-8300に載せてみた。

日本のSHIZUKIのコンデンサは大したことないが、米国ASCのは大変いいんだという記事を見ることがあって、実は以前から知っていたのだが単価も安いし、ビンテージコンの方がいいという思い込みがあって使わなかったのだが違っていた。 思えばずいぶん遠回りをしたものだ。

結果としてはASCのX363は相当よかった。 キット屋の大橋さんにDEL RITMOを薦められたが散々だった話をしたら、ASCもいいですよとのご意見、おまけに海神無線さんで売ってますと言われた。 


海神無線さんはGaletto Audioさん同様、以前からたまに利用させていただいているお店だったので、さっそくASCのX363を注文、昨晩取り付けをしてみた。

TU-8300にはDEL RITMOがついていて、数量を間違えて4個しか買っていなかったんで、300Bへのカップリングはそのままで、初段とEL34/KT88へのカップリングコンデンサを交換した。

ASCの音はたいへん素直、音は太め、最初はザラザラ感あるが嫌ではない。音が前に出てくる。どちらかといえばJazz向きだと思った。総じて大変好みな音だった。

高音の伸びでDEL RITMOに負けるが、実はDEL RITMOが変だったことがわかる。くせもある高音だったのを伸びがあるとだけ解釈していたのだ。 ASCの高音は自然に伸び、そして自然に減衰する感じだ。

「声」が大変よくなった。これは大変重要なことで、声はすべての基本だと思っているので、声がいいことは全部がいいことにつながると思う。

TU-8200への換装の方がもっと効果が顕著だった。ASC X363はコストパフォーマンスが高く、安価に音質改善ができるので誰にも薦められると思う。

今日は「たいへんよくできました」の日で満足感が高かった。


2015年4月12日日曜日

キット屋 JB-320LM のカップリングコンデンサ考

キット屋さんのJB-320LMを組み立ててから1週間ほど経ったので音が落ち着いてきて、いったいこのアンプの音はどんなものなのかが分かってきた。

球は交換してあって、6C6(RCA -> マツダ)、 El34(松下)、300B(曙光300B-98)の状態での評価であるので、球交換で印象に変化はあるとは思う。 マツダの6C6については低音の増強のためにRCAより泥臭いマツダ(東芝)系に変えてある。

とりあえず不満を中心に書いているのだが、僕が使い続けるには以下の問題をクリアにしたいと思うという意味で、決してひどいアンプという訳ではない。

一番の特徴は高音域にあると思われる。気を許すと音が刺さるくらい周波数的な伸びはあると思うが、ニュアンスが足らない。要は色気不足ということで、この点では銘記SV-501SEの足元に全然及ばない。

スケール感はSV-501のそれより大きいのはトランス寸法と重量の関係から当然か。

低音はSVがやや意図的に量感を伴うのに対し、JB-320LMの場合はトランスの余裕で量感をだすためより自然ではあるのだが、音色がいまいちよくない。 低音域の切れも今一歩で団子になる。

音のイメージに閉塞感があり、広がりが乏しく根暗だ。個々に音を鳴らすのは得意だが雰囲気が出ない。 

今のところ改善出来そうな部分はコンデンサと球くらいなので、再度コンデンサ交換を考えている。

DEL RITMOのオイルコンは音がおとなしいとかかれているサイトもあるのだが、僕の経験ではそうでもない。 どちらかというと高音も低音も出て元気になるが一本調子な音だ。 SV-501SEに載せてあるJantzenオイルのような色気は出ないが、Jansenのようにどこにも特徴がない音とも違っていて、やや高音域にくせがあって元気になる方向にあると思う。 それで音が丸めのTUシリーズにはDEL RITMOが正解だと思うし、逆にJB-320のように最初から音がきつめのアンプには合わないのだと思えてならない。 

JB-320LMに今求めたい音は、もっとしなやかで、もっと色気があって、高音域に硬さを伴わないようにして、出来たら音が左右いっぱいに広がってもらいたい。

左右に広がってほしいという点ではSV-501SEも及第点でなく、今まで所有していたアンプで唯一ダック電子堂の6V6シングルアンプが最も優秀であったので、ここは設計上で決まってしまっている要素かもしれない。

JBの場合、アンプの価格が10万円~20万円のレンジにあるために1個5,000円もするコンデンサはルール違反のような気がするので、いろいろ調べた結果でJantzen Z-Capを選んだ。 彼の有名なマロニエオーディオさんのHPではこれよりもムンドルフのSilver Goldをお勧めするとかかれていたが、ムンドルフのは1組5,000円オーバーで、JBには使えない。 m-cap Supremeあたりがライバルになるのだが、今回は高音域の抑制という意味でJantzenにした。

手に入ったらこの続きを載せたいのだが、前述の理由からTU-8300についてはDEL RITMOのままでいいと思う。 TU-8200についても今はAudioCapなのだが、後日DEL RITMOに交換したい。

2015年3月18日水曜日

TU-8300 (ハモンド改) を300Bで(その4)

TU-8300につける300B選定の続き。

曙光の300B-98は全体に聴きやすい。桂光300Bを少し元気にしたくらいの音で刺激音は出ない。コストパフォーアンスは低くは無いが、これならばGolden Dragonに戻したい。

VALVE ART 300Bは上から下まで元気いっぱいで、特に低音の量感がある球なのでやや音が重くなる。なかなか良いのでまる1日聴いていたら聴き疲れがした。

 最後にGDの4-300BCを試した。この球は300Bの高性能版として存在している球で、以前オクで買っておいたものだが実は自分j評価では失敗作で、SV-501SEで試した時は上がキンキン、下がボンボンで帯域は広いがド派手な音で使い物にならず、そのうちオク行きを予定していた。



ところがこの球をTU-8300につけるとあら不思議~、キンキンな高音は伸びやかで細やかな高音になり、低音のボン付も影をひそめ程よい量感、どう聴いてもこれまでの最高の音になった。

半信半疑で2日くらい聴いてみたが感想は変わらず、これはマイベスト組み合わせだ。

もしかするとWE300Bのほうがすごく良いのかもしれないが、価格を考えると気安く使える球でも無いので、貧乏性の僕にはきっと楽しめない。

やった~。これなら常用できるレベルの音だ。しかTU-8300がここまで音が良くなるとJB-320LMを買う意味が薄れてしまったような。おまけにこれから夏に向かうので真空管の球数の多いアンプは避けたいところだし・・・・また迷うことになってしまった。

こういう場合は決めてあることが1つある。「先になっても買えるものはその時買えばいい」という自分が考えた名言なのだが、僕の行動指針の1つになっている。 やっぱりしばらく待とうかなぁ・・・

2015年3月17日火曜日

TU-8300 (ハモンド改) を300Bで(その3)

引き続いてTU-8300の300B試聴を続けている。



以前ヤフオクで買った桂光の300Bを試してみたが、元々この球は中庸で角張ったところが無い球なのだがさすがにハモンドトランス化したTU-8300では高音が伸びる。ただし先端はやはり丸くて流して聴くには疲れない音だ。

Audio Spaceの300Bは以前管球王国でかなり良い評価であったのでこれもオクで見つけたときに買っておいた球なのだが、音はずいぶん元気が良い。帯域は狭めだが中高音に張りがあって少し音がざらつくのも迫力が増すのに一役買ってるようだ。

もう少し低音が欲しくてエレハモの300B(黒)に換えてみた。この球は高音も出るが低音も出る。少しの間はかなり良い組み合わせだと思っていたのだが、音自体が柔らかいのに気付いた。女性ボーカルはかなり良いがラッパはすこし引っ込む感じ。 意外にもクラッシックはイケそうな球だと思った。

2015年3月16日月曜日

TU-8300 (ハモンド改) を300Bで(その2)

朝になったのでボリュームを上げて聴いてみたらナス球の高音は美しいがやや強い気もしてきた。

小野リサはかなり良いがラッパが硬くなるのと古い録音がハイあがりに聞こえるときがあってもうちょっと調整が要りそうだ。

総じては生TU-8300からずいぶん音質向上したが、さらに詰めの余地がありそうだ。

球の候補は曙光300B-98、桂光300B、VALVA ART, AUDIO SPACEなど手持ちの中国球になるが、曙光300B-98あたりがよさそうな気がしている。.

TU-8300 (ハモンド改) を300Bで聴いた

ハモンドトランスに換装してからのTU-8300は大活躍している。以前の「高域が丸い」のと「中低音のニュアンスが出にくい」感じが改善されて、全体に音も前に出てくるようになった。

トランスによる高音域の改善が大きいのだろう。ハモンドはお勧めである。

やっと300Bを聴く気になったので僕のスタンダード、Golden Dragon 300B Superを付けてみた。 

音は以前よりも 明らかに良くなっていたが、長い間聞いてみると高域の硬さが目立つ。低音もやや軽めで、タイトでソリッドな音になった。 以前のボヤっとした音から解放されてこれはこれで悪くないのだが、もうちょっと球選定で改善したい。

低音が欲しいのでエレハモのGOLDで試してみたが、この球は中域が柔らかいので目指した音とは違ってしまった。 エレハモの銀はたぶん硬くてハイ上がりになると思うので中国球で何かないかと思った。

VALVE ARTはドンシャリ気味な音なので低音的には良いのではないかと思ったのだが、そういえば以前買った曙光のナス球があったはず。この球はレンジが広く低音も良く出る。 メリハリ調ではなく中庸なのでハモンドによる張りのある音を強調はしないはずだ。

ボンネットを付けているのは球を付けてから裏蓋を開けてのバイアス調整なので全体をひっくり返す必要があるからだ。この辺りはTU-8300Rで改善するかと思っていたが依然同様で300B球の交換は面倒だ。

ハムバランスも取って音を出した瞬間笑みがこぼれてしまった。今までで一番良い音になったことがはっきりした。この音なら300Bも面目躍如、クラッシック向けとは言わせませんよ。KT-88で鳴らした時よりも1段上の音になって大満足。細かな音も出るし低音もなかなか良い。 問題はこの球は生産終了しているので替えがないことで、JJあたりならいけそうな気もするけどロシア球はハイ上がりなイメージがあるので、出来たら中国球でレンジが広くて上が丸くならないものが欲しい。

僕のTU-8300組み合わせは以下の通り。この組み合わせはGoodですよ。

プリ: AGI 511(メンテ済、オペアンプ交換、電源電解コンデンサ交換、接点洗浄済)
ケーブル:今はゴッサムGAC-4/1、モガミ2497では高域がきつくなる
TU-8300R: プリ球 Mullard CV4003, 曙光ナス球300B

2015年3月14日土曜日

TU-8300のトランス交換

頼んでおいたハモンドトランス(125FSE)が来たので換装してみた。

1週間くらい経ったので感想を書いてみるが、はっきりとした音質向上があった。

このトランスの音には迫力がある。きつくなり過ぎない程度にメリハリが出るがバランスは良くて、音が前に出てくる。 低音はスケール感が増し深みが出てきたし、高音に冴えが出てかなり満足。





エレハモのKT-88を付けてみたが、トランス換装前は単調な音だったのが音楽性豊かに、音に幅が出てきてEL34に差を付けるようになった。エレハモのEL34はKT88に比べて音が細くなるので今はTESLAのEL34に交換してみたが、やはりKT-88に分があるようだ。

300Bでのテストは後日に行ってみたい(バイアス調整に手間がかかる)。

TU-8300の音が劇的に良くなる(続編)

オペアンプを交換してしばらくして気づいたのだが、高音も低音も出るようになったが音が歪む。もしかしてゲインが高すぎるような、しかしオペアンプなのでそんなことは無いはずだが・・・しかし歪むのだ。

仕方ないので新品のLF357Nに交換してみたら・・・これはこれで結構良かった。低音は少し減るが透明感がある。 AGI-511のメンテにはオペアンプ交換は欠かさないと思った。 同時にLF357Nまたは初期のAGIに使われていたらしいLM318に交換するのが良さそうだ。 LM318は後日試してみたいのでまたebayで手配しておいた。

2015年2月26日木曜日

TU-8300の音が劇的に良くなる

注文したハモンドのトランスはまだ来ないのだが、別な観点からTU-8300の音が劇的に良くなる方法を見つけた。

それは「プリアンプにオペアンプを入れ替えたAGI 511を使う」というもので、要はTU-8200とTU-8300と音的に相性が抜群で悪いところを補う関係になる。



AGI 511のオペアンプは元もとはLF357なのだが古くなってるので新しいものに交換するのもいいが、今回は強化版のOPA627BPにしたら音がかなり良くなった。やや低音が強いのもTU-8200, TU-8300には都合が良い。音が張り出してくるがこれもTU-8200, TU-8300には好都合だ。 

もともとはAGI 511は素晴らしい音だったらしいが、中古で買ったAGIは音が伸びきらなかったので、VR交換、電源コンデンサ交換、端子清掃でも改善せずに困っていたのだが、原因はオペアンプにあったようだ。 交換後の高音の伸びは本物になった。

実は元々付いてたLF357を新品のLF357に交換するだけでも効果があるかもしれない(これは後日試します)が、今回のマークレビンソンにも載ってるOPA627はなかなかのモノだった。

このアンプを組み合わせてAltec 600Bを鳴らした限りはかなり満足だった。

TU-8200とTU-8300はAGI 511との相性が抜群なようだ。 もしかしてTU-8500をと思っていたがそれならば中古のAGI 511を買おう。

2011年9月20日火曜日

TU-8300 ベスト真空管

TU-8300の音の傾向は出力球である曙光の300B-98に支配されている。 中域の音を中心とした上も下もなだらかに落ちる音だ。 個人的にはもう少し硬くて高音が伸びると良いと思っていた。 最近ちょっとたいくつに思えてきたのでベスト球を選定してみようと思って、いろいろ試してみた。 


300Bについては曙光 300B-98、ナス球、Western 300B, EH 300B, EH GOLD 300Bで試した。 プリの12AT7は付属の中国管、Mullard高信頼管、National(米国)、Golden Dragonで試した。 Western 300Bは別格として、実用的にはEH GOLDの300Bが高音が伸びて、音が硬めだが柔和な表現があってなかなか良い。 やや音が細くなるのでGolden Dragonの12AT7は相性がピッタリ、重心が少し下がり陰影が出るようになる。

TU-8300のユーザーなら是非Golden Dragon 12AT7にEH GOLD 300Bの組み合わせはお勧め。 比較的値段も安めの安心組み合わせだ。

2011年2月7日月曜日

TU-8300の300B

TU-8300に曙光のナス管300BCを付けたので昼間に大きめの音で鳴らしてみた。

う~ん・・・・。前言撤回、かな。オリジナルの曙光300B-98のほうが元気でバランスも良い感じだ。 ナス管ではおとなしくなりすぎぎて、確かに大人の音かもしれないけどこのアンプでは音が暗くなる。300B-98では高域のツヤっぽいところが全体を好ましい音にしているようだ。設計者がこのアンプの音を300B-98を基準に追い込んだという話を聴いたことがあるが本当だろう。

TU-8300は良いアンプじゃないかな

ネットでのTU-8300の評価の掲載はたくさんあるが、おおかたの評価は「中庸」らしい。

しかし私はTU-8300が結構気に入ってる。音が明るくて素直、やりすぎたところが無いのが良い。しかし最低限VRはアルプスのRK-27に交換、フィルムコンデンサ6個は東一のVitamin-Qに交換する必要がある。付属のVRは特によろしくないので最初に取ってしまった。しばらくVRパスして聴いていたが不便なのでソフトンのアッテネータとアルプスのデテントの両方を買って両方試してみたが、音はアルプスの方が良いと思った。

球はを好きなのに交換すればいい。私はプリ球をGolden Dragon 12AT7に替えた。パワー球には曙光の300Bナス球に置き替えるつもりだ。

トランス交換にはたぶんJamesが一番良いのだろうが、そこまで手を出すとコストがかかり、TU-8300が安価なことが台無しになるのでやめておく。


おまけに付いてきたKT-88を付けてみたら音の切れ味が上がり鋭くなったが軽くもなった。 ポップスなどを聴くなら嫌な音では無いだろう。Kit LS3が元気になった。



今は曙光のナス球300B。低い方もかなり出てやっぱりこの球は良い。