去年の11月以降更新をさぼってたけど、オーディオ三昧はノンストップ、お休み無しでいろいろしていた。 その間装置もいろいろ変わって、今は300BシングルにTrusonic FR80フルレンジがメインになった。プリは絶好調のマツオサウンドと修理に出してる長谷川工房のV-85。
MACTONE MA-34には長谷川アンプがいない間はAGI 511とペアを組ませてある。
結構な寄り道をしたけど、大音量で聴かない自分に取ってはシングルアンプ+フルレンジに帰結した様な気がしている。 サブのSPにも三菱のP-610MBを使っているが、深夜はこっちの方がさらに良い。
300Bのシングルアンプはただ今4台あって、キット屋さんのSV-510SE、栃木のアロマオーディオさんの300Bシングル(初段SRPPで整流管いろいろ使えて遊べます)、ZAIKAの300Bシングル、そして最近ハイフォニック HPA-300BSが加わった。ハイフォニックのはハムが凄くて調子が悪いのでメーカーへメンテ依頼する予定なのだが、このアンプが一番高級でHiFiだ。
ZAIKAのは古いのだが音はなかなかのもので、HiFiとは距離を取った音作り、聴きやすく味わいが深い。 アロマオーディオのは直線的で浪花節が不得意な直球アンプだと思っていたが、Philipsの6SL7にZAITRONの300Bを組み合わせるとZAIKAのアンプの様な音になった。 浪花節の弟子みたいな感じでなかなかよろしい。整流管の許容が広くいろいろ使えて面白いが、結局5U4Gに戻ってしまった。
マックトンのMA-34もHARBETHに繋げてあるのだが、最近はTrusonicばかり300Bで聴くのであまり音を出していない。一昨日鳴らしてみたが見事な音で、使わないのに惜しくて処分できないでいる。
ちなみにTrusonic FR80の音だが、「見事」と言ってよいと思う。Altecよりも好みだ。 高音もそこそこ出ていてツイーターは要らない。 長谷川+MA34に繋げるとハイ上がりでキャンキャンしてしまうので、マツオプリ+300Bシングルで鳴らしているのだが、実に良い。 音が軽くて高解像で過不足が無いのだ。 Harbethはこれに比べて帯域が広く解像度も高いのだが、小さな音で使っている場合はコーン紙が重いぶん分が悪い。軽量コーンのフルレンジはやめらないカモ・・・・