2012年9月29日土曜日

JRiver Media Center 18

foobarからJRiverのMedia Center 17に変えてみたが、音が平坦になったためfoobarに戻した。

しかしBabyfaceと音の傾向がかぶるためか、音が太くなり高音が丸くなってしまう。 JRiver社のHPを見ていたら Media Center 18のベータリリースが始まっていたので、それを使ってみた。

音は良くなってる。 Media Center 18のほうが音がはっきりして細くもなっていない気がする。 これならfoobarに戻さなくても済みそうだ。

使い勝手はfoobarよりも断然良い。 一部完成されていないが日本語化もされている。

JRiver Media Center 18、 お勧めだ。

2012年9月28日金曜日

RME Babyface なかなかイケる

テクノクラフトオーディオデザインの真空管DAC MODEL-35IIを使っていたが、右CHから音が出なくなってしまった。 回路が動いていないのではなくてコネクタが不良っぽい気がする。 2月に買ったばかりで故障するなんてちょっと問題だなぁ。 
唯一のDACであったので修理中のDACがなくなってしまうので、一度は使ってみたかった独RME社のBabyfaceを買ってみた。




BabyfaceはDDCとDACが合わさってると考えていいので、AudiopilloのDDCを外してドライバも外して、Babyfaceをつなげてみた。 インストールは簡単で、デバイスマネージャ上で?不明になってるBabyfaceのデバイスに適切なドライバをインストールすればいい。

常駐するプログラムとしてTotalMix MXというのがあって、これが居れば音は出る。

先週からFoobar2000じゃなくJRiver MediaCenter 17を使っているが、使い勝手が良い。 音はFoobarの張りのあるドンシャリ傾向と異なり、すっきり系だ。 設定でRME BabyfaceがWASAPI経由のデバイスとして見えるのでそれを選べば音は出る。

Babyfaceから出る音はなかなかいい。安定感が高くアナログ的な丸みと優しさがある。 解像感が高く音数が多い。 値段から考えると大変立派だ。 MODEL-35IIが戻ったら比べてみたいと思うが優劣付けがたいような気がしている。

個人的にはBabyfaceについてるマスターボリュームコントロールが便利で、夜中の演奏には欲しかった機能だ。

Foobarに変えてみると少し高音が足らない感じになる。 音が丸くなりすぎる感じで楽しめない。 BabyfaceとFoobarの利用者はJRiver Media Centerにしてみることをお勧めしたい。

RME Babyface、お勧めだ。

2012年9月25日火曜日

MATSUO マツオサウンド 続行中

まだいろいろ試行錯誤中だ。 GEの5761だが3つ目を手に入れて取り替えてみたら音が痩せてきた。 
今はJJ フォノECC83S(2球)+JJ ECC83S(1球)+トーンコントロール JJ ECC83S(1球)+最終段5761(2球)だったので、トーンコントロールのJJ ECC83SをGE 5761に替えたのがまずかった様だ。 
そもそも5761はゲインが低いので全体に使うと元々の音が変わってしまうのかもしれない。

試しに松下の12AX7を5761に換えてみた。 これならゲインも変わらないし万能松下くんが優秀で何とかしてくれないかなと思ったりした。

万能松下くん、あなたはえらかった。 高音が出るようになったしバランスが良くなってきた。

あわててオクで松下の12AX7を買い漁ってしまった。

2012年9月15日土曜日

MATSUO マツオサウンドのプリ

以前尾道の有名なマツオサウンドさんのプリアンプを購入した。 初めて聴くタイプの音で高音の先端が少し丸っこくて、高音は出ないが低音は出る。もちろん中音も出る。 写真でご覧のように高級パーツが随所に使ってあるので、さぞ良い音なんだろうと思って買ったのだが他の機器と音がうまく合わせられなかった。


しかし他のアンプには無い「連続した音」が気になって、たまにSV-722と付け替えてはまた戻していた。 心惹かれるものがあるのだが組み合わせがしっくり来ないのだ。

そこで先日買ったElfeel E-04aパワーアンプと組み合わせてみたらいいかもしれないと考えたのだが、E-04aはファインメットトランスを使っているため高音が煌びやかになりがちだ。 実際球の交換では穏やめの傾向に引っ張ってちょうどいい感じだった。 高音をぐんと伸ばしてやる球交換を行って、硬め高音が勝ってる状態にしたうえで、マツオプリと組み合わせてみたらちょうどいいのではないかと考えた。

E-04aのパワー球をEH EL34に変え、2段目の12AU7をTUNG SOLにしたら結構な高音寄りの音になったので、マツオプリと組み合わせてみる。

マツオプリのJJ ECC83sを外してキット屋さんお勧めのSovtek 12AX7LPSに変えてみる。いくぶんソリッドになるが低音が出て邪魔な感じがする。 最終段の2球だけGEの5761に変えてみる。この球は音が素直で低音はかなり締まる。 

うーん、なかなかいいぞ、これ。 先に「連続した音」と表現したのはアナログ的な音と言うか、デジタルの音は実は点の集合体みたいなものだけど、アナログは自由曲線的につながってるから。 今の音はかなり好みだ。 マツオプリにはトーンコントロールが付いてるからこれもちょっと使って高音を少し上げるとさらに良い感じになった。

Altec 755eに繋げて聴いてみる。 心にしみる音だ。 すばらしい。

たぶんだけどマツオプリはハイあがり、ハッキリクッキリ系Triodeのパワーアンプと接続してもなかなか良いんじゃなかろうか、と思った。 このアンプ、只者じゃないです。

2012年9月4日火曜日

Elfeel E-04A 続き

もうちょっと深く突っ込んでみたくて、いろいろ触っていた。 VR最大で起こる盛大なハム音については、実は初段球を新品の日立製6GM6に交換したらかなり収まってしまった。

そうこうしていたら有限会社エコルの主催者の方からメールで返答が来た。 VRから初段球の6GM6へ繋がっている内部配線を銅テープでシールドして片方アースに落とすと改善するそうだ。早速銅テープを入手してやってみたい。

ネットで調べていたら「ハムが酷くて手放した」と某2CHに過去ログがあったのだが、この人は諦めが早すぎだたのではなかろうか。  

ところで先ほどEATのKT-88から松下の6CA7に変えてみた。 ついでにドライバ球をBugle Boyに変えたら、劇的に音が良くなった。 ストレートでも固くならないのは松下の球のおかげ、 迫力が出るのはBugle Boyのおかげか。 低音がやや軽いがなかなかいい感じだ。 低音を稼ぐにはドライバ管を東芝にしてみようか。 

このアンプは真空管の音の差を素直に表現してくれる。 良いアンプだ。


2012年9月3日月曜日

Elfeel E-04A ファインメット

E-04Aというファインメットトランスを搭載したシングルアンプについて書いてみたい。 EL34またはKT-88シングルアンプなので、OCTAVE V40SE時代に集めてすでに使い道のないEL-34やKT-88を再利用するのにぴったりだ。 シングルなので左右1本ずつあれば良いしマッチドである必要もない。



このアンプは有限会社エコルさんという相模原の会社が作っていたものなのだが、問い合わせたら今はオーディオ販売は中断中だと主催者の方からメールを頂いた。 実はバイアスの設定などの資料がまったくなくて困っていたので、メールでのアドバイスは大変ありがたかった。

余ってるKT-88のなかに贅沢にもEATのKT-88があったので、これで音だししてみると最大の利点は突き抜ける高音、豊かな低音で、最大の欠点はハムノイズが標準より多いことだった。

ハムの件は主催者の方へ改善策を問い合わせることとして、音はストレートでよどみなくJazzのラッパがどんどん迫ってくる良い音だ。 こんなに良いのに今は作るのやめてるとはもったいない気がした。

国内のガレージメーカーには優れたところが多い。 TRIODEも悪くないがそういう優れたメーカーさんの商品に出会う機会をもっと持ちたいと思っている。 もっと広く知ってもらえる方法は無いのだろうか・・・と思うのだが。

2012年9月2日日曜日

DP2 Merrillを買わない理由

しばらく前にDP2 Merrillが出たのだが実は買っていない。 どちらかというとシグマ贔屓なのだが買ってないのだ。 もうすぐDP1 Merrillが出るけど、たぶん買わない。


理由は至極合理的、つまりはDP1XとDP2Xの過去の出番が極端に少なかったのだ。

写りの素晴らしさは誰もが認める超ど級である。 十分に明るいところでISO100でとった画像は文句なしにすごいし、惹かれる。 しかし明るくないところではまったく役に立たないカメラで、ISO400でも出てくる絵は不満足になってしまうのだ。

それでも他のカメラと使い分けて・・・などと考えて1年経ったが、出動回数は数える限りだった。 それでMerrillの登場で触手が動くはずはなく、まったく役に立たないカメラをこれ以上増やす気になれない。

代わりに買わないと言ってたFujiのX100を買って持って歩いてる。 悔しいから中古で6万5千円で買った。 多少重いが暗くても明るくてもかなり綺麗な絵が撮れる。  それでDP1XとDP2Xは惜しいのだがまったく使っていないのでヤフオクへ出すつもりだ。 僕の中古を買う人は本当にラッキーだと思う。 使用回数か極端に少なくてお買い得なのに、おまけに防湿庫で管理されてるからだ。

で、X100はどうかというと画角35換算35mmってのがちょっと微妙で、28mm相当の方が好きだし絵がダイナミックに感じる。 しかし日常を普通の感じで普通に撮るのなら35mmの方に分があると思う。 やさしい描画と相まってX100はスナップシューターとして一級品だと思った。

もともと色再現に長けてる富士なのだが、コントラストも高めの良いレンズ、全体に柔らかめの超画に富士の自信を見た気がした。 これはこれでいいのだろう。