2020年11月28日土曜日

OLYMPUS OM-D E-M1X

 OLYMPUS OM-D E-M1X突然の値下げで半額近い値段になっていた。


身売り前の在庫調整をかねての大幅値下げの模様、一時的かどうかはわからないので俄然買う気になってしまった。

先日Nikon Dfを断腸の思いであきらめたばかりなのに今回のこれにはとても贖える気がせず、さんざん思案したのちに先ほどポチっと行ってしまった。

実はOLDニッコールもそうなのだが、以前E-5を使っていた時のZuiko Digitalレンズも何本か持っている。特に松レンズとライカレンズについては「もったいない」と思っていたので、パナのG9Proで再利用を試みたものの余りの余分な動き、余りの遅さに閉口してZDはお蔵にしまっていた。

OM-D E-M1XではZDレンズが実用になると聞いたのはさらなる決め手になった。

しかしもしあの時Dfを買っていたら・・・それは考えたくもないパラドックスだ。再利用にはうんと旧いAiニッコールよりもZDレンズの方がはるかに実用的に見える。

2020年11月21日土曜日

急いては事を仕損じる?

SV-Pri1616Dの整流管交換から1日経った。その間とっかえひっかえ球を交換していたのだが思うような結果が出ない。余りに高額なビンテージ管を使わないように留意したこともあるがどの球も思いのほか高音が伸びなかった。

手元に余ってる順で行くとSOVTEL 12AX7LPSとGolden DragonのE82CCが一番都合が良かったので何とかこれでと思ったのだが残念なことに腰は出て中高音の張りもあるがハイハットが弱い。東芝に似てるが東芝の方が音が滑らか、GDはどうしてもざらつく。

エレハモ、NEC、GEと流れて解決できなかったので、いっそのことPM(Golden Dragon姉妹管、音は凶暴)にしてみたのだが、やはりハイハットは出るがすべてにおいて派手な音になってしまった。

仕方ないので松下の12AU7に戻したのだが、昨日よりは音が落ち着いていた。やはり整流管を買ったその日の評価は禁物なのだろう。1日でずいぶんこなれたものでしばらくはこれで行こうと思った。 SOVTEK 12AX7LPSx2 + 松下12AU7、下も出るけど上も出ていい音だ。

2020年11月20日金曜日

整流管来ました

 評判良いのはJJとTUNGSOLだったのでこの2つを買った。

今日届いたのでいろいろ比べてみた。

松下はきれいな音だった。高音低音の誇張感がなく中音重視、聴きやすい音だった。
JJはHifiな音、上から下までみっちりと音が出る。高音がやや強いが低音も強いのでこれはこれでいい。TUNG SOLも良かった。JJよりさらにレンジが広くなったが高音が強め、低音は中庸だった。

前回までの経緯で最終段に松下の12AU7にしたのだが、JJとTUNGSOLでは高音が抑えきれず、松下の12AU7を交換しないといけなくなった。東芝が高音を抑えるだろうとおもったが、抑え過ぎでハイハットが聞こえなくなったのでいろいろ試したが高音をある程度抑えるような良い球が見つからず、最終的には東芝の6819(12AU7互換だが少し細くなる)にして落ち着いた。

今日のところはここまでにしておくが、どうやらV1toV2のSOVTEKも変えないといけなくなりそうだ。TUNG SOLとJJならJJの方が良い。松下はさらに良いのだがNOSなので考えものだ。


ダメ押しでエレハモもやってみた

 ダメ押しでエレハモ12AX7(2)+松下12AU7もやってみた。エレハモの黒は結構好きな球でパワーアンプの初段6SN7はエレハモで落ち着いている。華はあって骨格がしっかりしていて低音も出るが、時に雑味が出ることがある。ギターアンプには最適かもしれない。

音はどうなったかというと、少し濁った。低音がもっと出てきて華もあって全域で音が太くなった。そのせいで解像感が下がって可憐さがなくなってしまった。低音が出るとどうしても濁るのはいたしかたないか。エレハモの持つ雑な部分が悪い方向で出てしまったようだ。

ということで、SOVTEK 12AX7LPS(2)+松下12AU7に戻すことにした。

2020年11月19日木曜日

SV-Pri1616D 球を色々変えてみた

 まずは全部SOVTEK 12AX7LPSにして聴いてみた。この球はキット屋さんで以前SV-722で推薦されていたもので電源ラインが巻線で低ノイズになっていると言うことだったのでPhoneアンプ部で有利だそうだ。音はやや暗め、誇張感低め、解像感高め、低音に独特のふくらみがあるという感じだったが、Pre1616Dにつけた場合、音は暗めで変わらず、解像感高めで変わらず、高音がやや強め、低音はやや薄めになった。

12AX7を3本載せた場合、高音が冴え音は固めのマランツ7風になると書かれていたがその通りかもしれない。と思って東芝の12AX7を3本で仕立ててみたら全然違って高音が出なく解像感も低めになった。

ついでに新TUNGSOLの金足12AX7~これもキット屋さんで以前推薦していたのだが、これを3本つけてみたら高音も低音も出るがデコレーションケーキのような甘い音になった。

全部12AU7でと思い、GoldenDragonのE82CC 3本立ててみたが高音が出ず音が重くなった。

Golden Dragonと東芝の球は足が太い。そのままアンプに指すとソケットがバカになるため写真のような下駄を履かせて使うのをお勧めしたい。

選択枝がありすぎで困ったので、V1/V2の2本はSOVTEK 12AX7LPSに固定することで解像感と高音の伸びを確保して、V3の12AU7をいろいろ選択することにした。この構成はマッキンの音がすると書かれていたがこれまでの経験からそうならない場合の方が多い。

最初はエレハモの黒と金で試した。これまでにエレハモの金には一度も良い思いが無い。音が甘くて派手で締まりがない。それに比べて黒はやや派手で明るめだが全体の音は締まっていて低音も出るが、場合によってややノイジーになる。

残念ながらSOVTEKと黒の組み合わせは音がそっけなさすぎだった。華も無ければ泣きもない。余計な音は出さない系。元々のSOVTEKにもその傾向はあるので相乗効果で悪くなった。こんどは金にしてみたらだいぶマシにはなったが、私基準よりも甘めに傾いたようで長時間聴くと飴の食べ過ぎのようだ。

キット屋さんお勧めのJJ ECC82でやってみたが音がまじめすぎて面白くない。高音も低音もほどほどで華やかさも控えめ、全体に欲求不満気味な音だ。以前マツオサウンドのプリアンプで試した時も個人的には同じような印象だった。たしかMJ絶賛の球だったと思う。

その後、東芝、松下、GE、フィリップス、マラード、Valvoを試してみた。

東芝は結構いい。骨太で骨格がしっかりした音、高音の伸びがないが今回はSOVTEKが高音強めなので東芝との組み合わせはGoodだ。 松下にしてみると音に華やかさと甘さが付くが程よい感じ。SOVTEKの高音を受けて柔らかな音に変えてくれる。この組み合わせはかなりのものだった。

PhilipsとValvoは同じ欧州管で同傾向、華やかはあるが筋肉質、美形な騎士の様だ。GEは東芝にやや似ているがもう少しおおらかな鳴りっぷりで焼鳥屋のおやじ感、上がやや詰まるが人情が厚く時によく泣いてくれる。
ということでV3には松下の12AU7を採用することにした。
しばらくはこの構成で使おうと思っている。球交換の前と比べると雲泥の差、相当いい音になった。SOVTEK 12AX7LPS + 松下12AU7の組み合わせ、お勧めしたい。

2020年11月18日水曜日

サンバレー SV-Pre1616D 組んでみました

 ダック電子堂という大阪にあるオーディオショップさん作の6V6アンプを使っている。気に入って3台ほどもっていて2台がパワーアンプで、1台はプリメインとなってるが構造はよく似ていて、このアンプがよく歌ってくれる。いわゆる音楽性が高い系なのだがふたを開けて中を覗いても違いがよくわからない。

ネットで「真空管の駆動電圧が極端に低くしてある」と書かれているのを見たことがあるが、まだ自身では計っていない。音は本当にいいので卓上セットとして気に入っている。

プリは以前ヤフオクで買ったECC82とビンテージコンデンサを使った自作アンプで、これはこれで気にいってはいるのだがもうちょっと遊べるといいと思ってSV-Pre1616Dを買ってみた。

プリアンプの組み立ては初めてで、見る限りはパワーアンプと比べてこまごましてめんどくさい感じ、間違いも起こしやすそうだが、このアンプくらいまでなら何とか作れそうだと思った。








という感じで完成した。ゆっくり作ったので3日ほどかかった。配線は再三確認したので間違いはなく一発で動いたのだが、ダイオード整流管もどきを組み立て中に壊してしまった。ケースにあまりにハマらないのでドライバでたたいたら足が折れてしまった。これかなりやすりで削らないと絶対ハマらないサイズなので改善してほしい。
整流管は手持ちに松下の5AR4があったので使ってみるが、やはり現代球で試しいのでJJとTUNGSOLの5AR4/GZ34をAMAZONで注文した。
メインの球はこれも以前キット屋さんでいいと言われていたSOVTEK 12AX7LPSが数本あったのでこれで最初の音出しをしてみた。

おっと、これはいい音ですね。すこし時間をかけていろいろやってみる。(続く)

2020年11月10日火曜日

悩ましいNikon Df

Nikonのフルサイズカメラ"Df"が悩ましい。このところの値段下落から見て生産はほんとに中止になったと認識できるし、業績不振で生産拠点の海外への移転が発表されたので、きっとDf-2の目も無くなったように思える。


それで今が最後の買い時だ!と思い、昨晩から買う理由をいろいろ探しまわっていた。

本体と50mm/2.8のキットレンズの組み合わせには文句はない。重さも寸法も吐き出される絵の綺麗さを思えば許容できる。交換レンズは35mmと70-200mmくらいのズームがあれば足るのでいろいろ調べてみたが・・・高い! すべて10万円以上する。

中古が安いことに気が付いたのでいろいろ調べてみるが、レンズの種類がありすぎて絞れない。おまけにDXフォーマットも使えると書いてあるレンズもあったりして、それはフルサイズ専用設計では無いということで、つまりは口径が小さいわけで、鬼のような解像感や解放時のやわらかなボケが期待できないのか? レンズの作例見るとなかなか綺麗なのだがほとんどがFXフォーマットで撮った写真なので、FX互換レンズはやはりFXのユーザーが使ってるのか?などなど。

現在の自身はパナのG9Proと富士のX-Pro3の両建てになっている。特に富士の解像感と色は気に入っていて短焦点レンズとの組み合わせでDfと同じような使い方になりそうで住み分けができるのだろうか?


パナのG9Proは写真単体では富士に負けるが動体や物撮りはイケてる。絵のつくりはハイコントラストでかなり意図的な超解像感、デジタルのおかげなカメラだ。高性能なAFと手振れ防止のおかげで、動体撮影でもミスが少ないのが一番いいところ。どれだけ解像度が良くて色も良くても、ブレたりピンボケしていては話にならないからだ。

写真中心の時の富士は圧巻で、ハイコントラストでは無いけど高い解像感、黒を基調とした和の色合い、決して派手ではなくしかし芯の強い表現をしてくれる。X-Pro3にしたのは最近なのだが撮影中のマニュアル操作感もなかなか良くて、いつも持ち運びたいカメラだ。

Dfを買ったらどうなるか?動画は撮れないから写真専用になるし、ズームを付けたら相当重くなるのでこれぞと思う時しか使わないような気がする。動画用には別の何か、スマホかビデオカメラを携帯していくしかないが、それでまた荷物は増える。

パナや富士でも月に3回くらいしか出番が無いので、きっとDfは飾り物になるのではなかろうか? 昔Nikon F3使ってた時のレンズがあるので、いわゆるオールドレンズ遊びが出来るそうだがそれで何を撮るのか?

いろいろ考えたが、やはりDfは買うのはやめることにした。きっとレンズも複数買うことになるが、なのに出番は年に数回程度しか無さそうだ。解像感の高い写真は届かないけど富士で我慢しておくことにしよう。Dfに使おうと思っていたお金のことを考えたら11月12日から始まる富士フィルムのキャンペーンでフジノンXF56mm/F1.2を買うのには気楽になった。

Dfのような趣味性の高いカメラを出すNikonには敬意を払いたい。が、しかし時流からは外れ一部のコアなユーザー向けの商品開発は全体の余裕が有るときだけにしたほうがいい。おまけにZフォーマットに変えたのも頂けてなくて、確かに画質は良いのだろうが今までのユーザーがフォーマットを変えてまで追従してくれるかは甚だ疑問がある。もともと尋常でない値段がするニッコールをそろえてきたユーザーはどうしたらいいか困ると思うんだけど、どう?

僕もフォーサーズの資産があるのでマイクロフォーサーズに変えた口なのだけど、変換アダプタがあるからと言って過去のレンズを使ったことはない(アダプタは持ってる)のは、付けてみた際のアンバランスさとAFの遅さで使い物にならなかったらで、なのでZフォーマットカメラにはZフォーマットレンズが一番いいと思う。過去のユーザーはいつまでもFフォーマットで居るのか、それともZフォーマットに変わるかの2択になっているのではないだろうか。

もしもZフォーマットに全面的に変えるくらいならば他社のフルサイズも選択肢に上がって来るのでNikonに戻ってこないかもしれない。もしかして古株ばかりが発言権を握っていて滅びつつある日産に似ている。そうならば会社が日本の会社でなくなる日は遠くは無い気がするのだが・・・。

F3とAiニッコールは学生時代の思い出でまだ持っているが、状況があのころとは違うのだ。