2015年2月26日木曜日

TU-8300の音が劇的に良くなる

注文したハモンドのトランスはまだ来ないのだが、別な観点からTU-8300の音が劇的に良くなる方法を見つけた。

それは「プリアンプにオペアンプを入れ替えたAGI 511を使う」というもので、要はTU-8200とTU-8300と音的に相性が抜群で悪いところを補う関係になる。



AGI 511のオペアンプは元もとはLF357なのだが古くなってるので新しいものに交換するのもいいが、今回は強化版のOPA627BPにしたら音がかなり良くなった。やや低音が強いのもTU-8200, TU-8300には都合が良い。音が張り出してくるがこれもTU-8200, TU-8300には好都合だ。 

もともとはAGI 511は素晴らしい音だったらしいが、中古で買ったAGIは音が伸びきらなかったので、VR交換、電源コンデンサ交換、端子清掃でも改善せずに困っていたのだが、原因はオペアンプにあったようだ。 交換後の高音の伸びは本物になった。

実は元々付いてたLF357を新品のLF357に交換するだけでも効果があるかもしれない(これは後日試します)が、今回のマークレビンソンにも載ってるOPA627はなかなかのモノだった。

このアンプを組み合わせてAltec 600Bを鳴らした限りはかなり満足だった。

TU-8200とTU-8300はAGI 511との相性が抜群なようだ。 もしかしてTU-8500をと思っていたがそれならば中古のAGI 511を買おう。

2015年2月19日木曜日

実はTU-8300Rのトランスを買ってみた

先日TU-8300Rはトランス変えてもあまり期待出来ないのでこのままで使うことにした、と書いたのだが気が変わった。

Altec 600Bを鳴らすためにTU-8300Rをつなげてみたら案外いい音がした。当初のEL34ではダメでEHのKT-88と交換してみたらなかなかなもので、要はTU-8300の高音域に問題があるのだと気づいた。

TU-8300Rは中音重視、高音域は早めのロールオフで全体に聞きやすい音で鳴るアンプだ。 Altec 600Bの高音のアバレを調整するににちょうどいいかと思っていたのだが、もっと高音の出やすいEHのKT-88がうまいこと鳴らしてくれることが分かった。

ならば・・・トランスを交換して高音域の特性を変化させるのは悪くない案、ならばトランスを買えてみるかと思い立った。 いろいろ調べてみるとTOEIの20Wトランスがいい様に思えるが、ここはやはりふつう買わないであろうモノでやらないとおもしろくなかろう、というわけでノグチでもTANGO U808でもなくハモンドの125FSEをDigiKeyで注文した。 センタータップが無いものなのでUL化はできないけどその分安価で、もしうまくいった場合に誰もがしやすい換装手段の1つになると思う。



2個で2万円強、TU-8300Rにはバランスは悪くないと思う。 到着したら早速視聴したい。

2015年2月12日木曜日

DAC電子堂とAltec 600Bが増えた

転居の準備でいろいろ処分しているはずなのに、何故かSPが2組、それも大型のが増えてしまった。


1つめはDAC電子堂の名器、マリーサD7である。AltecのホーンをAIDENのドライバで鳴らすミッドと、ギター用の30cmウーファーのシステムで、去年もオークションで見かけたが躊躇して買わなかったので、今回は是非にも購入した。

音はミッドは強烈だったがウーファーはやや音がかぶってしまい、山本音響のアサダ桜製インシュレータで持ち上げてやっとの感じだ。 

もう1台はAltec 600Bで、これの箱も618B型をオークションで落として組み立てた。実は600Bはずいぶん以前から欲しかったのだがどのくらいの音がするのかわからなかったのでこれも躊躇していたのだが、これで長年の宿題をやるつもりで購入した。

600BのほうはマリーサD7よりももっと鮮烈で、これ1個で他は要らないんじゃないかと思えるくらい素晴らしい音だった。 これをキット屋さんのSV-501SEで鳴らしているのだがなかなかよろし。球はGolden Dragonに限りますなぁ・・・。

昼はマリーサ、夜は600B三昧なのだが、EMIをいつ鳴らしたらいいのかが分からないが、手放すのは惜しいので悩む。

TRV-DAC1.0SEにDACを換えた

しばらくBabyFaceを使っていたが、いろいろ考えるところがあって値段が下がってきたTRIODE TRV-DAC1.0SEを買った。 たぶんモデル末期で値段が下がっていると思うのだが、次期モデルがTRIODEから出るのか出ないのはわからない。単にUSB I/FがXMOSだったのと、真空管バッファが気に入ったのだ。


それで届いたその日に球をいろいろ交換してみて一番合ったGEの6922にしてみた。

音そのものは大変直でだいぶ高音が伸びるようになったのだががBabyFaceの図太い感じは減退したので、それも加味して球交換とケーブル交換で調整したのでおおかた満足している。

たぶんCHORDの例のやつくらいを買わないと劇的に音は変わらないのではないかと思うので、10万円未満でこの程度まで出来たのは大変うれしい。

球を交換して音を調整することが出来るのは性能自体は変わらなくても音色をシステムに合わせられるので、どのDACやCDにも必要ではなかろうか。 実はそういう製品しか買ってないのだが・・・