2024年11月18日月曜日

NASの自作(ハードウエア)

 NASを何台か使っている。最近は価格が高騰しているのでASUSTORのNASを使うことが多いが、Synologyもバックアップ用で外せない。

余っていたWDの8TBが4本あったので古いASUSTORに入れてNASを構築したら、初期化に2日かかって、さらにデータコピーの速度が50MB/s程度しか出ず(1GbEの場合理想的には100MB/s程度で帯域フル)、おまけに速くなったり遅くなったりが激しい。

新しいNASを追加する気も起らないので今回は自作することにした。

ケースはこれ、「KCMconmey 4 + 1ベイDIY NASケース」で12,000円くらいだった。



小型サイズなので中が狭くて、マザーボードの高さの猶予が50mmくらいしかないので、CPU COOLER付のマザーは無理っぽい。それでASUSのCPUオンボードなPRIME N100I-D D4-CSMと、電源にFLEX ATXのEnhanceの350Wを用意してみた。






初めはSilverStoneのSST-FX350-Gを用意したのだが電源背面の電源SWが邪魔してうまく取り付けられなかったのでEnhanceに買いなおした。SilverStoneのは後日何かで使おう。

買ってから気が付いたのだがASUS PRIME N100I-D D4マザーにはSATA HDDコネクタが1個しかないのでHDD 4個は付けられない。4chのSATAインターフェースも必要になった。


RAID用の拡張カードをいろいろ試したみたけどうまく動かせない。TrueNasのForumとかいろいろ調べたところ、複数口のある単なるSATAカードにしてソフトウエアRAIDにすることが障害復旧まだ考えた場合一番良いと書いてあった。いろいろ調べてこれは10Gtek PCIe SATAカード 4chだが、制御チップがASMedia ASM1064のものならOSからは特にドライバ追加しなくても認識されるようだ。

結果はTrueNasでうまく動かせたが負荷をかけてしばらくすると温度上昇がそれなりにあった。箱が小さいので仕方がないけど、置き場所を工夫してHDDに熱負荷をかけないようにしないとすぐに死んでしまう。