今日は楽しいことをしていた。
奥に見えるのがSV-2A3 20TH アニバーサリーモデル、手前のがノーマル版だ。球を交換しながらえ聴き比べて見た。好みのほうを残して一台はヤフオクへ出そうと考えていたが、どちらも一味あってこれがなかなか決められない。
アニバーサリーモデルのほうは高音の伸びが印象的だが音が細い。ノーマル版のほうは明らかに帯域が狭いが、その分音の骨格がしっかりしている。
プリ球のほうで音の傾向が決まるので、アニバーサリーモデルについていたelectro harmonics製の6SN7と、ノーマルモデルについていたRCA製6SN7を交換してみたものの優劣が決められない。
electro harmonicsの6SN7はぱっと聴くと音が眠い。ネットで「ボケボケ」と書かれていたが、じっくり聞くと眠いんじゃなくて柔らかいだけだ。ずいぶんと雰囲気のある音で、温まってくるとちゃんと出るべき音は出てくる。優しい音なので、流しっぱなしにするには良いかもしれない。
RCAの6SN7はずいぶん張りが有ってはっきりした音だ。こっちのほうが好みだろうと昨晩までは思っていたが、昼間にボリュームを上げて聴いてみると奥行き感があまり出ない。それに音に荒さが出る。
Kit LS3だけだと細かいことが分かりにくいので、メインのAnthony Gallo Reference IIIで聴いてみた。このスピーカー、見た目は変だが音は野太くてまとも。10cmのカーボンファイバー製のミッドレンジにスーパーツイータとスーパーウーファーが付く構造で、音が科学的なので比較視聴には適してると思っている。
結局プリ球どちらも不満足。別なのをネットで捜したところMELZ 1578というソビエトの軍用管が最高だと書かれているのを見つけ、ヤフオクで調べたら2本で25,000円! 中古でアンプを買う身にとってはありえない数字だったので、ebayを捜して買ってみた。2本で1万円でした。ウクライナから送ってくるそうですがホントに届くのだろうか・・・
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