EHの300BとGOLDのテストだが、アンプとDACの接続にゴッサムの2111を使っていたため帯域が狭くて、高音が伸び悩んだ結果のダメ判定だったようで、ゴッサムのGAC-4/1に換えて再度音の確認をしたら、それほどダメでも無かったので、以下に訂正したい。
EHの300B GOLDでのSV-501SEの音はさわやかでまあまあだった。誇張感の無い軽めの柔らかい音だ。少し艶もあるし悪くは無いが、もう少し張りがあって低音が太いのが好みだ。 全体に甘さが漂う女性的な音。
EHの300BはGOLDの音とは違って高音はハイ上がりで硬く、中低音は柔らかめで少しモコモコするような歯切れの悪さがあるが、全体の印象は闊達で若い音に聞こえる。 また陰影は出にくくやや軽薄なストレートな表現。 ボーカルはあまり前に出てこない。
常用の曙光のナス球(Shugung 300BS-B)は低音が雄大で音に張りがあって歯切れもいいし、甘さが無いので音がポンポンと出てきてずいぶんいい球だと思う。 確か中国から20,000円くらいで買ったものでそれほど高い球では無い。 これをお勧めしたいが近いうちに入ってくるSvetlana NOS 300Bが280USドルだったのでそれを聞いてからまた感想を書きたいと思っている。 参考までにEH 300B GOLDは170USドルだった。
キット屋さんで売ってるPrime Ver..5とこの曙光のナス球は形状と箱がそっくりだが、メッシュプレートでは無いので兄弟球と思える。 2009年のブログでキット屋さんもこの300BS-Bを限定配布してたらしいので、あえてメッシュタイプをPrimeとして採用したところをみると、メッシュのタイプの方がさらに音が良いのかもしれないと思うと興味深い。
0 件のコメント:
コメントを投稿