ずいぶん前にMATSUO 尾道マツオサウンドのプリアンプを買ったが、いろいろやったのだがイマイチ満足までには至らなくて試行錯誤が続いていた。具体的には高音が丸くなってエネルギーが出ないための高音不足で、Jazzでは音が泣くは泣くのだが歯切れが悪く、音がもさもさしていた。
それで球を松下の12AX7に交換したりケーブル変えてみたが、松尾さんが言ういわゆる「歯切れの良いアメリカンサウンド」からは程遠くて、しばらくSV-722を使ったりCounter Point SA3-1を使ったりしていた。
一昨日、再度いろいろやってみようと思い引っ張り出した。そこで球を当初のJJのECC83Sに戻して聴いてみたらびっくりだった。音が良くなっている。一皮剥けた感じだ。
何故かはいろいろ推測なのだが
1) エージングに時間がかかった きっと3ヶ月くらいはかかるのだ
2) SPはただいまAltec 755eなのだがこういうビンテージ系のが合っている
3) ある程度のVRを上げないと真価が発揮されない
松尾さんはたぶん常用Altec 604で爆音なんだろうな、と想像してみた。
昨日から僕の755eは大変良く歌ってくれている。 マツオサウンドのプリはたった今は最高に良い。 ラッパは泣くし高音も伸びるし元々中低音が厚い。 まさにアナログ的であり音に魂を感じる。デジタル音源の荒れた部分を上手に直して、でも高い解像度、広い音場でよく唄う。
僕のSV-722マッキンはJensenのオイルコンデンサを奢ったもので音は厚めに出て浪花節系のはずなのだが、比べてみると優等生。 SV-722も配線をWEの単線にするとかなり濃く浪花節系にさらになるそうだが、それはやっていない。
ただし現代のスピーカーを相手にする結果は逆転する。 MATSUOはビンテージ相手での音が良くて、サブで使ってるAltecの8インチフルレンジ系については抜群だ。
ちなみにJazzばかりではなく村下孝蔵とかも良い音だった。
オークションでマツオサウンドのプリ、たまに見かけるけどビンテージ系SP鳴らしたいなら「買い」だと思う。 ただし慣らしに時間はかかりますが。
2012年11月19日月曜日
2012年11月17日土曜日
CounterPoint SA-3.1のこと
以前CounterPointのSA-3.1を買って球を6DJ8からRCAの6CG7に交換してゲインを落とした話で、音がめちゃくちゃ良くなったと書いたが訂正しておきたい。
かなり前から気づいていたのだがアンプの音に正気がなくなったのだ。 RCAのクリアトップは他のアンプで聴いてみるとハイ上がりに聴こえた。 音も細めでおとなしかったので、6DJ8に求める太くてメリハリのある音から遠ざかっていた。 ザッツ・ブラシボーだったと思う。
SA 3-1にはフォノ系の2個はは東芝製6DJ8にして真ん中の1個はBugle Boyがちょうどいい。 TFKも試してみたが好みでは無かった。
めでたくSA 3-1はメリハリビシバシのJazz向けプリアンプとして復帰できた。 帯域はあまり広くないけど密度が高く、元気で、濃くて、音が前に出てくる良いプリだと思う。
かなり前から気づいていたのだがアンプの音に正気がなくなったのだ。 RCAのクリアトップは他のアンプで聴いてみるとハイ上がりに聴こえた。 音も細めでおとなしかったので、6DJ8に求める太くてメリハリのある音から遠ざかっていた。 ザッツ・ブラシボーだったと思う。
SA 3-1にはフォノ系の2個はは東芝製6DJ8にして真ん中の1個はBugle Boyがちょうどいい。 TFKも試してみたが好みでは無かった。
めでたくSA 3-1はメリハリビシバシのJazz向けプリアンプとして復帰できた。 帯域はあまり広くないけど密度が高く、元気で、濃くて、音が前に出てくる良いプリだと思う。
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