知る人ぞ知る長谷川工房のV-85プリアンプ2台目を手に入れた。100万円のプリアンプに匹敵するという人もあるがそこまでは無いと思う。しかし気に入って使ってるので予備が欲しかった。
もともとあった1台は一部修理はしたがほぼノーマル状態、今回買ったのはもともとコンデンサなどがグレードアップしてあった。
音出ししてみてオリジナルは透明感があって音が素直、今回の改造版は透明感減退、ドンシャリで音が粗かった。 調べてみるとオレンジドロップが使ってあったのでこれが悪さをしていると思った。
オレンジドロップは音が粗い。ドンシャリで帯域も狭く、いろいろ試したがよほどじゃないと相性が良くない。 しかしなぜか不思議とATM-300はオレンジドロップなのだ。
今回は全カップリングコンデンサをDynamiCapへ交換することにした。
音出し最初でひずみ感は無くなったがややもごもごした感じだった。200時間程度のエージングが要るということで、今日で3日目なので約60時間経った。あと140時間要るようなのだが、ここにきてかなりまともになってきた。
音が力強くて濃くいが、帯域は狭くも広くもない。自然な音の範疇にあると思う。 CounterPointのマイク氏推薦のコンデンサだそうだが、悪くない。
唯一の問題は630V耐圧の種類が少なく、400V品で使える範囲でしか使えなさそうなこと。どうしても630Vでという場合は、今のところDEL RITMOかオブリゲートくらいしか思いつかない。
0 件のコメント:
コメントを投稿