409 Specialがうまく鳴らないのはアンプがいけないのだ。そう思って300Bのシングルアンプを用意した。どうせならWestern Electricの300Bがいいだろう、と思ったので、ヒノ・オーディオHK-300BS(WE300仕様)の中古品を買った。
ずっと聴いてましたよ。一週間夜も昼もね。でもいろいろ不満が残ったわけで、せめてもの救いはボサノバやギターソロなんかは合ってました。でも今井美樹は悲しくなるくらい音がカーカーしてた。
次のアンプを買うか、409を諦めるかなどと考え始めていたわけ。音のエジソン、嘘つきだね。
最後に元の組み合わせのOCTAVE V40SEに戻してみた。あれ・・・耳が慣れたせいもあって、これいいかも。問題だった高音も出るしカーカーしなくなった。いいじゃん、特に古めの音源はすごくいい。GalloのRefernce IIIと比べても帯域が狭い代わりに中域の音は実に味が有って、こういうのも有りだと思えてきた。音のエジソン嘘つかなかったな・・・・
今はエルトンジョンを聴いているけど、結構イケてます。バンザーイ。
しかしここで大きな発見をした。それは今まで以上にV40SEの音が良いことを再認識したとともに、自分に取っての良いSP選びの基準みたいなものが崩れ、実は味わいというものの方が大変大事だと知った。世の中には平面バッフルに古いユニット付けて鳴らしている人も結構いるのだが、気持ちの一端がわかった気がした。
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