2011年4月8日金曜日

サンバレーSV-501SE やっと完成

TU-8300は安定している。音は特に尖った所も無く今のところキット屋さんのKit LS3と組み合わされていて別な場所で無難に仕事をこなしているが、実のところこの組み合わせではもう少し高音が抑えられた方がいいというか、もうちょっと音が太くなってくれたほうがいい。たぶんKit LS3の高音が強いからだろう。

それが解消できないかと思い少し前に購入したSV-501SEが未完成のまま放置してあった。それで今回の409との組み合わせはヒノ・オーディオのHK-300BS(WE300仕様)を購入した。放置してあったのは完成間際の調整で抵抗から煙が出たからだ。中学生のころからやってるはんだ付けには自信があったし配線ミスも考えられないのに・・・それなのに煙がでたのだ。それでメゲていた。


しかし放置され座布団の上に裏返しにされたままのSV-501SEのまわりにいろんなものが集まって部屋が汚くなってきたし、嫁から布団を干すのに部屋を横切れないという暗黙のクレームも感じていたので、実は先週末に再度完成に挑戦した。

抵抗器を新しいのに交換して念入りに配線チェックし、半田も一部抑え直して、再度電源を入れた。結局は同じように抵抗器から煙が出た。それも試験のために電源を入れた時は何にも起こらず、電源SW切った瞬間にでるのは前回と同じだった。

やや暗い気持ちで取り説をもう一度読み直したら、テストでは真空管を挿さない無負荷状態なので電源SWを切ったとき、抵抗器表面の塗料が熱で燃えて煙が出ることが有るが「気にするな」と書いてあった。 ならば最初から抵抗器を2Wから5Wくらいのものに替えておいてよね。

音出しをして思った、「キット屋さんの音作りはうまいな」。初段の6MB8は音が太い。EHの300Bはやや細いはずだがアンプ全体としては音はドンシャリで柔らかい。小型SPを上手に鳴らすに違いない。TU-8300と交換してKit LS3と組ませてみたいと思った。

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