2011年11月6日日曜日

オーディオ機器について

僕の管球アンプ歴はまだ2年くらいだ。 それまではずっとトランジスタアンプにこだわっていた。 最初に買ったのはTRIO KA-9300という左右トロイダルトランスのプリメインでその後SUNSUIのα907MOS Limitedというのを使っていた。 SPはYAMAHA NS-1000Mで、今思えばまったく装置が生かされていなかったな。 オーディオ雑誌に翻弄され続けてたことから逃れる事ができたのは最近のことだ。

最近は球アンプしか興味がなくなった。 それにオーディオケーブルもカナレ、ベルデン、モガミとゴッサムのものを適当な数だけ持っていて、取っ替え引っ替えして音を合わせていくのだ。 雑誌にはケーブル単体でいいの悪いの評価があるが、あれは信用しない方がいい。 組み合わせる環境で全然違うから、複数種持ってて組み合わせてみるしかなかろう。 それであまり高額なケーブルは買わない。

最近OCTAVEのV40SEのドライバ球をEL34からKT-88に変えた。 今までEL34の高音の透明感が気に入っていたのだが、V40の低音が緩い感じがしていた。 KT-88にすると音に馬力が出て低音の量感が増すが緩くはならない。 特に硬めの音がする球~SEC、 エレハモなどがいい感じだ
。 それでV40SEは完全復活、SEDのKT-88が素晴らしい音に蘇らせた。 EHのKT-88も手配してあるので試してみたいが、本当にV40SEはいいアンプだ。





そういえばエレハモの評価が変わった。パワー管についてはすこぶるいい感じがしている。 先日の300Bといい、最近買ったEL34といい音に張りがあって伸びやかだ。 プリ球に感じる甘味さがないのだ。 EHのEL34を買ったときについでにTUNG-SOLと復刻青箱MullardのEL34も買った。 どれもMatched Quadで$100-$150くらいで安価だった。 

届いてみてしげしげと眺めて見たがどれも同じものに見える。 構造が一緒だからだ。 しかし不思議な事に出てくる音が違って、EHのが一番いい。 TUNG-SOLはおとなしめ、Mullardは艶っぽいのだ。 

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