ずっと更新してませんですいません。その間何もやって無かったのではなくて、いろいろやって過ぎて忙しかっただけで、至って精力的にいろいろしてました。
プリアンプをSA 3-1以降もいろいろ買った話は次回に回すとして、キット屋さんのKit/LS3 SEを買ったので感想を書いてみたい。
このキットは組み立て式とは名ばかりでネットワークボードをネジ止めして線を繋げればそれで終わりだ。きっと公正取引委員会の不当廉売に引っかからないための措置なのではなかろうか。 何せ今回のはユニットがRogers純正のそれと同じ、ネットワークもたぶん同じ、箱は違うだろうが近いものとなると方や30万円で売ってるものを5万円で売ったのと同じわけで、とってもお買い得な雰囲気がするのだが、音はどうだったか?
60th記念のRogersと同じと言われても、そのものを持っていないので去年販売されたKit LS3(2011年型と呼ぶことにする)との比較をしてみた。 エージングは3日くらいしてみた後の感想なので今後も変化する可能性は十分ある。 まず音がさっぱりしている。 2011年型では低音が多めで箱鳴りが気にやや気になるような音を出したのだが、2012年型はそれは無い。 量感が減ったかというと減ったのだが、バランスが良いのでこれはこれで有りだと思う。 中音が良いのは変わらないのだが2012年版の方が音が洗練されている。 ユニットがまったく異なるからであろう。 いろいろ聴いてみて万能型であることも分かった。 しかし色気みたいなものは減ったと思う。
2011年型は良くも悪くもLS3みたいで、しかしLS3じゃなくて音に雑味があるのも特徴だった。 2012年版はより洗練されて雑味が減った分モニターライクなのだ。F特はあまり広いようにも思えないので「ほどほどのモニターSP」になったと言うべきか。
オリジナルのLS3/5a 15オーム品は大変濃い音なので、2012年版はよけいあっさりに聴こえてしまう。 では良くないSPかというとそうではなくて、この価格で良くやってると思うのだが、やはり別物だ。 良くも悪くもこれが現代のLS3/5aの音なんだろう。
500セットくらい用意しても売れたと思うが、どうでしょ、大橋さん(笑)
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