2015年4月28日火曜日

キット屋 JB-320LM カップリングコンデンサ交換再挑戦

オリジナルのカップリグコンデンサでのJB-320LMの音は大変良い。 最初にDEL RITMOという最悪の組み合わせで始めてしまったためアンプそのものの音に疑問だったが、今は完全に払しょくされていて、コストパフォーマンス抜群のアンプだと思えるようになった。



注文してあったJanzenのコンデンサが届いてしまったので換えようか換えまいか迷ったのだが、そこは換えないと済まない性分、コンデンサ交換に臨むべき、再度アンプの裏蓋を開けて基板を外してから気が付いた。

     Jantzenは大きすぎだ。

取り付けられないことは無いが、不細工になるだろう。迷った挙句、せっかく買ったJantzenはあきらめて、何かビンテージ品でもと思ったのだが、手元に0.2μが無い。仕方ないのビンテージでないが手持ちのAudio Capを付けてみた。


好みの音としてはオリジナルコンデンサの方だ。 オリジナルのもの音が野太く、豪快感があってJazz向き、少しざらつくのは好みの音なので良い方向に評価される要素だ。

AudioCapは以前のテストで好評価ではあるのだが、やや高音が出すぎる。豪快感は後退、ひずみ感は激減したため上品になったが、これは好みの方向ではない。 粗野で豪快な方が好きだ。

TU-8200にAudioCapを載せていて、先日ASCに交換して思ったのだが、ASC比でだいぶ高音が出ることはわかっていた。 面白いことにJB-320LMにAudioCapを載せるとTU-8200に音に似てきたような気がする。

ただAudioCapも難なところがあって、やや作られた音がすること、高音が刺さりはしないが旧いJazzを聴くには出すぎ感があること、音色的に豪快さはあるがドンシャリ的な部分から来ている感があること、などがある。 解像感は結構高いが、旧いJazzでは裏目になることがある。

今のところオリジナルのコンデンサの音色のほうが合ってるいるかな、せっかく再度交換したにも関わらず、また交換の余地が残ってしまったようだ。


Janzenならどうだっただろうという思いはよぎったが、このように大きすぎたのでやはり取り付けなくて正解だったと思う。

やっぱり僕にはASCしかないのだろうか? ASCの音は中音最重視、音色は好み、高音は自然で誇張したところがないのだが、ラッパはちゃんと泣いてくれる。 アンプによっては高音が足らないのだがまとまりが良く、軽快な音がする。 JBのオリジナルコンデンサの持つ豪快感が戻り、ザラザラ感が戻り、軽快感が高まる、交換した場合そんな予感がするが、もう少し慣らしてみてから考えたい。


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