2015年7月8日水曜日

小型アンプと小型スピーカー

先日Lowther PM6が入ったSPを入手したのだが、あれ以来調子が悪い。 というか今までの音に関する意識はなんだったんだろうかと思うようになった。

Lowtherを聞くと何を聞いても音が遅く感じる。大好きなAltec 600Bをしても粗さが目立つし、Altec 403を聞いてもざらついた音に思えてしまう。

組み合わせるアンプの良し悪しも簡単にさらけ出してしまうので、今のところMACTONE以外は全滅になった。これでATM-300あたりを買えればもっと良くなるのか?などと思ってしまう。

突き刺さる高音も慣れてしまえばこれはこれで問題ないように思え、ある程度年齢が過ぎた自分のとっては高音の周波数特性が落ちていることもあいまってちょうどよいのか?

サブシステムとしてTU-8200をP-610MBの組み合わせまたはダック電子堂SPとの組み合わせで慣らしているが、今更ながら高音が足らない気がする。 ダック電子堂の6V6アンプの場合だったら、高音が突き刺さるのでちょうど良いかもしれない。

そもそもなのだがある程度の音量で鳴らす場合と、小さい音量で鳴らすのではぜんぜん印象が変わるので、小音量でしか鳴らせない環境ならば、ダック電子堂の狙いが正しいのだと思う。

個人的に好きなメーカーとしてMACTONE(昔の)とダック電子堂があるのだが、どちらも強烈で個性的な音で独自の世界観を持っている。 最近のMACTONEはおとなしくなったと聞いて、先代がなくなって息子さんが継いでから間違った方向に行ってしまったような気がしている。ガレージメーカーの場合、確固たる主張があったほうがいいし、それが汎用的であってはならないような気がする。

ダック電子堂は息子さんの代になってもあいも変わらず奇天烈な商品を出していて大変おもしろく思っている。こういう独自性のある会社は好きな人たちだけのニッチ名世界で一流であればいいのではないだろうか。大変面白い。

0 件のコメント:

コメントを投稿