結局オリジナルに戻した。悔しいけどこれが一番良かった。
実はEROにもしてみたけど、低音が増えすぎてうまくいかなかった。このアンプはもともと高音も低音も出るので、EROみたいなドンシャリ系コンデンサは合わない。ASCなら行けるかもしれないがたぶん高音が勝ってしまうだろうから試さなかった。
で、今はオリジナルのコンデンサが付いていて無改造状態でいい感じで鳴っている。
いままでのまとめを書くと、
DEL RITMO ・・・ 高音が尖る、低音が出すぎて音が重くなる
ASC ・・・ TU-8200/8300に付けた感じから高音過多になるだろう。音質は好み。
AudioCap ・・・ DEL RITMO類似。 高音の尖りがやや少ない程度。解像度高い。
ERO ・・・ 高音も低音も出る。癖は無いので小型のアンプの高低音増強に最適。
オリジナルはASCを少し低音よりにバランスしたような音で、最もバランスが良い。
この状態でも個人的には低音がかぶり気味なくらい出るので、プリの球をいろいろ変えて低音を軽めにして対処するために、V-85の初段の12AU7をMullardからRCAのクリアトップに交換した。
さて、JB-320LMの音質評価だが、低域から高域まできっちり音が出るため我が家では「現代の音がするアンプ」とされている。以前AIR TIGHTのアンプを持っていたのだが、それに似ている。 同じように色気は少ない方だ。
重めの低音が出る。高音も伸びる。やや煌びやかな音でAltecの8inchフルレンジともよく合う。
調整済のV-85との組み合わせはやや低音過多のため、AGI 511と組み合わせて大変満足のいくものでありました。
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