2016年8月26日金曜日

Raspberry pi 3でVolumioでTRV-DAC1.0SE

オーディオは小型化している。特に常用アンプはいずれもシングルになった。
SPもLowtherか755Aがほぼ90%、ボリューム上げない環境なので反応が速い方が音がよい。

手のひらサイズのコンピューターはいろいろあるが、一番有名なのが今ならRaspberry pi 3であろう。 特に他の手のひらサイズと比べて優位かどうか微妙だが、速度は一番速くて値段も5,000円くらいだ。 

pi3

教育用で広まったardinoもあるけどこちらは制御用途に適していて、Raspberry Piは小さなパソコンとしての機能がいろいろ搭載されている。

音楽再生用の手のひらコンピューターの場合、処理が重いためにRaspberry Piを使うことになる。

最初にJRiverのMediaCenterを入れてみた。MediaCenterは僕がWindowsで常用しているソフトウエアで音もなかなか良い。

1

入れ方は以下の通りだ。

http://yabb.jriver.com/interact/index.php/topic,106027.0.html

小一時間くらいでたちがるようになったが、Raspberry Pi 3でも重たくて実用にはちょっと無理かなという感じだった。 それでいろいろ探していてVolumioというパッケージを見つけた。

VolumioはOSとしてRaspberianを使っているようだが、音楽再生用に最適化してあり、OSと音楽ソフトが一体になっている。


















日本語表示もできて便利、速度も遅いが何とか使える水準だが、USB DAC/DDCとの接続性が悪い。手持ちで試して動いているのはXMOS搭載のTRIODE TRV-DAC1.0SEだけ、BabyFaceはもとよりHiFace Evoが認識されない。

それでXMOSで使ってみた音の感じはWindows10/Jriverに比べるとやや閉塞的、ややニュアンス不足、真空管アンプなのにトランジスタのような音になった。

もしかすると重量のある立派な筐体にいれると改善するかもしれ無い。

Widows/Jriverにすぐにとって代わるのは無理そうだが、基板型のDACをRaspberryに載せて一体型にする方が全体の仕掛けが小さくなっていいだろう。

それでI2Cインターフェースでつながって、親子基板のように搭載できるDACの中で、フランスのAudiophonics社のI-Sabre V3というものを1万円くらいで注文した。音が期待通りだったらうれしい。

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