new western elec さんのサイトでB4-DACというのがすごく良いと書かれていたのが気になった。今度はRaspberry PiではなくBeagleboneというCPU基板で、BlackとGreenがあってあと二か月くらいでBlack Wifiというのが出てくるようだ。
僕は音楽再生には基本的にWifiを使わないので今回はGreenというお安いのを買った。ネットではBlackよりGreenの方が音が良いと書かれていたが、回路が少ない分有利かもしれない。
B4-DACはPCM5102A DACチップを極限まで使いこなしてみた風な記述を見たのでがぜん興味がわいた。 他にOSコン満載系の部品追加や光接続用のコネクタつけたりしたのだが、はんだごての先が細くないと作業できず、かといって細いと熱量が足らず、結局15Wのやや細めのもので作業したので隣のチップ部品とハンダブリッジして困った。 で完成したのがこれ。
裏はこんな感じ。
それでBeagle Bone Greenに載せてコネクタつけたのがこれ。
ケースはまだないが、今回はφ4のスペーサーが使えたので当座の足にしておいた。
OSはBotic7というI2Sドライバが組み込まれたLinuxパッケージ?を使ってみた。コンパクトなため音が良いとされているDebianベースのLinuxのようだ。
今回はBotic7にmpdとWebインターフェースであるympdが含まれていたので比較的簡単に操作ができた。ympdのSettingメニューの意味がしばらく分からなくて苦労したが127.0.0.1のまま放置で問題はなかった。
それよりBoteic4を最初入れたときにLAN上に見つからず、NetEnumで探してもそれらしいものが無くて(名乗らないので)見つけるのに手間取ってしまった。それでGbEのHUBはダメなのか、それとも16GB SDHCカードがダメでOSが上がってないのか、いろいろやって時間がとられた。
結局GbE HUBでも問題なく、32GB程度のSDHCカードまで使えることが分かった。
それと最初の起動でS2ボタンを押して電源入れないと内蔵のLinuxが上がってくるとあったのだが、ではBoticで上がった場合、次回からどうなるのか心配だったが、ちゃんとBoticで上がってきた。
Botic4からBotic7へ上げる方法はnew western elecさんのページにあったので参考にした。巷ではBotic5の方が音が良いとあったが、僕は最新の7でとりあえず進めてみることにした。
ympdが機能が少なくて使いにくかったのでGMPCというクライアントベースのコントロールソフトを入れた。WindowsとLinux Mintの両方に入れたのだが、Windows版の方が遥かに高速動作だった。
これは良かった。Volumioでの再生では画面の行数が少なすぎてまどろっこしかった。 それとGMPCの機能が大変豊富で、アーティスト別とか曲名で探すなどの機能は遊べそうだ。
しかし一番の問題は曲のデータベースを作る際に結構歯抜けになってしまい、たとえば松任谷由実のVoygerは4曲しかないように見える。再構築させてもダメなので何かコツのようなものがありそうだ。
さて音の方だが、大変安定感がある音だった。まだカン高い部分が残ってるがエージングで消えるかと思う。 他のラズパイDACでいうとNabeさんのDACに音が近い気がする。OSから違っているので一概には比較的ないが、今のところ音は大変フラットだ。
Volumioでの操作よりもGMPCでの操作が気に入ったのでしばらくはこっちを使うことにした。