好きなRuneAudioが大復活しました。
https://www.runeaudio.com/forum/runeaudio-r-e4-t7084.html
ここにPi 4のバイナリがありました。
開発が止まっていて徐々に他のMusic Playerに見劣りしていくのが惜しいパッケージでしたので、復活は大変喜ばしいことです。
ここ最近はPi3にSymphonic-MPD載せたものと、BBBにArch-Botic載せたものの二本立てを愛用しておりました。GUIは簡素ですがPi3で再生できる音としてはかなり上級ですので、これはこれで勧められるものです。
新しいVolumioもMoodeAudioもGUIは便利なのですが音質面の劣勢が否めなく、プログラムの肥大化による動作の緩慢なことも気に入りませんでした。
そこへ朗報、RuneAudioの復活です。RT系のカーネルではなかったのですがでてくる音楽性に共感が持てる音でしたので、今度のものはどんなになってるか、Pi4でどのような変化があるかが楽しみで早速導入してみました。
こんな画面になりました。以前のバージョンを踏襲しつつすっきりとしています。
たかじんさんのDAC、SB32+Pro DOPをPi4に載せて鳴らしてみましたらすごく良いです、この組み合わせ。なのでじっくり聞いてみました。
3時間くらいこれとSymphonic-MPD(Pi3+SabreBerry32)との聞き比べをしました。
RuneAudio (Pi4 + SB32Pro、電源はAC Adactor 3A)については、 元気がよくて切り込みもいいです。表現がはっきりしていて雑味なく音がきれいです。解像感もかなりあって、ベータ版としてはいい出来と思います。今後はもっと良くなることを期待しつつ、とりあえず75点としました。音場の広さがいまいちでした。
同条件でのSymphonic-MPD(Pi3+SabreBerry32, DC Arrow電源分離)はさすがに良いです。こっちの方が大人の音でした。「音の粒子が細かい」印象です。音場も広く、切り込みはほどほどですが分離がいいです。たくさんの音を連れてやってきますので音数が多い印象です。トリオのJazzなどの場合は3人しか演奏していませんのでRuneとの差は付きにくいです。とりあえず85点としたいところですが、家ではape形式の音源が再生できなかったので5点引いて80点としました。
どちらも単独で聴いたら満足するレベルだと思います。
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