2020年9月19日土曜日

TOPPING D90 MQA 登場

実はその後、さらに調子に乗ってToppingのD90 MQAバージョンも手に入れていました。

買おうかどうか迷っていて、今じゃなくてもいいとか、直に新しいモデルが出るかもとか、いろいろ考えていたときにHifiGoさんでセールが始まりまして、勢いでポチッたわけです。

E-30との差異はあまりないかもしれないと考えていました。それほどE-30が満足できる水準だったからです。もちろん僅差でD10sもありまして、これ以上望んでも価格の割には音質向上は大したことないかもしれないし・・・ などです。


そしてD90がE-30, D10sと比較してどのくらいレベル差があるのか確かめることにしました。それまでのエージングは1種間程度です。

音の傾向はE-30の延長でした。DACが同じ旭化成なので当然でしょう。D10sのESSとは違いました。D90は思ったより音は繊細でちょっと力弱いのかしらと思ったのですがそういうのとは違っていました。パンチはありませんがあくまで正確に描写しようとしているようです。低音はより深く沈みました。音場感はあまり変わりません。

E-30やD10sと最も違う点は解像感と腰の据わった音でした。ええ、純粋に出てくる楽器が多いのです。今まで聞こえなかった鈴の音やらハイハットのこすれ音がD90では聞こえるようになりました。そのため音がさっぱりとした傾向に聞こえることがあります。泥や汚れ、さらに贅肉が落ちたような感じです。それに全体の安定感が高くてこれは音量を絞っても差はわかるほどです。これは電源回路の差が効いてるのだと思います。

さっそくD10sはD90接続してるPCが楽曲データを更新してる間のバックアップ用にまわることになりました。E-30は外されてしました・・。多分別な場所で使うことになりそうです。

それでもD90の音が100とした場合、E-30は90でD10sは88ポイントくらいでしょうか。これだけの差なのですが、その少しの差が我慢が出来ないのがオーディオなんでしょうね。D90のコストは4倍くらいですからCPはD10sやE-30に比べて当然悪いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿