SV-501SEの大雑把な音では巷の評判と違うと思い、プリ球にTelefunken ECL-82を奢ってみた。 音はしゃっきりして立ったが、やや細身になったので300Bも曙光のナス球に替えた。
だいぶ緩味さが消えて大人の音になった気がする。 SV-501SEは固定バイアスだから良い。 ナス球はバイアス電流が流れすぎる傾向があるので、自己バイアスのアンプの場合には球に負担がかかる気がするので嫌だ。
音は全体に緊張感が上がった。Telefunkenに引っ張られて好みの方向になったと思う。 至って低音の量感などは満足できるが、透明感はもう少し欲しい。 音のタッチの力強さもまだ足らない。 しかし音が前に出てくる傾向は強くって、各楽器が主張してくるのはなかなかのものだ。 音の質でHK-300BSには及ばないが、サブシステムを担うにはいい感じだ。 LS3/5Aと組み合わせて聴いてみたい。
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