2011年8月9日火曜日

M2Tech Hiface VS. Audiophilleo 2

先日のテストでPCのUSBから直接DAC(Audi-gd FUN)へ接続してみて音がイマイチだったので、ちゃんとDDCを購入してPC - DDC - DACという接続にして並みのCDプレーヤーに負けないようにしたかった。

サブシステムで使ってるATOMプロセッサのXPマシンではAudiophilleoがちゃんと動かない。 foobar2000ではASIO出力、ASIO4ALL経由でならせば鳴るし音も悪くないのだが、ASIOドライバが用意されていないのにASIO4ALL経由なんてなんとなく嫌な気がする。

やっぱりXP用にはちゃんとドライバが用意されてるHifaceを入手しないとだめなようだ。 後日サブシステムへ持って行くのだが今日はメインシステムでSONYのVAIO(Core2Duo Win-VISTA)を使ってHifaceとAudiophilleoの比較を行ってみた。

まずはHifaceを使うためにドライバをインストールしておく。 そしてUSB経由~同軸ケーブルにはゴッサムのを買っておいた。 これをAudio-gd FUN Version Aに接続して音を出してみる。


foobar2000からドライバダイレクトに出してみた音はなかなか良い。低音がやや軽く全体にすっきりした感じだ。なるほどこの価格なら満足度も高いだろう。 前回USB経由で直接PCとFUNを繋げてみたときの音はぼやけていて低音が強かった。 今回は鮮明だが低音が軽い。ずいぶん違うものだがやっとCDプレーヤーには負けなくて済みそうだ。

次にAudiophilleo 2を繋げてみる。 このDDCは最新の非同期USBをサポートしていて、低ジッタが売りだ。 XPの場合はどうやってもUSBサウンドデバイスとしか認識できなかったが、VISTAの場合はちゃんと機器名で認識する。ダウンロードしたドライバはインストールしてもしなくてもいい。


PCから付属のUSBケーブルで繋げるのだがDDCとDACはこのように直接繋げることができるため音質的にも有利だ。 はたして出てきた音は・・・ すばらしかった。 Hifaceとの差は低音の量感と重さだ。ずいぶん良い音だ。このDDCはHifaceの2万円に対して倍以上するが、こっちの方が満足度は高いと思う。 VISTAやWIN7で使うなら当然こっちをお勧めしたい。

2 件のコメント:

  1. はじめまして

    とても興味深い比較だと思います

    DDCで有名なのはHIfaceとAudiophilleoかと思います

    私は現在HIfaceを利用しているので興味津々

    そこでお聞きしたいんですけど

    HIfaceはパソコンに直接挿し同軸デジタルケーブを利用する

    Audiophilleoはアンプに直接挿しUSBケーブルを利用する

    このDDCの機器の差もありますけどケーブルにおいての差はどれほどなんでしょうか

    劣化が多いのはどちらのケーブルになるんでしょうか?

    ジッタが大きいのはどちらんでしょうか?

    また エージング後の感想はどう変わったでしょうか?

    オーディオに興味を持ってまだ8ヶ月の素人なので

    質問が陳腐かもしれませんけど

    わかる範囲で教えていただけたら嬉しく思います

    よろしくお願いします^^

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  2. 線の比較、USBが長い方が悪いか同軸が長い方がわるいか、については
    いろんな人たちが実験して、同軸が長い方が悪い、という結論に至ったと
    書いてあったのを見たことがあります。

    それについては理屈にかなうものだと思いましたので、私のHifaceも
    同軸は短めに、それとゴッサム製のケーブルを使っています。

    しかしHifaceとAudiophillioでは出てくる音の傾向そのものが
    違いまして、前者はすっきり系、後者は重厚系です。 どちらが
    音がいいかは、最近ではどっちも好みの問題かもしれないと
    思うようになりました。 低ジッタにするのが理想とされていますが
    Hifaceはドライバベース、後者は非同期USBハードウエアベースで
    それを実現しています。

    ケーブルによる差についてはあまり突き詰めたことがありません。
    あれだけ高いケーブルが売られているので違うことは違うのだと
    思いますが、コストパフォーマンスから考えてて無駄に見える部分も
    あって、これはスピーカーケーブルにも言えますが、 比較的
    安価なものを数種類持っていて、交換して一番いいのを
    使うようにしています。 ただ同軸は比較せずにゴッサムで
    最初から決めていましたのは、RCAケーブル等で一番フラット感が
    あったのがゴッサムだったからです。 

    RCAケーブルは通常モガミ、ベルデン、ゴッサムなどを複数種用意して
    機器構成に合わせてとっかえひっかえ聴き比べて選んでいますが
    各々数千円と安価ですのでできる技です。 高いの買うと種類を
    用意できませんのでこれができません。

    単一で音の良し悪しは無くて、あくまで好みで選んで良いと思います。
    それと低音が出にくいシステムであれば低音が出るケーブルを、
    高音がきついシステムであれば高音が柔らかいケーブルを持ってきて
    調整するのは当たり前ですが、世の評論家サンどもは単一のケーブルを
    持ってきて、これをつければ一番みたいなことを言います。 
    それで食っていかないといけない人たちなので、きっとそうやって
    方を持ってメーカーさんと仲良くやらないといけない事情があると
    思いますが、使う人の事情に合ってない話が多いと思います。

    個人的にはケーブルと球は音の調整用にあるのだと思っていますので
    もしいろいろ買ってというのが大変だったら、とりあえず
    ゴッサムで始めればいいのではないかと。 安いですし。

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