2011年10月18日火曜日

6CG7 RCA Clear Topに変えてみた

CounterpointのSA-3.1のゲインが高すぎてメインアンプの方でも結構ボリュームを絞らないといけないので、ライン用の6DJ8を6CG7に変えて10dBくらいのゲイン減をしてみることにした。

AltaVistaのサイトでMikeがお勧めのRCA製クリアトップをebayで手に入れた。 来るまでの時間にヤフオクで買った東芝製のものに交換してあったので、ゲインの点では改善していたのだが、どのくらい音がよくなるのか楽しみだった。 



交換して音は良くなった。 高解像でハイスピード、の方向で良くなった。 なるほどこれがMikeの音かと思ったが、案外気に入ったのでしばらくはこのままで使おうと考えている。 しかし実は6DJ8の頃の方が音は良かったのではなかろうか、とも思っている。

メインアンプはヒノの300Bシングルと、マックトンのMA-34(EL34 PP)、それに最近買ったマックトンのMH-34(EL34 PP)だ。 何でまたマックトンの同じようなものを買ったか? それはMA-34は音はすごく良いのだが発熱が半端無いから。 もしMH-34の音が同品質で温度条件の方は改善してるならこっちでいいかもと思ったから。 初段球が6N1Pでなく12AU7になってるのも球のバリエーションが期待できる。 

2011年10月7日金曜日

Fujifilm X10出ました

何かこそこそやってると思ったら、こんなの作ってたんだね。 フジひいきの僕としては買いたくなってしまうじゃないの。 



先のX100の2/3センサー版、持ち運びを考えたらこっちだね。 GRDigital IVも出たし、そろそろどうしようか考えてたのでいいかもしれない。 しかしDP1&2と同じくらいのサイズになりそうなのでちょっと大きいかも。 暗所は強そうなのでそこは所有してるカメラたちよりもずっとアドバンテージだと思う。

2011年10月2日日曜日

Counterpoint SA-3.1 ゲインの問題

このプリアンプ、音は気に入ったのだがゲインが高すぎてボリュームをちょっと回すとスピーカーから出る音がでかくて困った。 パワーアンプのボリュームをかなり絞らないと使えないのが大きな問題だ。

ネットを調べてみたら同様の問題に困ってる人も多く、アンプの設計者であるマイケル自身のアドバイスでは、ボリュームに並列に抵抗器を入れる方法と、球を6DJ8から6CG7に交換する方法が示されているようだ。 念のためAltavistaAudioのホームページで事の委細を見てみたら、球交換できるのはLine用の6DJ8であって、他の2つのフォノ用の6DJ8はノイズ過多で交換できないと書いてあった。 しかも交換する6CG7はRCAのClear Topが一番いいと書いてあったので、さっきebayで買っておいた。 2個で6,000円くらいだ。 音が気に入らないかもしれないのでヤフオクで東芝球も買った。

このような苦労をしても良い音を出してくれているのでやむをえないと思った。

プリアンプを買いました

まず、これまでのアンプの試聴感想について書いた内容に、誤った情報を発信した部分があるので、そのことをお知らせすることから始めたい。

プリアンプの導入はとにかく大事件だった。 そうです、今までプリは持っておらずパッシブ・プリと言われる切り替え器と高性能ボリュームで構成されるものを使って試聴をしていた。 その方がダイレクトにアンプの音が聞けるとか何とか言われるのに惑わされていた。

「プリアンプ無しでパワーアンプの評価は出来ない」

キット屋さんのブログにプリアンプは必須と書いてあったのに、これを軽く見てましたね。本物のプリアンプは全然違っていたし、過去に試聴評価してダメ出しをしたパワーアンプに濡れ衣を着せて罪人にしてしまった感じがしている


今回はヤフオクで2台買った。写真にあるカウンターポイントのSA-3.1とAGI 511だ。 ちょっと聞いてみた感じではどちらも良い音なのだが、カウンターポイントの方が熱く、AGIの方が伸びが良いようだ。 詳しく聴かないと何とも言えないのでAGIは後日詳しく書く予定。

このSA-3.1は無改造だったので、まるでR32 GT-Rの無改造車を見つけた様な気分になった(もっともGT-Rのほうはまずあり得ないのだが)。 球はすべて6DJ8でなじみ深いものだ。 2本がフォノで1本がライン用なのだが、フォノはソネッティアのセドレーを持っているのでたぶん使わないだろうからライン球だけをいろいろ交換してみた。

もともとSA-3.1は音が熱く、1音1音しっかり出るのでどの球を選んでもそこそこよく歌うのだが、結果的にはBugle Boyと東芝が残った。 本当はそろそろSIEMENSのCCaの出番だろうと思っていたのだが付けた結果はフラットでおとなしめのクラッシック向け優等サウンドになったので却下した。 いろいろ聴いて最終的に東芝6DJ8にしたのだが、最近は東芝の出番が多いのでストックを増やしておいた。

SA-3.1を接続して変わったことは以下の通り。

* 音に抑揚とニュアンスが付加された
* 伸びやかさが増した
* 歌手の発音が聞き取りやすくなった
* 音楽が音楽として鳴るようになった(今までは音が鳴っていた感じ)

パッシブ・プリの時は音が点と点として鳴っていて、そこを直線で結ぶような感じになっていた。 プリアンプを通すと、その点と点を自由曲線で結ぶように、実は直線ではなくてその線は微妙に曲がっていたりカールしていたりしてることがわかるようになった。 音の分解が細かくなったような感じであるのだがうまい表現が見当たらない。 とにかく全部が良くなって大変ショックを受けている。

もっと早く買っておけばよかった。