先日発注したJanzenのコンデンサが到着するまでの間、いろいろ音の調整をしている。
初段の6C6はマツダの音が硬くてニュアンスが不足しがちだったのでもともと付いていたRCAに戻した。低音の量感が減ってすっきり感がでたのでこちらの方がいい感じだ。
次段はEL34にしているのだが全体のリッチ感を増させるために旧TESLAのEL34に変えてみた。TESLAのは単品で使った感想では音が濃くて響きが良い、大変リッチな音だ。松下の清楚感、エレハモの元気感、Svetrana Winged-Cの誠実感、それぞれいろんな音の特徴を持つのだが、単体ではTESLAが一番良い。
JB-320LMにTESLAを載せた感じは予想通りのリッチ感倍増だったが低音がだいぶ重くなってつらい。300Bの組み合わせで逃げられるかやってみたが、エレハモは黒金ともに音が中抜けでかつ高音に金属音が付いてしまいかなり悪い。特に金のものは低音がかぶってきて最悪だった。
Golden Dragonはなかなかだったが高音の金属音はかなり残るので、桂光の300Bにして高音を下げ気味にしてみたらだいぶ改善したが音が団子になった。
仕方ないので300B桂光のままEL34を松下にしてすっきり系に振ることでバランスを取ったのだが、高音の金属音だけは解消しない。
手持ちの球が尽きてきてここでJJのEL34あたりを試したいところだが持っていないため、この線をあきらめて初段を310Aに変えることで変化を試してみることにした。
実はWE310Aを持っていないため、ロシア製の互換球で試すことにした。この球は310Aの中でも元気が良い傾向があって、これがどう出るかがわからななかったのだが、つけてみたら案外まとまりが良くて、今のところRCAの6C6よりも音がフラットになって全体に悪いところが減り改善が見られた。 高音の金属音は6C6が原因だったようだ。あとはコンデンサに期待したいところだ。
JB-310LMは元々初段310Aで音を決めていて、6C6も使えるようにしたのかと思うに至った。
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