古のV-85というプリアンプを使っている。カウンターポイントやAGIもいいが、このアンプは音場が広く音が素直なので結構好きだ。
半年くらい前に右CHからザ~というノイズが出て対処ができずに修理に出したことがある。有名なアンプ修理工房だったが結果としてははっきりとした原因は不明、真空管ソケットを1個交換したら改善したとのこと、特性を測った結果が付いてきて修理費が35,000円もかかったので、ならば自分で交換しようと思い立った。
ソケットは以前買った金メッキの中国製、半田付けはうまい方なのでやってもらったものよりもかっこよく半田付けも完成した。使用ハンダは今回は和光テクニカルの銀入りにしたがいつもはアルメットのKS-9を使っている。
ついでに基板上の電解コンデンサも交換した。音出ししてみてノイズはきれいに消え去って以前よりクリアな音が出てきたので気を良くして47μx2のブロックコンデンサ4個についても交換することにして発注した。
この手のアンプは自分でいろいろ交換できて楽しい。旧いアンプを直して使うというより、手におえる範囲でいろいろ改善できるのが楽しいわけだ。
電解コンデンサ系は経年変化が大きいところなので無条件に交換すればいいのだが、真ん中あたりの橙色のカップリングコンデンサ~松下のものの交換については換えることで音色が変わるのでやや注意が要る。 改悪というケースもあるので、EROが届いてからTU-8300でいろいろ試してから何に載せ替えるかを決めたいと思っている。
ネットで見た時のこの松下のコンデンサの評価はまずまずなのでかなり交換で改善するためのハードルは高いと思うが、まさかの場合のASCがあるので少なくともそれ以上になるに違いない。
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