2016年10月23日日曜日

msBerry DACはクラッシック向きか

Nabeさん作のmsBerry DACを買った。DACチップはPCM5122で電源周りのフィルタ処理がかなり厳重になっている。最初はハイ上がりで大変だったが2週間くらい使った今はなかなかよろし。やや低音が軽めであっさりしているが音に淀みがない。メイドインジャパンな香りがするDACだ。

専用ケースなどは用意されていないのでヤフオクで汎用のケースを買って取り付けた。本来はハードディスクを抱いて単体で音楽再生ができるためのケースなのだが、ちょうどいい高さのスペーサーが無かったので今はハードディスクは付けられない。


msBerry DACはHifiBerry Pro Plus互換に設計されているので、VolumioでもRuneAudioでも使いやすい。僕は再生環境の問題で音量調整機能を使うので再生ソフトでハードウエアボリュームがコントロールできないと辛くなる。ソフトウエアボリュームではだいぶ音質が落ちてしまうからだ。



ちなみに音楽再生ソフトはVolumioを使っている、使うことにしたのだ。先日のテストで音源リストの作成がうまくいかず端折ってしまうと書いたが、再構築すれば音源リストを落とさない。
それに最近バージョンが上がってここでも2016.10.15版を使っている。

このDACの音だが高音の伸びと清廉さが良い。音の表情がしっとり目なのはDACチップの音質からくるものだが、他のPCM5122搭載DACとは透明感が違うのだ。全体に中庸で癖が無い音であるので何でも聞けるが、個人的に熱い音が好きなのでこのあたりでもうちょっと感がある。

実は一番の問題は出力端子だ。ステレオミニジャックになっているためにケーブルの交換が遊べないのと、僕はケーブルをゴッサムGAC-4/1で統一しているので、1本新調するはめになった。1本しかないのでケーブル遊びができないでいるのはやや欲求不満、本来ケーブルでも音の調節ができるので全体にもう少し音が太くなるように調節したいのだ。

全体の再生音の傾向はクラッシックや女性POPSなどに合うと思う。声が特に前に出てくることもなく、弦が美しい。


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