2016年12月15日木曜日

MoOde 3.1とDACまとめ

今日の時点でのまとめをしてみた。

MoOde 3.1は今のところ音質面ではVolumioやRuneAudioを凌ぐ最強のプレイヤーで、BBBのBotic7に追いついたと考えていい。ただしBotic7の方はMPDが古くて日本語が化けるので工夫を要するのが難点で、総合75点くらいに留まる。誰にでも勧められるものでは無い。

MoOde 3.1で試したDACは3種類、msBerryDAC, I-Sabre V3, SabreBerry32である。

msBerryの場合、ドライバは標準のHiFiBerry Pro Plus、低音がやや薄いがその分伸びがあってきつくならない中高音が光る。標準ドライバで設定に難は無く評価点は85点。

I-Sabre V3は情報がフランス語で取りにくい。せめて英語にしてほしかった。MoOdeの場合このDAC用にドライバが最初から入っていて楽だった。出力調整用のハードを持たないためソフトウエアボリュームなるのが難点。評価点は85点。

音はSabre ES9023の美音。msBerryのようにPCM5122で頑張ってるわけではなく、もともとDACチップが美音なのだ。アナログ回路は凝っていないが電源は頑張って、+6Vを供給して内部で安定化したうえでDACとラズパイに分けて供給している。音はやや温かみがあって緩さがある。素のES9023の高解像ビシバシ系なところが弱まって野太く優しい面があるのは音楽的と言っていいのか?

Sabreberry32はSaberの良さ、アナログ回路のパーツの良さがハイファイ的、高解像ビシバシ系の音質だ。追加回路のハードウエアVRが使えるように頑張ってドライバも独自に用意している点も評価できる。LCD表示の解説もありがたかった。 音質はハイファイ的には95点であるが、長時間で聴き疲れがするのでその分引いて90点としておいた。

長く聴いてるにはmsBerryが(低音でないけど)自分にとっては一番いい。

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